近年、年齢を問わず非常に多くの人がライブ配信アプリで視聴や配信を楽しんでいます。
大抵の人は何の問題もなく安全に利用していますが、まれにトラブルや危険に巻き込まれる人がいるというのも現実です。
この記事では、ライブ配信アプリを利用することにはどのような危険性があるのか、またそれを回避するためにどんな点に注意したらよいのかについて解説していきます。
記事の後半では、比較的安全性が高いとされているアプリもいくつかご紹介します。
※この記事にはアフィリエイト広告によるプロモーションが含まれています。
サービス名 | ふわっち | Pococha | Spoon |
ダウンロード数 | 2億 | 255万 | 1500万 |
ラジオ配信 | あり | なし | あり |
ゲーム配信 | あり | なし | あり |
アーカイブ機能 | あり | あり | あり |
応援機能 | あり | あり | あり |
その他機能 | 飲酒、喫煙配信、 スター配信 | 遅延が少なく高画質 | ユーザーリクエスト・寝落ちタイマー |
公式サイト | \ここからダウンロード/ https://whowatch.tv/ | \ここからダウンロード/ https://www.pococha.com | \ここからダウンロード/ https://www.spooncast.net/jp |
ライブ配信を安全に、また安心して利用するためにぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
どんな危険性があるか
ライブ配信アプリは、だれでも気軽に無料で利用できるという点が人気で年々利用者は増えています。
ライブ配信を視聴したり配信することにはたくさんのメリットがありますが、ある程度の危険性も潜んでいますので、十分注意して利用することが大切です。
ここからライブ配信アプリを配信することにはどんな危険性があるのか、3つの点をご紹介していきます。
- 個人情報がもれる
- 視聴者とのトラブル
- 運営や事務所とのトラブル
だれでも遭遇する可能性があるこれらの危険について、ひとつずつ詳しく解説していきますのでぜひしっかり確認しておきましょう。
個人情報がもれる
ライブ配信で考えられる一つ目のリスクは、個人情報の漏えいでしょう。
他のアプリやSNSを利用する際にも気をつけているという人は多いですが、ライブ配信の場合リアルタイムで不特定多数に向けて配信されるため特に注意が必要です。
個人情報の中には、本名や住所、職業だけでなく家族構成や出身校、電話番号、メールアドレスなどさまざまな情報が含まれます。
どこまで公開するかは人それぞれですが、ライブ配信はだれがどのような目的で視聴しているか分かりませんし個人的に録画して保存している視聴者もいるかも知れません。
残念ながら知り得た個人情報を悪用したり、拡散するような人も存在します。
あらかじめ録画した動画の配信であれば見返して確認してから配信できますが、リアルタイムの生配信の場合、一度個人情報がもれると取り返しのつかないことになる可能性もあります。
視聴者とのトラブル
自分の配信を視聴者が見に来てくれるととても嬉しいものです。
常識のある分別をわきまえた視聴者が大半を占めますが、なかには迷惑行為や規定違反行為を繰り返す視聴者も存在します。
またコメントで配信者や他の視聴者を批判したり誹謗中傷にまで発展するケースもあります。
ベテランの配信者になると上手にかわしたり対処する方法を会得しているかも知れませんが、初心者の場合とても困惑しますし不安を感じるかも知れません。
さらにライブ配信は配信者と視聴者の距離感が近いため、視聴者の応援の度合いが過熱してストーカーのような行為に走る可能性もあります。
自分を応援してくれるのは嬉しいですし視聴者を大切にしたいとはいえ、熱心な視聴者の言動がエスカレートしてくると、どう対応したらよいか戸惑うでしょう。
運営や事務所とのトラブル
ライブ配信をするために選んだアプリや所属した事務所によっては、トラブルが発生することもあります。
視聴者から贈ってもらったはずの投げ銭がきちんと反映されなかったり、換金の申請を出しても受理されず報酬が受け取れないなど、収益に関するトラブルがいくらか報告されています。
お小遣い程度であれ本業としてであれ、ライブ配信によって収益を上げられるはずなのに正当に受け取れないと配信のモチベーションは下がりますし、実際生活が困るという人もいるでしょう。
収益に関してでなく何らかの報告や相談のために運営側や事務所に連絡をしても、返答がない、放置されたままという問題が起きることもあります。
運営や事務所が信頼できるものでないなら配信を続けるのは不安ですし、ストレスや問題の種になりかねません。
利用するうえでの注意点
ここまで、ライブ配信アプリの利用によって生じ得る危険性について解説してきました。
ではできるだけ危険を避けるためにどのような対策を取ればよいのでしょうか?
