2023/04/10

名古屋校より:幻想と書いてイリュージョンと読むだ!

春になると変な人が現れると云うが、自分のことではないと・・・ないよね?
年がら年中、厨二病に感染している名古屋校のY・Mです。

 

本日のお題「幻想と書いてイリュージョンと読むんだ!」
これ、漫画の世界のセリフではよくある「ルビ(ふりがな)」ですよね。

 

一般的なイメージでは、漫画やゲーム、ライトノベルなどから始まったっと思われがちですが・・・。
夏目漱石さまが始めましたという噂を知ってる方は少ないのではないでしょうか?

 

いや、夏目漱石さまが厨二病だったとか、まぁまだ夏目漱石にあって話したことはないので何とも言えませんが、
「厨二病」という言葉は平成になってからできた言葉なので、当時は・・・何て呼ぶんだろう?

 

夏目漱石さま逸話は多々あり、「I love you」を「月がきれいですね」と訳せば伝わるっと授業中に生徒に教えたとかなんとか。
文豪って、すごいというか変というか・・・。
「幻想と書いてイリュージョンと読むんだ!」というのも夏目漱石ならありうる!っと思ってしまします。

 

どうしてこんなフリガナが出来るのかというと、日本の言葉の成り立ちのせいらしいです。

 

元々、日本語は話し言葉が先行して文字が存在しておらず、中国から漢字が入ってきて、
漢文から始まり、送り仮名や、話し言葉に漢字を当て字していった言葉文化なので、
「当て字」をする世界でも珍しい国らしいです。

 

「イリュージョン」と海外から入って来た言葉に「幻想」という漢字を「当て字」しちゃったんですね。

 

こんな不思議で楽しい日本語ですが、少子化の影響で母国語として使用している人口が減り続けているそうです。
レッスンに参加している皆さんが日本語の面白さを世界に広げてください。

 

ちなみに、当て字を勝手に作ってくれるアプリは大量にありますので、皆様お試しあれ!