赤ちゃんの成長にはさまざまなステップがあり、そのなかでも「首座り」は大切な発達段階の一つです。
この記事では、赤ちゃんはいつから首が座るのかや首が座っているかの見分け方、練習方法や注意点について解説します。
赤ちゃんの首座りとは?

赤ちゃんの「首座り」とは、首の筋肉が発達して支えがなくても頭を安定させられるようになる状態を指します。
新生児期は首の力が弱いため、抱っこをすると頭がぐらついてしまい、大人がしっかりと支えなければなりません。
しかし、生後数ヶ月を過ぎると筋力がつき、縦抱きのときに首が安定し、ぐらつきが少なくなってきます。
首座りは、寝返りやお座りなど次の発達段階へつながる大切なステップであり、成長の一つの目安です。
赤ちゃんはいつから首が座る?

赤ちゃんの首座りの兆しが見られるようになるのは、生後2ヶ月頃からです。
この時期には、うつ伏せにすると短時間だけ自分で頭を持ち上げようとする姿が見られることがあります。
さらに生後4ヶ月頃になると、首の筋肉が発達し、縦抱きをした際にも頭のぐらつきが減って安定してくるでしょう。
こども家庭庁の調査では「生後4〜5ヶ月頃には9割以上の赤ちゃんの首が座っている」というデータがあります。
ただし、これはあくまでも目安であり、成長のスピードには個人差があります。
もし生後5ヶ月を過ぎても首のぐらつきが続くなど心配な点があれば、乳幼児健康診査の際や、かかりつけの小児科に相談してみると安心です。
首が座っているかの見分け方
首座りは日常の姿勢や動きのなかで少しずつ確認できるので、次のような様子が見られるか観察してみましょう。
- うつ伏せで頭を持ち上げられる
- 自分で首を動かし、頭の向きを変えられる
- 縦抱きしても頭がぐらつかない
- 仰向けから両手を持って身体を起こしても頭がついてくる
これらのサインが見られれば、首座りが進んでいる証拠です。
ただし、成長には個人差があるため、すべてが同じ時期にできるとは限りません。焦らず見守りましょう。
赤ちゃんの首座りの練習方法

赤ちゃんの首座りは、次のように練習できます。練習する際は、無理のない範囲で赤ちゃんが楽しんで行えることが大切です。
うつ伏せで遊ばせる
「うつ伏せ遊び」は首の筋肉を鍛えるのに効果的な方法です。
マットの上など、安全な場所に赤ちゃんをうつ伏せに寝かせます。その状態で頭を持ち上げようとする動きが首や背中の筋力を強め、首座りにつながります。
最初は短い時間から始め、赤ちゃんが嫌がらない範囲で徐々に時間を延ばしていきましょう。おもちゃを目の前に置いて興味を引くと、頭を持ち上げやすくなります。
うつ伏せにさせる際は、窒息の危険があるやわらかすぎる布団やクッションの上は避け、決して目を離さないよう注意が必要です。
仰向けで遊ばせる
仰向けの姿勢で遊ばせることも、首座りに効果的です。
仰向けの赤ちゃんの目の前で、ガラガラやカラフルなおもちゃを持って動かすことで、首を左右に動かす練習になります。
遊びの一環として行うことで、赤ちゃんも楽しみながら自然に筋力をつけていくことができます。
ただし、急な動きは避けるようにしましょう。
積極的に縦抱きをする
縦抱きは、赤ちゃんが自分でバランスを取ろうとすることで、首や背中の筋肉を使う良いトレーニングになります。
また、縦抱きで前を向かせると、赤ちゃんが周囲の景色を見やすくなるため、刺激にもなり機嫌が良くなるかもしれません。
ただし、首が完全に座る前は必ず手で頭を支えることが必要です。長時間の縦抱きは負担になるため、様子を見ながら少しずつ取り入れていきましょう。
首が座っていない赤ちゃんにやってはいけないこと

首座り前の赤ちゃんに対しては、気を付けたい点もいくつかあります。
ここからは、首が座っていない赤ちゃんにやってはいけないことを紹介します。
首を支えずに抱く
首が座る前に首を支えず抱っこをすると、赤ちゃんの頭が大きく揺れて首に大きな負担がかかります。
赤ちゃんは骨や筋肉が未発達なため、首の筋肉や神経にダメージを与える恐れがあり大変危険です。
特に縦抱きや横抱きのときは、必ず片手で首や後頭部を支えることを意識しましょう。
首がぐらつくほど揺さぶる
強く揺さぶることは、赤ちゃんにとって非常に危険な行為です。
首座り前の赤ちゃんは頭が大きく、首の支えが不十分なため、強く揺さぶられることで「揺さぶられっ子症候群」を引き起こす可能性があります。
これは、激しい揺れによって脳が頭蓋骨の内側に打ち付けられ、脳内出血や神経の損傷などが起きる状態のことです。知能・視力障害、脳性麻痺やてんかんなどの深刻な後遺症につながることもあるため、注意が必要です。
赤ちゃんが泣き止まないときは、揺さぶるのではなく背中を優しくさするなどして落ち着かせましょう。
赤ちゃん用の椅子に座らせる
ベビーチェアなどお座りを補助する椅子に座らせるのは、首座りが安定してからにしましょう。
まだ首や背中の筋肉が十分に発達していない状態で座らせると、身体に無理な負担がかかってしまいます。また、頭が重いため転倒するリスクもあり危険です。
バウンサーは首座り前から使える製品もありますが、長時間の使用は避け、製品の対象月齢や使用方法を必ず守りましょう。
赤ちゃんの首が座るまでは、抱っこや床での遊びを中心にして、安全な環境で成長を見守ることが大切です。
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首座りは赤ちゃんの成長の大切なステップであり、次第に寝返りやお座りもできるようになるでしょう。
それに伴い、赤ちゃんは自分の意思で周りを見渡せるようになります。赤ちゃんの視線が安定し、できることが増えてくるこの時期は、親子のコミュニケーションがぐっと楽しくなる瞬間でもあります。
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赤ちゃんの首座りには個人差がある!焦らず見守ろう

赤ちゃんの首が座る時期は、生後4〜5ヶ月頃が目安とされていますが、発達には個人差があります。
首座りの練習を取り入れつつ、焦らず赤ちゃんのペースに合わせて見守ることが大切です。
また、テアトルアカデミーのベビーコースでは、発達に応じたレッスンを通じて首座りをサポートできます。家庭と外の環境を上手に組み合わせながら、赤ちゃんの健やかな成長を応援しましょう。
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