ここからリスクを避けて安全に配信を楽しむための注意点をご紹介していきます。
以下の3つのポイントについて具体的に詳しく解説しますので、ぜひ配信を始める前にしっかり確認し対策を講じましょう
- 個人情報に関する発言や背景に気をつける
- 視聴者との接し方や発言に注意する
- アプリや事務所をよく調べて選ぶ
個人情報に関する発言や背景に気をつける
まず配信中に自分や家族、友だちの情報をうっかり発言しないよう十分注意しましょう。
直接言わないとしても、個人の特定につながりかねないヒントになるような情報にも気をつけてください。
自宅周辺の情報や出身校の情報について発言してしまい、住んでいる地域を特定されるケースもあります。
また顔出し配信の場合は画面の背景に映るものにも気を付ける必要があります。
窓からの風景や室内の写真など、どんなところから情報を拾われるか分かりません。
意外と見落としがちなのが、配信の切り忘れです。
配信を終了したつもりがそのまま配信され続け、自分の意図していない映像や音声が流れてしまうという事態になりかねません。
配信後はきちんと終了できているか必ず確認するようにしてください。
さらにスマホの位置情報をオフにしておく、配信中に流れる地域のアナウンス等にも注意するなどの対策も有効です。
視聴者との接し方や発言に注意する
視聴者の一人一人を大切にしたいものですが、特定の視聴者が何度も不適切なコメントや行為を繰り返す場合、ためらわずブロック機能や報告機能を利用しましょう。
大きなトラブルになる前に必要な処置を取ることが大切です。
また配信者自身も差別的なことや批判的なことなど、視聴者の怒りを引き起こしたり神経を逆なでして炎上しかねない発言に気をつけてください。
さらに自分の視聴者が増えるのはとても嬉しいものですが、熱心な視聴者がストーカーまがいの行為に走らないように、感謝や気遣いを示しつつも適度な距離感を保ちましょう。
一方的に恋愛感情を持たれたり勘違いされないために、そのような人への発言や態度には
細心の注意が必要かもしれません。
このように視聴者に対する話し方や接し方の点で、相手を不快にさせたり逆に恋愛感情をあおったりしないよう十分な注意が必要です。
アプリや事務所をよく調べて選ぶ
ライブ配信を始める前にまず利用するアプリについてよく調べましょう。
事務所に所属する場合も同様です。
その点すでに利用している人たちの口コミや評判はとても参考になります。
どのアプリでもネガティブな内容の口コミは一定数あるものですが、同じ内容についての不満や苦情があまりにも多いようであれば注意が必要かも知れません。
また、利用を検討する際にぜひ以下のような点もチェックしておきましょう。
- アプリのユーザー数
- 運営会社の詳細
- 遅延が少なく高画質か
- 収益に関する規定が明確か
- 監視体制
- 事務所の所属配信者数
いずれも多くの人の信頼を得ているか、実績があるかを知るための指標となるポイントです。
いくらか手間がかかるとはいえ、ライブ配信は安心・安全のうちに利用するのが大前提ですのでぜひ時間をかけてしっかり選んでください。
おすすめできる安全なライブ配信アプリ
ここからリスクが少なく安全と評判の、おすすめできるライブ配信アプリをご紹介していきます。
以下の4つのアプリについて、概要や安全ポイントを含め解説していきます。
- Pococha
- 17Live
- BIGOLIVE
- ふわっち
ぜひ安全性や特徴を検討し、自分に合うアプリを見つけて利用してみてください。
Pococha
運営会社 | 株式会社ディー・エヌ・エー |
設立 | 1999年3月4日 |
ユーザー数 | 255万人 |
機能 | アーカイブ機能 |
特徴 | 穏やかなゆるい雰囲気で若い世代が多い。 |
公式サイト | https://www.pococha.com/ja-jp |
Pocochaとは大手企業であるDeNAが運営しているアプリです。
DeNAは数多くの芸能人やアイドルが活躍しているライブ配信アプリ「SHOWROOM」も運営していますし、良く知られているという安心感があります。
Pocochaでは所属している配信者のためにセミナーやサポートを多数おこなっており、信頼できる頼もしいライブ配信アプリといえます。
またPocochaの機能はシンプルなので初心者でも使いやすく、配信するのが全く初めてという人でも安心です。
視聴者を増やすのに有効な「ファミリー機能」もあり、視聴者とより近い距離でコミュニケーションが楽しめます。
