生後4ヶ月の赤ちゃんは、首がしっかりしてきて表情も豊かになり、ますますかわいらしさが増す時期です。
ミルクの量や授乳間隔、睡眠リズムなども徐々に安定し、生活のリズムが整いはじめます。とはいえ、「どのくらい飲ませれば良いのか」「睡眠時間は足りているのか」と心配になることもあるでしょう。
この記事では、生後4ヶ月の赤ちゃんの体重や発達の目安、ミルク量や睡眠時間、お世話のポイントについて詳しく解説します。
生後4ヶ月の赤ちゃんの発育・発達状態

生後4ヶ月になると、赤ちゃんは急速に成長し、見た目や動きにも変化が表れます。
体重や身長の増加だけでなく、首がしっかりしてくるなど、発達の節目を迎える大切な時期です。
あらかじめ身長・体重の平均値と首座りの目安を把握しておくと良いでしょう。
身長・体重
こども家庭庁の「令和5年乳幼児身体発育調査」によると、男の子と女の子の身長・体重の目安は以下とされています。
| 性別 | 身長 | 体重 |
|---|---|---|
| 男の子 | 60.2〜68.3cm | 5.71〜8.50kg |
| 女の子 | 58.6〜66.6cm | 5.40〜7.92kg |
上記はあくまで目安であり、個々の発育には個人差があります。
母乳・ミルクの飲み方や睡眠のリズム、遺伝的な要素などによって成長ペースは異なるため、「平均より小さい・大きい」と一喜一憂する必要はありません。
4ヶ月健診などの自治体で行われる乳幼児健診で、身長や体重が順調に増えているかを確認し、赤ちゃんが元気に成長していれば問題ないでしょう。
もし不安があれば健診時に担当医に相談することをおすすめします。
首座りの目安の時期
生後4ヶ月頃は、赤ちゃんの首がしっかりしてくる「首座り」の時期です。
こども家庭庁の調査によると、4ヶ月以上5ヶ月未満の赤ちゃんの90%以上は首が座ると報告されています。
首が座ると、抱っこもしやすくなり、うつ伏せ遊びや外出時の姿勢にも安定感が出てくるでしょう。
とはいえ、首座りの進み具合には個人差があるため、無理にうつ伏せにしたり、首を持ち上げさせようとしたりするのは危険です。赤ちゃんのペースに合わせて見守りましょう。
首座りの詳しい見分け方や練習方法については、以下の記事を参考にしてください。
生後4ヶ月の赤ちゃんのミルクの量

生後4ヶ月になると、赤ちゃんの消化機能が発達し、授乳の間隔やミルクの量にも変化が見られます。一般的に、1回あたり160〜220mlを1日に5〜6回与えるのを目安とすると良いでしょう。
1日の総量としては800〜1,200ml程度が目安です。
ただし、母乳のみ、ミルクのみ(完全ミルク)、もしくは両方を与える混合育児など、授乳方法によって適切な量は異なります。
赤ちゃんの飲み終わった後の機嫌や体重の増加量、1日の排尿・排便の量や回数などを観察し、飲みすぎや不足がないように見極めることが大切です。
また、4ヶ月頃から夜間の授乳回数が減ってくる子もいますが、個人差があるため、無理に授乳間隔を空ける必要はありません。
生後4ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間

生後4ヶ月の赤ちゃんは、1日の睡眠時間が平均で12〜15時間程度とされています。新生児期に比べると夜の睡眠が長くなり、昼夜の区別が付きはじめる時期です。
夜は4〜6時間ほど続けて眠れる子もおり、昼間は午前に1回、午後に1〜2回ほど短いお昼寝をするようになってきます。
この時期から少しずつ「寝る時間」と「起きる時間」を一定にし、生活リズムを整えることが大切です。
寝室の明るさを調整したり、寝る前に静かな環境をつくったりすることで、自然な眠りのサイクルを促すことができます。
また、授乳やお風呂、散歩の時間を毎日同じタイミングにするのも効果的です。
無理に寝かせようとせず、赤ちゃんが眠たそうな行動をしてから寝かし付けることで、安定した睡眠リズムが身に付きやすくなります。
また、この頃に一時的に睡眠リズムが乱れる「睡眠退行」が見られることもあります。
これは赤ちゃんの脳が発達している証拠のため、焦らず見守りましょう。
生後4ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイント

生活リズムが安定しはじめるこの時期に、ぜひ取り入れたいお世話のポイントを3つ紹介します。
本格的に生活リズムを整える
朝は同じ時間に起こすようにし、体内時計を整えましょう。日中はたっぷり明るい光を浴びさせ、夜は静かで暗い環境をつくるのがポイントです。
授乳やお風呂の時間を毎日一定にすることで、自然と生活のリズムが整っていきます。
お散歩を日課にする
天気の良い日は15〜30分程度のお散歩がおすすめです。外の空気や音、日光などは赤ちゃんの五感を刺激して発達を促すほか、規則的なお散歩は昼夜の区別を付けるのにも効果があります。
人混みを避け、気温や強い日差しに注意しながらお散歩すると良いでしょう。
おもちゃ遊びを取り入れる
赤ちゃんはこの時期、手足を活発に動かし、興味を持ったものをつかもうとします。特に音が出るおもちゃや転がるおもちゃ、やわらかいボールなどで遊ぶと、視覚・聴覚の刺激になるでしょう。
うつ伏せ遊びを取り入れ、しっかりと首が座ったら「高い高い」をしてあげるのもおすすめです。
遊びは赤ちゃんの発達を促すだけでなく、親子のスキンシップにもなり、安心感と信頼関係の形成につながります。
表現力を豊かにできるテアトルアカデミーのベビーコース

生後4ヶ月頃は、徐々に生活のリズムができはじめたり、感情表現が豊かになったりと、さまざまな変化が現れる時期です。
特に生活のリズムを整えることは重要で、日中に身体を動かす時間を設けることは、夜の睡眠リズムの安定にもつながります。
また、五感を刺激する遊びやスキンシップを通して、心と身体の発達をサポートすることも大切です。
テアトルアカデミーの「ベビーコース」では、手遊びや歌、音楽表現を使った楽しいレッスンを通して、赤ちゃんの表現力や感受性を育みます。
0~2.6歳頃まで通うことができ、月齢や発達に応じて自由にレッスンを選択できるのも特徴です。親子一緒に参加できるため、スキンシップを取りながら信頼関係も築けるでしょう。
赤ちゃんの新たな可能性を伸ばし、親子の時間をより豊かにするレッスンが受けられます。
さらに、自宅でも取り入れられる遊びや赤ちゃんへの接し方などを学べることも大きな魅力です。
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生後4ヶ月ならではの成長を見守ろう

生後4ヶ月の赤ちゃんは、首が座って視界が広がり、あやすと声を出して笑うなど、心と身体の成長が著しい時期です。生活や睡眠のリズムが整いはじめ、親子の生活にも少しずつ余裕が生まれてくるでしょう。
日中に赤ちゃんと遊んだりスキンシップを取ったりするときには、テアトルアカデミーのベビーコースがおすすめです。赤ちゃんの表現力や感受性を育むレッスンは、健やかな発達のサポートにつながるでしょう。
エントリーは無料のため、「今だけの思い出作り」といった気持ちで、ぜひ気軽にオーディションへ参加してみてください。
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