小さくて大きい幸せ

芸能の一端を担う弊社でもこの自粛期間、
部署によって一部、在宅ワークを取り入れております。
もちろんかつての日常にはほど遠く、
それぞれがそれぞれの場所で「今できること」に取り組んでいるわけです。

 

 

かくいう私も出社8割減の「基本、在宅」組なのですが、
先日1週間ぶりに出社してきました。

 

必要な日用品の買い物や散歩等で外出することはあったものの、
電車に乗ることも大勢の人に触れ合う街に出るのも1週間ぶりで、
久しく経験したことのない緊張感がありました。

 

 

 

それでも在勤時間は最低限に！

 

ということで、出社前に多めに歩くことにしました。
まずは最寄駅からその先まで2駅歩くこと、30分。
現場をはしごすることもあれば歩くことのある距離です。

 

それこそ出産前などは週3回1時間歩いていたし、
今でもたまに長距離歩いたりするほどには、歩くことが苦になりません。

 

 

空を眺めたり

 

 

街中のステキな家や看板を眺めたり

 

 

線路脇に咲いている花に目を留めたり

 

 

電車からいつも気になっていた公園を抜けたり

 

 

たった30分の時間がたくさんの刺激と癒しになりました。
デザインが勉強になるなと感じることもたくさんありました。
産休・育休で自分の時間をたっぷり持つことがあったときにも
同じような感覚だったことを思い出しました。

 

幸いなことに今すぐどうこうとなる状況じゃないからこそ言える
きれいごとかもしれませんが、
これも未来の自分がより自分らしく生きるため・仕事をするために、
決して無駄なことではないんじゃないかなと確信をして
心地よい疲労感で駅のホームに立ちました。

 

この状況がいつまで続くかなんてネガティブなことを考えたらキリがないけれど、
今だからこそできること、
自分にしかできないこと、
そして自分がこの先のためにやりたいことを見失わず、
ぶれずに確実に毎日を大切に紡いでいきたいと思います。

 

 

所属する舞台制作部ではtwitter上で新たな企画も始め、
この機会に多くの所属タレントの才能と知り合いたいと考えています。
これも「今、自分ができること」の１つとして、誠実に取り組みます。

（舞台制作部twitter→@stage_TA）

 

 

 

どうか、みなさんとみなさんの大切な人が無事で、
そして一刻も早く終息が訪れますように。