生後5ヶ月になると、赤ちゃんの成長はますます目覚ましく、身体もふっくらしてきます。
笑顔や声で気持ちを表現する姿が増えるこの頃は、寝返りを始める子も多く、生活リズムや授乳間隔に変化が見られる時期です。
また、離乳食を意識しはじめるタイミングでもあります。
赤ちゃんの成長や変化がうれしい反面、保護者としてはどのようなサポートができるのか疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、生後5ヶ月の赤ちゃんの体重やミルクの量、睡眠時間、お世話のポイントなど、成長の目安を分かりやすく解説します。
生後5ヶ月の赤ちゃんの発育・発達状態
生後5ヶ月を迎えると、赤ちゃんの身体も心も大きく成長します。筋力が発達し感情表現も豊かになり、周囲への興味も高まる時期です。
まずは、身長・体重の目安や寝返りの発達について解説します。
身長・体重
こども家庭庁「令和5年乳幼児身体発育調査」によると、生後5〜6ヶ月未満の赤ちゃんの身長・体重の目安は以下の通りです。
| 性別 | 身長 | 体重 |
|---|---|---|
| 男の子 | 61.9〜70.1cm | 6.09〜9.01kg |
| 女の子 | 60.4〜68.6cm | 5.79〜8.46kg |
赤ちゃんの成長には個人差があり、母乳やミルクの飲み方、運動量、体質などによっても変わるため、この範囲から多少外れていても過度に心配する必要はありません。
寝返りの目安の時期
生後5ヶ月頃は、寝返りを始める赤ちゃんが増えてくる時期です。個人差はありますが、5ヶ月以上6ヶ月未満の赤ちゃんの約90％が寝返りを習得すると言われています。
首や背中、腹筋などの筋肉が発達し、身体をひねる力が付いてくるため、寝返りの練習が自然と始まります。
寝返りができるようになると視野が広がるため、好奇心も高まり身のまわりにあるさまざまな物をつかもうとするでしょう。
寝返りができるようになると、安全面にも注意が必要です。うつ伏せ寝による窒息のリスクを減らすため、赤ちゃんを寝かせるときはやわらかい布団やぬいぐるみなどを置かないようにしましょう。
赤ちゃんの寝返りについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
生後5ヶ月の赤ちゃんのミルクの量
生後5ヶ月になると、赤ちゃんの消化機能や吸う力が発達し、ミルクの量や授乳間隔にも変化が出てきます。
一般的には、ミルクであれば1回あたり200〜220ml程度、授乳回数は1日5〜6回が目安です。母乳の場合は、赤ちゃんが欲しがるときは適宜授乳して問題ありません。
この時期になると夜間の授乳が減り、生活リズムが少しずつ整ってくる子もいます。体重の増え方や満足している様子を観察しながら、赤ちゃんに合ったペースを見つけましょう。
また、この時期から少しずつ離乳食を意識しはじめる家庭も多く、授乳と並行して離乳食への準備を進めることが大切です。
離乳食開始
生後5ヶ月頃は、離乳食を始めるタイミングの目安とされています。
まだ早いと感じる場合もありますが、赤ちゃんが「食べる準備ができている」サインを見極めることが大切です。
以下のような様子が見られたら、少しずつ離乳食を始めてみても良いでしょう。
- 首がしっかり座っている
- 授乳のリズムが整ってきた
- 支えがあれば座れる
- スプーンを嫌がらず口を開ける
- よだれの量が増え、大人が食べている物に興味を示す
離乳食の初期は、授乳＋離乳食が基本です。最初は1日1回、なめらかにすりつぶしたおかゆから始めましょう。新しい食材を与えるときは1種類ずつ、赤ちゃんの反応を見ながら進めるのがポイントです。
離乳食は「食べる練習」の期間です。うまく食べられなくても心配したり落ち込んだりせず、楽しい雰囲気を心がけましょう。
生後5ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間
生後5ヶ月の赤ちゃんの1日の睡眠時間は、おおよそ13〜16時間が目安です。
新生児期に比べて昼夜の区別が付きはじめ、昼間は2〜3回ほど昼寝をし、夜にまとまって眠る時間が長くなる傾向があります。
生活リズムを整えるためには、朝はカーテンを開けて日光を浴び、夜は照明を落として静かな環境を作ることが大切です。
また、昼寝やお風呂の時間帯も固定しておくと生活リズムが整いやすいでしょう。
生後5ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイント
生後5ヶ月になると生活リズムが整ってくる一方で、この時期から「夜泣き」が始まる赤ちゃんもいます。
夜泣きの原因はさまざまですが、多くの場合はオムツが濡れている不快感や不規則な睡眠リズムによって眠れない、日中に受けた強い外的刺激などが考えられます。
夜泣きが始まったときは、以下を実践してみてください。
- 静かに抱っこして安心させる：保護者のぬくもりで気持ちを落ち着かせましょう。
- 部屋の環境を見直す：室温・湿度・明るさを調整し、快適な睡眠環境を整えます。
- オムツをチェック：オムツが濡れていたら交換しましょう。
- 授乳する：お腹が空いて泣いている場合、ミルクを飲むと落ち着くでしょう。
夜泣きは一時的な成長のサインでもあるため、焦らず落ち着いて対応することが大切です。規則正しい生活リズムや寝る前のルーティンをつくるのも良いでしょう。
また、寝返りが打てるようになると赤ちゃんが動ける範囲も広がるため、転落や誤飲などが起こらないよう注意が必要です。
テアトルアカデミーは「親子で成長できる場所」！
生後5ヶ月の赤ちゃんは、笑顔や泣き声などで感情を表現する力が発達し、周囲との関わりを通じて豊かな感性を育みはじめます。
この時期に、保護者以外の大人や赤ちゃんと触れ合うことは、社会性や情緒の発達に良い刺激となるでしょう。
テアトルアカデミーの「ベビーコース」では、親子一緒にレッスンに参加することで、赤ちゃんの感受性や表現力を育てることができます。
音楽や歌、手遊びなど、赤ちゃんとのスキンシップを中心に、楽しみながら信頼関係を築けるのが特徴です。
また、保護者同士の交流の場にもなり、育児の悩みを共有できる安心感も魅力の一つです。
赤ちゃんと一緒に学び、親子で成長できる時間を、テアトルアカデミーで体験してみてはいかがでしょうか。
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生後5ヶ月は離乳食開始時期！赤ちゃんの様子を見ながら始めよう
生後5ヶ月は、寝返りが打てるようになったり離乳食がスタートしたり、さまざまな変化が表れる時期です。
周囲への興味や好奇心が高まるため、さまざまな刺激を受けて心と身体の発達がさらに進みます。
この時期は感情や個性も豊かに育つ時期です。
テアトルアカデミーの「ベビーコース」で楽しいレッスンを受け、多くの人との関わりを通して、赤ちゃんの成長をサポートしてあげられるでしょう。
「どんな雰囲気なのかな？」と少しでも気になったら、まずは情報を集めるような感覚でエントリーしてみてはいかがでしょうか。
エントリーは無料のため、お気軽にご応募ください。
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