赤ちゃんはハイハイをいつから始めるの?何ヶ月からなのかや練習方法も紹介

赤ちゃんはハイハイをいつから始めるの?何ヶ月からなのかや練習方法も紹介 育児

赤ちゃんのハイハイは、立ち上がったり歩いたりするために必要な筋力をつける重要な過程です。

寝返りやお座りをすると、そろそろハイハイをするかな、と楽しみになる保護者も多いかもしれません。

この記事では、赤ちゃんはいつからハイハイを始めるのか、ハイハイをしない原因や練習方法などを紹介します。

ハイハイとは?

ハイハイとは?

ハイハイは、手のひらと膝、足を床に付けた四つんばいの状態で、両腕で上半身を支えながら、膝立ちでお尻を持ち上げて移動する動作のことを言います。

ハイハイの効果

ハイハイができるようになると、股関節や筋力の発達に加え、行動範囲が広がることでさまざまな発見をするため、脳の発達も促します。

股関節の発達

赤ちゃんは寝ている状態でも手足を動かしますが、ハイハイするとより複雑な足の動きになります。

これまでとは違う方向に足を動かしたり、左右交互に動かしたりするなど、新しい動きを覚えることで股関節が鍛えられます。

筋力の発達

ハイハイができるようになると、赤ちゃんの全身の筋力も発達します。これまでは寝ている状態や座っている状態が多かった赤ちゃんが、ハイハイをすることで運動量が増えるためです。

また、手足で身体を支えるため体格も少し引き締まるでしょう。

ハイハイをすることによる股関節や筋力の発達は、その後の立ち上がったり歩いたりするときにバランスを取るための大切な準備でもあります。

脳の発達

ハイハイは左右の手足を交互に動かす複雑な動きをするため、脳の神経系が活性化され、脳の発達を促します。

また、ハイハイができると行動範囲も広がり、興味のある物に近付くこともできて好奇心も満たされるでしょう。気になるものに触れたり舐めてみたりと、五感を使いさまざまな刺激を受けることが脳の発達につながります。

ずりばいや高ばいとの違い

ハイハイと同じような動作に、ずりばいや高ばい、シャフリングベビー(いざりばい)などもあります。それぞれの違いについて解説します。

ずりばい

ずりばいは、赤ちゃんがお腹を床に付けたまま、うつ伏せの状態で手足を動かして移動する動作です。ハイハイの前段階で行うことが多く、ほふく前進のように動きます。

高ばい

高ばいは、ハイハイの状態から膝を伸ばし、手のひらと足だけで身体を支えて移動する動作です。高ばいをせず、ハイハイからつかまり立ちへ移行する赤ちゃんもいます。

シャフリングベビー(いざりばい)

シャフリングベビーは、いざりばいとも呼ばれ、座ったまま移動する動作です。ハイハイをせずに足先や手足を揺り動かすようにし、お尻が床に付いた状態で移動します。

赤ちゃんのハイハイはいつ(何ヶ月)から?

赤ちゃんのハイハイはいつ(何ヶ月)から?

厚生労働省が行った調査によると、90%以上の赤ちゃんが生後10〜11ヶ月までにハイハイを始めたとされています。

しかし、赤ちゃんの発達には個人差があり、早くて5〜6ヶ月未満、遅くて1年2〜3ヶ月未満というデータもあるため、生後1年までにハイハイができなかったとしても、焦る必要はありません。

赤ちゃんの成長に合わせて、心にゆとりを持って見守りましょう。

ハイハイの前兆

月齢以外にも、赤ちゃんがハイハイを始める目安があります。以下の動作が見られるようになったら、間もなくハイハイもできるようになるサインかもしれません。

  • 腹ばいの状態で手足をバタバタと動かす
  • 腹ばいの状態でお腹を中心にその場で回転する
  • うつ伏せの状態からお尻を持ち上げる
  • うつ伏せの状態から腕の力で上半身を反らす
  • 腕を突っ張り、後ろ方向へ移動する

