2021/05/07

月がきれいですね

みんな、写真撮ってますか?
この度、運営部からFA(※1)してから、おそらくプロフィール課での日々を半年くらい過ごしたであろう、フォト太郎です。

 

僕は伊集院光さんを心の師匠と仰ぎ(※2)、休みの日に「伊集院光とらじおと」を聞いていたら、その日のゲストが大塚ひかりさん(日本の古典エッセイスト)だった時の話。

 

「『〇親』だったり『パ〇ハラ』というのは、そういう言葉がなかったというだけで、その事象が無かったわけではない。むしろ、こういう言葉が出来たことによって事象が減っている」

など面白い内容が盛り沢山(※3)!

 

中でも僕が一番興味があったのは、

 

「和歌はもっと限られた文字数の中で想いを伝えていた」
「今でいう、Twitterで文字制限あるみたいな感じですね」

 

みたいな話(ちょっと話の内容をしっかり覚えてなかったので、実際とは異なることがございます)。

 

現代ですと、「Twitterって文字制限があって伝えたいことがうまく伝えられないよ!」なんて方もござりましょうが、和歌ではもっと少ない文字数で恋心等を表現していたんですよねぇ。
そう考えると、昔の人の表現力、マジで神!(※4)。

 

『想い』って無駄にダラダラと長く伝えればいいってものじゃないんですよねぇ。
「あの人さ、やたらと自分の昔の話するけど、ほどんどこっちの心に響かないじゃん?ホント、無駄に長いんだよね」なんて人もいますからね(※5)。

 

そうそう、『想い』で思い出しました!
先日、スーパームーンだか何だかの日に、
「これはチャンスだ!」
と、ある人に月の写真を撮って送ったんですよ、『月がきれいですね。』という言葉とともに。

 

「どんな返事が返ってくるかなぁ」
なんてドキドキしながら待っていたら普通に、
『そうですねぇーーーー!!今日はとってもきれいです』
と、あっさり返ってきました。

 

「おいおい!この人は夏目漱石の『月がきれいですね』の話をしらないのかよ!(※6)いったいこの想いを、このトキメキをどう伝えればいいんだよ!…全く、困った子猫ちゃんだよƪ(˘ ˘)ʃ」
なんて考えていたら…、

 

え?

 

無駄にダラダラと長い?


 

…それじゃ、See you!


Photo by phototaro



 

(※1)FA…フリーエージェント制度。簡単に言うと、今所属していたところから、別のところにいける感じ。詳しくは自分で調べてください(笑)
(※2)…ご本人の許可は得てません
(※3)…感想は個人的なものです
(※4)…無駄に若者ぶっているから言葉のチョイスが古い
(※5)…実在する人物とは一切関係ありません
(※6)…夏目さんが『I love you』を『月がきれいですね』と訳させた的な話。詳しくは自分で調べてくださいpartⅡ