Pocochaの別のメリットは配信するだけで配信時間に応じた報酬がもらえる「時給報酬」で、頑張ってコツコツ配信さえすればある程度の収益が得られるというのは嬉しい仕組みといえるでしょう。
さらに24時間体制で配信を見守るカスタマーサポート体制が整っているので、誰でも安心して配信できます。
17Live
運営会社 | 17LIVE株式会社 |
設立 | 2017年06月 |
ユーザー数 | 5000万人 |
機能 | ラジオ、ゲーム、アーカイブ |
特徴 | 若い女性ユーザーが多め。 有名人も配信している。 |
公式サイト | https://jp.17.live/ |
17Liveは台湾でサービスを開始したライブ配信アプリで、全世界で5000万以上の人が利用しています。
17Liveの運営は、ユーザーを第一にした運営を目指していますので特に安全面では万全な対策を取っているのが安心のポイントです。
常時数十名のスタッフが24時間体制でライブ配信を監視しており、規定違反行為やトラブルに迅速に対処してくれます。
17Liveでおこなわれている配信は一般的な雑談や歌に加えて、ゲーム配信や楽しい企画ものなどバラエティ豊かですので自分に合う配信カテゴリを見つけられるでしょう。
また17Liveには複数人で配信ができる機能もあり視聴者に飽きさせない配信ができますし、ひとりで配信するより話題が尽きなくて安心という人にもおすすめです。
BIGOLIVE
運営会社 | BIGO TECHNOLOGY PTE. LTD. |
設立 | 2014年1月 |
ユーザー数 | 4億人 |
機能 | ラジオ、ゲーム |
特徴 | 日本人より海外ユーザーの方が多い。 |
公式サイト | https://www.bigo.tv/ja/ |
BIGOLIVEは世界150カ国あまりの4億人もの人が利用する国際色豊かなアプリです。
それだけ膨大な数のユーザーがいるということは安全性が高い証でもあり、実際運営側の監視体制もしっかりしています。
BIGOLIVEの登録はとても簡単ですが、個人情報はしっかり保護されていますし電話番号の入力も必要ありません。
BIGOLIVEは顔出ししてのライブ配信が主流ですが、顔出ししないラジオ配信もおこなわれていますので自分の都合や好みに合わせて選べます。
また他のアプリと比べて配信機能やカテゴリがとても豊富で、ゲーム配信や最大9人までのコミュニティを作り一緒に配信を楽しむことができるマルチゲスト配信なども楽しめます。
さらに配信者同士で投げ銭の多さを競い合うゲームのようなPK配信も利用可能です。
国内外の視聴者と安全に交流を深めながら配信を楽しみたいという人には、BIGOLIVEがおすすめです。
ふわっち
運営会社 | 株式会社A Inc. |
設立 | 2015年 |
ユーザー数 | 20万人 |
機能 | ラジオ、ゲーム、コラボ、アーカイブ |
特徴 | 高めで幅広い世代に人気。 配信中の飲酒・喫煙が可能。 |
公式サイト | https://whowatch.tv/ |
ふわっちは株式会社A Inc.という信頼できる会社により運営されており、20代〜40代幅広い年齢層のユーザーが利用しています。
ふわっちは配信中に飲酒や喫煙が許可されているため、自宅で友達と話しているような雰囲気でリラックスしながら配信が楽しめるという特徴があります。
通常の顔を出すライブ配信に加えて声のみでおこなうラジオ配信も可能で、顔出しして配信することで身バレや顔バレの不安や抵抗がある人にもおすすめのアプリです。
またゆるい雑談をしながら配信している人が多く、ユーザー全体も穏やかな雰囲気ですので気軽に雑談を楽しみながら安心して配信できるでしょう。
さらにふわっちには過去の配信を保存できるアーカイブ機能もありますので、自分の配信を逃さずに視聴してもらえます。
視聴者から獲得した投げ銭だけでなく、配信のランキングなどによって運営側から報酬がもらえるシステムもあり、ふわっちは初心者にも比較的稼ぎやすいアプリといえます。
まとめ
この記事ではライブ配信にともなう危険性について詳しく解説してきました。
配信をおこなうことには、個人情報が洩れる、視聴者や運営側とのトラブルなど何らかの危険が生じる可能性があります。
しかし配信中の自分の発言や配信画面に細心の注意を払うようにしたり、利用するアプリを慎重に選ぶなどの対策によりかなり安全性を高めることができます。
できるだけ危険を避けて安全に配信を楽しむために、ぜひ可能な対策は講じておきましょう。
この記事で紹介したおすすめのアプリ以外にも、多くの配信者が安全に利用しているアプリはいくつもありますのでぜひ自分に合う信頼できるアプリを見つけて配信を楽しんでください。