2021/06/17

よねんめのK:青春再放送

おはようございます!
人生なんていくつで何を始めたってかまわないけれど、ひよこ鑑別師(初生雛鑑別師)の資格を取れるのは満25歳まで。
まず初生雛鑑別師養成所の入所試験に合格する必要があることを考えるともう難しいのではと気づいて、時の流れというものに切なくなっている方のKです。

 

なぜそんなに性別にこだわるのか、そろそろひよこ界にもジェンダーレスの時代が来ても良い頃では?等と常々疑問に感じていたのですが、
早い段階で食用の卵を産むメスと鶏肉になるオスを鑑別して、与えるエサとかを変えるためだそうです。
思ったより世知辛い理由だったぜ。

 

 

その昔、田舎の曾祖母の家では鶏をたくさん飼っていて、鶏小屋の扉を開けて庭をお散歩させるのが日課だったようです。
たまに遊びに行った日にはだいたい庭で遊んでいたのですが、曾祖母が扉を開けに来ると一目散にその場から逃げ去って裏の畑に避難しておりました。

 

鶏って飛んでくるから怖いんだよなー。

 

そして「こっちは飛ばないだけマシだなあ」と思いながら野生のイノシシの檻(隣の家のおじさんが仕掛けた罠に引っかかっていたところを捕らえたそうな)を眺めていたことを思い出します。

 

今思い返せばどう考えたってイノシシの方が恐ろしいですね。なんかめちゃくちゃタックルとかしてたし。

 

もしそのとき何かの拍子に檻のカギが外れていたら、きっと今私はここにいないでしょう(英訳せよ)

 

 

『動物のお医者さん』に、ヒヨちゃんと名付けられたひよこが凶暴な鶏へと成長を遂げ、名前とビジュアルがひどくアンバランスになってしまったみたいな話がありましたが
僭越ながらかなり自らに近く読ませていただいた記憶がございます。

 

他にも『有閑倶楽部』や『ハチミツとクローバー』をバイブルとして育った小~中学生時代。

 

高校、大学ではこういった破天荒なイベントの数々や自分探しの旅なんかを経験して大人になるもんだとばかり思って生きてきたのに、
いつのまにかいわゆる青春と呼べる時代は全て修了してしまっていることに気づいたわけです。

 

本当に?単位っていうか出席数足りてた?

 

 

学生のお話で言うと、小説『砂漠』(伊坂幸太郎)もお気に入りです。
大学生の物語なので、受験期などに読むと大学生活へのモチベーションが高ま

 

るかどうかは人それぞれかと思いますが、入学したらとんでもない友達いっぱい作るぞ☆楽しみだな☆みたいな気持ちにはなれます。
春・夏・秋・冬の4つのストーリーが繋がりながらどんどん展開されていき、読みやすくておすすめなので是非手に取ってみてください。

 

しかし当時はあんなに大人に見えた登場人物たちがもう全員年下なのかと思うと、何とも言えない気持ちになります。

 

 

今になって読み返すことで、自身の青春時代を思い返すことができるというのも漫画や小説、映画の素敵なところですよね。

 

なお私は物語に登場する ホストとのボウリング対決、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決などについては
いずれも経験することなく大学を卒業しました。

 

ボウリングには行ったかな。2回ぐらい。

 

 

こちらは私が日本で一番おいしいと思っているケーキたち。
早稲田大学喜久井町キャンパスほど近く、早稲田駅から徒歩1分(走れば改札から30秒)の喫茶店で食べることができます。

 

ここで文庫本を読みながらゆっくり過ごしていると、早稲田の学生だったあの頃…というない記憶がよみがえってくる不思議。



とりあえず何らかの事情でひよこを飼えることになった暁には、「ひよこ」を意味する日本語である「ひよこ」という名前をつけようと考えています。楽しみですね。