こうしたサインを見逃さないよう、日々の赤ちゃんの様子や変化に気を配ることが大切です。

また、赤ちゃんによってはお座りの状態から、ハイハイをせずにつかまり立ちをする場合もあります。

赤ちゃんがハイハイをしない原因

赤ちゃんがハイハイをしない原因

赤ちゃんによってはハイハイをしないままつかまり立ちに移行する場合や、個人差により「まだしていないだけ」の状態も考えられます。

赤ちゃんがハイハイをしない主な理由としては、以下が挙げられます。

  • 筋力が足りていない
  • 移動する意欲がない
  • ハイハイする環境でない

ハイハイはある程度の筋力が必要なため、筋力が不足している場合があります。

または、筋力はあるものの移動したいという意欲が低いためにハイハイしないということもあるでしょう。赤ちゃんが興味を持つものを視線の先に置くと、ハイハイを始める可能性もあります。

それだけでなく、ハイハイで移動するほど十分な広さがない、赤ちゃんの導線に物が落ちているなど、環境が整っていないことも原因の一つです。赤ちゃんが動き回れる広さを確保して様子を見てみましょう。

赤ちゃんがハイハイをしないと心配になるかもしれませんが、ハイハイをしなくても保護者と遊んだりコミュニケーションを取ったりしていれば、健やかに発達していきます。赤ちゃんの様子を見ながら、成長を見守ることが大切です。

あまりに心配な場合は医者に相談してみるのも良いでしょう。

ハイハイの練習方法

ハイハイの練習方法

赤ちゃんにハイハイしそうな前兆が見られたり、動きたそうにしていたりするときは、ハイハイを促してサポートするのも良いでしょう。

赤ちゃんのハイハイを促す練習方法は、以下がおすすめです。

  • おもちゃを見せる
  • うつ伏せで遊ばせる
  • 保護者がハイハイのお手本を見せる

赤ちゃんは移動したい意欲があれば、ハイハイをする可能性があります。赤ちゃんから少し離れた場所におもちゃを置き、興味を引いてみましょう。

赤ちゃんの筋力が足りていない場合は、うつ伏せの状態で遊ばせるのもおすすめです。うつ伏せの姿勢は筋力を使うため、その状態で遊ぶことで筋力が鍛えられ、身体を動かす楽しさを感じられるかもしれません。

ただし、これらの方法は無理に練習させるのではなく、赤ちゃんの機嫌を見ながら試してみるのがおすすめです。

また、赤ちゃんは大人の行動を真似することで成長していきます。保護者がハイハイのお手本を見せることで興味を持ち、真似をしようとしてハイハイができるようになる可能性もあります。手本を見せるときは、楽しそうにするのがポイントです。

ハイハイの練習ならテアトルアカデミーもおすすめ

ハイハイの練習ならテアトルアカデミーもおすすめ

ハイハイは、赤ちゃんの筋力がつくこと、移動することに興味を持つことなどをきっかけにできるようになります。赤ちゃんのハイハイを促したい、発達をサポートしたいと考えている方は、テアトルアカデミーのレッスンもおすすめです。

テアトルアカデミーでは、0~2.6歳頃の赤ちゃんを対象とした「ベビー部門」があり、月齢に合わせてさまざまなレッスンが受けられます。

例えば、身体遊びや音楽表現、歌、手遊びなど、子どもの心や身体、脳の発達を促すものばかりです。赤ちゃんの好奇心を引き出しながら、身体を動かす楽しさを感じられるでしょう。

また、親子で参加できるレッスンも多いため、赤ちゃんの成長を間近で見られることも魅力です。

赤ちゃんの発達に合わせてダンスや知育、親子分離などのレッスンもあり、子育てにも役立つでしょう。

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  • 芸能活動に向けた本格的なレッスンを受けたい
  • ハイハイは赤ちゃんのペースに合わせて見守ろう

    ハイハイは赤ちゃんのペースに合わせて見守ろう

    ハイハイは赤ちゃんの筋力・股関節の発達や脳の発達に効果があります。

    生後10〜11ヶ月までにハイハイを始める赤ちゃんが多いですが、個人差があるため一つの目安として捉えておくと良いでしょう。なかにはハイハイをせずにつかまり立ちを始める赤ちゃんもいます。

    赤ちゃんがハイハイするのを促すには、身体を動かす楽しさを教えるのも方法の一つです。テアトルアカデミーのレッスンは、親子で一緒に楽しみながら赤ちゃんの成長をサポートする内容が充実しています。

    赤ちゃんへの接し方やスキンシップの取り方などが学べるなど、保護者にとってもメリットが多く、育児の一環として通っている方も少なくありません。

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