赤ちゃんの成長のなかでも「お座り」は大きなステップです。
寝転んでいた姿勢から自分で身体を支えて座ることができるようになると、視界が広がり、手を使った遊びやコミュニケーションの幅もぐっと広がります。
しかし、「いつからお座りできるの?」「お座りの練習をしても大丈夫?」と気になる保護者も多いでしょう。
この記事では、赤ちゃんがお座りできるようになる時期や前兆、練習がだめと言われる理由、安全にサポートするポイントなどを分かりやすく解説します。
赤ちゃんのお座りはいつ?

赤ちゃんがお座りできるようになる時期は、生後6〜8ヶ月頃が目安です。
こども家庭庁の「令和5年乳幼児身体発育調査」によると、この時期から自分で身体を支えて座れるようになる赤ちゃんが増え、9ヶ月以上10ヶ月未満の赤ちゃんの90%以上が1人でお座りできるようになるという結果が出ています。
ただし、発達のスピードには個人差があり、早い子もいればゆっくりな子もいるため、焦らず赤ちゃんのペースに合わせて見守ることが大切です。
無理に座らせようとせず、自然な発達をサポートする姿勢を心がけましょう。
赤ちゃんがお座りをする前兆

赤ちゃんはお座りをする前に、身体を支えるための筋力やバランス感覚を少しずつ養っていきます。寝返りやずりばいなどの動きはその前段階としてとても大切です。
これらのサインが見られるようになったら、お座りが近付いている証拠かもしれません。
寝返りをする
赤ちゃんが寝返りをしはじめるのは、お座りへの第一歩です。
自分の身体をコントロールして向きを変えることで、腹筋や背筋、首の筋肉が発達します。
これらの筋力は、身体をしっかり支えて座るために欠かせません。
また、寝返りを通じて視界が広がり、手足の動きも活発になります。
ずりばいをする
ずりばいは、赤ちゃんがお腹を床に付けたまま前進する動きです。この動作によって全身の運動機能がバランス良く発達します。
特に体幹を使うため、上半身を支える力が強くなり、お座りの安定感にもつながるでしょう。
また、自分の意思で動けるようになることで、赤ちゃんの探求心や好奇心もぐんと伸びていきます。
ただし、赤ちゃんによってはずりばいより先にお座りができるようになる子もいます。
床に座らせたときに身体を支えようとする
お座りの前兆として、床に座らせたときに赤ちゃん自身が両手を前についてバランスを取ろうとする様子が見られます。
これは手で身体を支えながら姿勢を保つ練習をしている状態です。
このとき、背筋や腹筋の発達が進み、徐々に手のサポートがなくても座れるようになっていきます。
無理に長時間座らせず、赤ちゃんの様子を見ながら短時間ずつ試していくと良いでしょう。
赤ちゃんのお座り練習がだめと言われる理由

保護者のなかには、お座り練習がだめと聞いたことがある方もいるかもしれません。
ここでは、お座り練習が「だめ」と言われる主な理由を解説します。
身体に負担がかかる
お座りは、赤ちゃんの腰まわりや背中の筋肉がしっかり発達してから自然にできるようになる動作です。
筋力がまだ十分でないうちに無理に座らせると、身体を支えようと背中やお腹、腰の筋肉に過度な負担がかかります。
その結果、筋肉の痛みを引き起こす可能性もあります。
特に長時間の練習や補助具の多用は、赤ちゃんの身体に無理をさせることになりかねません。
赤ちゃんの意欲を阻害する
お座りを無理に練習させると、赤ちゃん自身が「動けない」「思うように身体を動かせない」と感じ、ストレスをためてしまうことがあります。
その結果、周囲への興味や探究心が低下し、意欲的に動こうとする気持ちが失われるかもしれません。
赤ちゃんは自分のペースで身体を動かしながら、成功体験を重ねて成長していくものです。
焦らず、寝返りやずりばいなどの動きを見守りながら、自然にお座りができるようになる環境を整えてあげましょう。
バランス感覚が育ちにくくなる
赤ちゃんは、寝返り・ずりばい・ハイハイなど、段階的な動きを通して少しずつ身体のバランス感覚を身に付けていきます。
しかし、保護者が早くお座りをさせたいあまりに過度にサポートしてしまうと、赤ちゃん自身の身体の使い方を学ぶ機会を奪ってしまうことになるため注意が必要です。
バランスを崩したときにどう身体を支えるか、どの筋肉を使えば安定するか、こうした感覚は、自分の力で動くことでしか得られません。
成長には「待つこと」も大切です。
お座りの発達を促す家族でできるサポート

