Tの観察日記～青春ってすごく密なので～

こんにちは。キャスティングチームのTです。

 

道端に落ちているセミに驚く季節になってきましたね。
先日も朝会社に向かって歩いていると、急に下から音が聞こえてきてびっくりしてしまいました。

 

そんな季節ということは、夏の全国高校野球選手権、通称夏の甲子園も終わりを迎えたということですね。
今年は圧倒的な優勝候補と言われていた大阪桐蔭高校に注目が集まっていましたが、その大阪桐蔭を破った下関国際高校と決勝で戦い、8対1で勝った仙台育英高校が優勝をつかみました。

仙台育英の初優勝だけではなく、ついに深紅の大優勝旗が白河の関を超えたことも話題になっています。

 

東北地方と言えば優秀なピッチャーを数多く輩出しており、ダルビッシュ有投手や菊池雄星投手、大谷翔平選手といったメジャーリーガーや、佐々木朗希投手、最近だと吉田輝星投手など、錚々たる面々が東北地方で高校野球人生を送っていましたね。

 

仙台育英高校も良いピッチャーがたくさんいる印象で、今大会も5人の140キロ越のピッチャーが話題となりましたが、数年前から仙台育英高校を甲子園で観るときには絶対的エースというよりは、複数投手の継投で勝ち上がって行っていたように思います。

 

今大会ではそのピッチャー陣をリードしていたのが2年生キャッチャーというのもすごいですね。
特徴の異なるエース級ピッチャーを5人もリードして勝ち上がっていくのは並大抵ではないはずです。
しかも攻撃でも打線の中軸を任されることもある等、来年も期待大の選手ではないでしょうか。

 

 

そしてここからが本題ですが、私の好きな高校野球マンガをご紹介いたします。
ひぐちアサ先生原作の「おおきく振りかぶって」です。

 

弱気なピッチャー三橋廉が埼玉の県立高校に入学し、新設された野球部の仲間とともに全国制覇を目指していくストーリーとなっています。
とてもじっくりと物語が進んでいるため、いつの間にか主人公たちよりも10歳以上年上になってしまいましたが、高校野球の様々なシーンを丁寧に描いている本作を読むと遥か昔の青春時代を思い出せるような気がしなくもありません。

 

本作の特徴として、試合のシーンを1球ごとに描いている点があり、バッターとピッチャー、キャッチャーとの駆け引きや心理戦をここまで描いているマンガは少ないのではないでしょうか。
「おおきく振りかぶって」を読んでからは野球を見る目が変わったように私は思います。

 

ちょうど9月に久々の新刊が発売されるようですし、皆様もぜひ今後の高校野球観戦に備えて読んでみてください。
私は先日新刊が発売されたと勘違いして2冊目の35巻を購入してしまいました。
欲しい方はお声掛けください。

 

それでは～⚾