赤ちゃんは個人差はありますが、生後6ヶ月頃から人見知りが始まると言われています。
人見知りをして泣いてしまう赤ちゃんもいますが、これは成長が進んでいる証の一つです。
しかし、赤ちゃんの人見知りはいつまで続くのか、なぜ人見知りをするのか気になっている保護者の方もいるでしょう。
この記事では、赤ちゃんの人見知りがいつからいつまでか、人見知りする理由や対策について紹介します。
赤ちゃんの人見知りはいつからいつまで？
赤ちゃんの人見知りは、生後6ヶ月頃から始まると言われています。
赤ちゃんは3月頃から保護者と他人の顔の区別がつくようになりますが、これは保護者と赤ちゃんの間に愛着関係が築かれていることによります。
そのため、人見知りは親子の関係が深まっているという証と言えるのです。
人見知りの度合いや期間は個人差があり、一般的には2歳頃までには落ち着くとされていますが、人見知りをまったくしない赤ちゃんもいれば長期間人見知りが続く赤ちゃんもいます。
しかし、人見知りの傾向が強い赤ちゃんは刺激や変化に敏感で、自分の感覚に素直でもあるということでもあるため、性格や個性とも捉えて不安に思ったり気負ったりしなくて良いでしょう。
赤ちゃんが人見知りをする理由は？
前章では赤ちゃんが人見知りをする時期について紹介しました。では、赤ちゃんが人見知りをするのはなぜでしょうか。
続いては、赤ちゃんが人見知りをする理由について紹介します。
他人の顔を区別できるようになったから
新生児の赤ちゃんは視力が弱く、0.01〜0.02程度しかありません。2ヶ月頃から視力が発達し、3〜4ヶ月頃から保護者と他人の顔の区別がつき始めるため、人見知りをするようになると言われています。
また、赤ちゃんと保護者の愛着関係も人見知りをする理由の一つです。
保護者は赤ちゃんが生まれてからオムツやミルク、抱っこ、添い寝、声かけなどすべてのお世話をしています。3〜4ヶ月頃になると赤ちゃんをあやすと笑うようになりますが、これは触れ合いやコミュニケーションを通して、赤ちゃんが安心感で満たされているためです。
「基本的信頼感」と呼ばれ、赤ちゃんと保護者の間に愛着関係が築かれている証でもあります。
赤ちゃんは保護者の近くが一番安心できると感じているため、他人に対して人見知りをすると考えられます。
好奇心や恐怖心を覚えるようになったから
視力が上がっていろいろなものが見えるようになってくると、赤ちゃんに好奇心が芽生え始めます。
自分や保護者以外の人へも興味の対象が広がりますが、知らない人に対する恐怖心もあるため、感情の処理が追いつかずに泣いてしまうと考えられています。
赤ちゃんが人見知りをしたときの対策
人見知りは赤ちゃんが成長している証ですが、泣いてしまったときにどう対処すれば良いか分からず、慌ててしまうかもしれません。
ここでは、赤ちゃんが人見知りしたときの対策について紹介します。
赤ちゃんが泣いてしまっても見守る
保護者以外の人が抱っこしたときに泣き出してしまっても、すぐに引き離さずに見守ってみましょう。
赤ちゃんは恐怖だけでなく好奇心を持っている可能性もあります。赤ちゃんを見守りながら安心できるよう優しく声をかけることが大切です。
無理をしない
上記で紹介したように赤ちゃんが泣いてしまっても、まずは見守ることが大切です。
しかし、人見知りしている赤ちゃんが激しく拒絶しているようであれば、無理をさせずに保護者が抱っこをして安心させてあげましょう。無理に人に慣れさせようとすると、それが嫌な記憶となりさらに人見知りが激しくなる可能性があります。
赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ慣らしていきましょう。
保護者が相手と仲の良い姿を見せる
保護者が相手と仲の良い姿を見せることも大切です。赤ちゃんは保護者の表情や雰囲気からさまざまな情報を読み取るため、保護者が緊張していると赤ちゃんにも伝わってしまいます。
保護者が楽しそうに相手と話していれば、赤ちゃんの恐怖心も和らぐでしょう。
人見知りしてしまうことを事前に伝える
赤ちゃんが人見知りをすることで、相手を驚かせたり戸惑わせてしまったりする不安があれば、事前に伝えておくことも一つの手段です。
相手も赤ちゃんに会って突然泣かれてしまうより、事前に知らせてもらえれば心構えができるでしょう。
人に会う機会を増やす
赤ちゃんは外部からの刺激を受けて、脳や身体が発達していきます。
人に会う経験を重ねることで、他人の存在に慣れてもらえるかもしれません。直接会うのはもちろん、写真を見せたりビデオ通話で話したりすることも効果的です。
また、ほかの赤ちゃんが集まる児童館や公園などに行くのも良い刺激になるでしょう。
赤ちゃんが人見知りしない、または激しい場合はどうする？
赤ちゃんの人見知りは個人差があり、まったく人見知りをしない子や人見知りが激しい子、人見知りしていないように見えても、実はしている子もいます。
そのため、深く考えすぎたり、心配したりする必要はありません。大切なのは、赤ちゃんが泣くかどうかだけで判断せず、人に会ったときの赤ちゃんの様子をよく観察することです。
知らない人の前でぎこちなくなったり視線をそらしたり、普段と違う様子の場合は人見知りをしている可能性があります。
もし、赤ちゃんの様子を観察して違和感や不安があれば、かかりつけの病院や地域の子育て相談窓口で相談してみると良いでしょう。
赤ちゃんの人見知りに効果的な習い事ならテアトルアカデミー
人見知り対策のために人に会う機会を増やすなら、習い事を始めるのもおすすめです。ほかの親子や習い事の先生など、多くの大人や子どもと接することで社会性も養われるでしょう。
人見知りに効果的な習い事の一つに、テアトルアカデミーの赤ちゃん向けのレッスンがあります。0〜2歳半頃まで通える「ベビーコース」のレッスンは、赤ちゃんの芸能界デビューに向けたカリキュラムが組まれていて、月齢や発達に合わせてレッスンの選択が可能です。
例えば、手遊びや身体遊び、ダンス、歌、音楽表現など、みんなで楽しく取り組めるレッスンが幅広く用意されています。ほかの赤ちゃんや講師と一緒に活動することで、多くの人との関わりが増え、人見知りしにくくなるかもしれません。
赤ちゃんの人見知りの時期は適切に対応しよう！
赤ちゃんの人見知りは生後6ヶ月頃から始まり、2歳頃には落ち着くとされています。
赤ちゃんが人見知りするのは、保護者と他人の顔の区別が付くようになることや、保護者との間に愛着関係を築いていることが要因とされています。
また、他人への恐怖心と好奇心が相まって、感情が処理できずに泣いてしまうとも言われています。
赤ちゃんの人見知りの度合いは個人差があるため、人見知りをしない、人見知りが激しいからといって不安になる必要はありません。
「でも、人見知りが長引いたらどうしよう」と不安に思うのであれば、対策として人と会う機会を増やすことが効果的です。
テアトルアカデミーのベビー部門のレッスンは、講師やほかの親子と交流しながら楽しく活動できる環境があります。手遊びや身体遊び、ダンス、歌、音楽表現など、みんなで取り組むことで人なれが進むでしょう。
オーディションは全国11拠点で随時開催していて、参加費は無料です。気になる方はぜひエントリーをしてみてはいかがでしょうか。