お座りは赤ちゃんの発達に合わせて自然にできるようになるものですが、遊びのなかで楽しくサポートすることは良い刺激になります。
無理に座らせるのではなく、赤ちゃんのペースに合わせた遊びを通じて体幹やバランス感覚を育てることが大切です。
ここでは、家庭でできる簡単で安全なお座りの練習方法を紹介します。
うつ伏せ遊び
うつ伏せ遊びは、お座りの土台となる体幹を育てる大切な練習です。赤ちゃんがうつ伏せで頭を持ち上げることで、首・背中・お腹の筋肉が自然に鍛えられます。
うつ伏せの状態でお気に入りのおもちゃを手の届くところに置いたり、声をかけてあげたりすると、赤ちゃんは興味を持って身体を動かそうとするでしょう。
また、親子のスキンシップを楽しみながら行うことで、赤ちゃんの安心感やコミュニケーション能力の発達にもつながります。
まずは短い時間から始めて、赤ちゃんが嫌がらない範囲で少しずつ時間を延ばすのがおすすめです。
保護者の足の間でお座りサポート
まだ自分で身体を支えきれない赤ちゃんの場合は、保護者の足の間に座らせてあげると安心です。
大人の膝で赤ちゃんの腰を支えることで、安定した姿勢をサポートできるでしょう。
絵本を読んだり、おもちゃを手渡したりすると、楽しみながら姿勢を保つ感覚を養うことができます。
また、転倒の心配も少ないため、赤ちゃんにとっても安心できる環境です。
大人の温もりを感じながら行うこの遊びは、筋力アップだけでなく、親子の絆を深める時間にもなります。
赤ちゃんのお座りをサポートする際の注意点

お座りのサポートを始める際は、赤ちゃんが安全で快適に過ごせる環境を整えることが大切です。
無理をさせないことはもちろん、周囲の環境にも気を配りながら安心して遊べる空間を作りましょう。
安全を考慮した環境を作る
お座りがまだ安定していない赤ちゃんは、ちょっとした衝撃でもバランスを崩して倒れてしまうことがあります。
頭をぶつけてケガをしないように、床にはクッション性のあるマットやカーペットを敷きましょう。
また、お座りができるようになってくると、赤ちゃんは手に持ったものを何でも口に入れようとします。
そのため、誤飲の危険がある小さな物を周囲に置かないことも重要です。
角のある家具などは置かないようにし、安全面を考えてサークル内やプレイマットの上で行うのもおすすめです。
赤ちゃんが自由に動いても危険がないよう、あらかじめ環境を整えてから練習を始めましょう。
必ず保護者の目の届く場所で練習する
お座りの練習中は、赤ちゃんの動きがまだ不安定なため、必ず保護者がそばで見守ることが大切です。
バランスを崩して転倒することもあるので、少し目を離すだけでも危険につながります。
また、赤ちゃんが楽しそうに遊んでいるときでも、油断せず近くでサポートしてあげましょう。
保護者の声かけや笑顔は、赤ちゃんの安心感を高め、練習への意欲にもつながります。
ベビーベッドの高さを調節する
お座りができるようになると、赤ちゃんは周囲への興味が一気に広がり、ベビーベッドの柵につかまり立ちしようとすることがあります。
そのため、転落事故を防ぐためにも、柵の高さやマットレスの位置を早めに調整しておきましょう。
赤ちゃんの発育・発達をサポートできるテアトルアカデミー

赤ちゃんがお座りできるようになると、視界が一気に広がり、両手が自由に使えるようになります。
物をつかんだり、表情で気持ちを伝えたりと、できることがどんどん増えていく時期です。
この大切な時期に、赤ちゃんの好奇心や感性を豊かに伸ばすサポートをしてくれるのがテアトルアカデミーです。
テアトルアカデミーのベビーコースでは、月齢や発達段階に合わせたレッスンを通じて、リズム感・表現力・社会性・コミュニケーション能力などを自然に育むことができます。
お座りの成長をきっかけに、親子で一緒に学びながら、赤ちゃんの「感じる力」や「考える力」を育てていくのにぴったりの環境です。
0歳から通えて親子一緒に参加できるため、赤ちゃんとの思い出作りにもなるでしょう。
赤ちゃんの「はじめて」を積み重ね、健やかな成長をサポートできるのも大きな魅力です。
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赤ちゃんのお座りの前兆を見逃さずに!優しく見守ろう

赤ちゃんのお座りは、身体の発達だけでなく心の成長を感じられる大切な瞬間です。
寝返りやずりばいなどの前兆を見逃さず、赤ちゃんのペースで成長していく過程を見守りましょう。
また、お座りをきっかけに好奇心や表現力を伸ばしたい方は、テアトルアカデミーのベビーコースもおすすめです。
親子で楽しく学びながら、赤ちゃんの成長をサポートしてみてはいかがでしょうか。
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