赤ちゃんの脳は0~3歳頃の期間に急激に発達します。子どもの集中力を伸ばすためには何をすれば良いのか、気になっている方も多いかもしれません。
赤ちゃんの発達に合わせて手遊びや読み聞かせなど、遊びながら感覚を刺激することで、集中力を高められる可能性があります。
この記事では、赤ちゃんの集中力を高めるためにできることや集中力を伸ばす遊びなどについて紹介します。
赤ちゃんの集中力はどれくらい?
赤ちゃんの集中力が続くのは、「年齢+1分」と言われています。つまり、0歳であれば1分、3歳なら4分が目安です。
赤ちゃんは生まれてから3歳頃までに脳の80%が完成するとも考えられているため、この期間はさまざまな刺激を吸収しながら脳が発達します。
また、運動神経も育まれることから、大人からすればわずかな期間でも行動範囲がグッと広がるでしょう。
乳幼児期は、集中力をはじめ思考力や想像力、記憶力などさまざまな能力を伸ばすための基礎を築く期間でもあります。
特に集中力を高めたいと考えている方は、以下の通り赤ちゃんが集中しているときのサインも覚えておくと良いでしょう。
- 真剣な表情をしている
- じーっと何かを見たり触ろうとしたりしている
- 口と手が連動して動いている
- 1人で遊んでいる
これらは赤ちゃんが集中していることを表しているため、少し距離を取って見守ることがおすすめです。集中力が切れるとキョロキョロする、親を探すなどの行動をするため、近寄って安心させてあげましょう。
赤ちゃんの集中力を高めるためにできること
ここからは、赤ちゃんの集中力を高めるために保護者ができることを紹介します。
赤ちゃんを見守る
先述したように、赤ちゃんが集中しているサインが出ているときは、何もせずに近くで見守りましょう。
むやみに声をかけると集中が切れてしまう可能性があるため、日頃から赤ちゃんの様子をよく観察するように心がけることが大切です。
赤ちゃんの興味を大切に
赤ちゃんが何かに興味を持っている様子を見せていれば、それに関する言葉をかけてあげることが大切です。
赤ちゃんの興味や好奇心を尊重し、肯定するような声をかけることでより集中してその物事に取り組んだり学んだりできるでしょう。
さまざまな遊びを経験させる
赤ちゃんの様子を見守りながらも、さまざまな遊びを経験させることが大切です。新しい刺激や動きを通して興味の対象が広がると、赤ちゃんの発達にも良い影響を与えられるでしょう。
赤ちゃんが集中しているときはそっと見守り、それ以外のときには新たな経験ができるようサポートするよう意識してみてください。
赤ちゃんの集中力を伸ばす遊び5選
赤ちゃんの集中力を伸ばすには、興味を持っていることに向き合う時間を作ることが大切です。
ここでは、一般的に赤ちゃんの集中力を伸ばすことに役立つと言われる遊びを5つ紹介します。
読み聞かせ
読み聞かせは赤ちゃんの集中力を伸ばすために効果的です。
5ヶ月頃を過ぎると、赤ちゃんは聴覚や視覚を刺激される絵本に興味を示し始めます。
親が語りかけてくる声に真剣に聞き入るようになるため、読み聞かせを通じて親子のコミュニケーションが取れることに加え、赤ちゃんの想像力や言語力も高められます。
赤ちゃんが指差しの動きをできるようになったら、「バナナはどれ?」などコミュニケーションを取りながら指差しを促す遊びを取り入れるのもおすすめです。
絵本の読み聞かせをするメリットやコツについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
手遊び
歌ったり音楽に合わせながら手と指を動かしたりする「手遊び」も、視覚・聴覚・感覚を刺激するためおすすめです。
一般的には生後5〜8ヶ月頃から始めるのが目安とされていますが、月齢や年齢に応じてさまざまな手遊びがあることから、始める時期は気にしなくても良いでしょう。
親が手遊びする様子を赤ちゃんに見せたり、親子で一緒に手遊びしたり、成長に応じて適切な手遊びをすると脳の発達を促せます。
赤ちゃんにおすすめの手遊びについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
身体遊び
赤ちゃんの集中力を伸ばすために、月齢・年齢に合った身体遊びも効果的です。身体遊びは、運動神経を伸ばしたり発達を促したりすることを目的に取り入れる方が多くいます。
例えば生後5~7ヶ月頃であれば、うつ伏せの赤ちゃんの両手を軽く持ち上げ左右に広げ、身体を反らせるよう動かす「うつ伏せ遊び」、生後10ヶ月以降は膝を立てて座った親の脚に赤ちゃんを立たせ、手をつないだ状態でグラグラ揺らす「バランス遊び」などがあります。
以下の記事では、赤ちゃんの月齢別に運動神経を伸ばす方法について解説しているので、参考にしてください。
パズル遊び
生後7ヶ月〜1歳頃は、赤ちゃんは手先を動かせるようになってくるため、パズル遊びをするのもおすすめです。手先を使う遊びは赤ちゃんの集中力を育むのに効果的で、特に木や布など素材が異なるパズルは五感の発達にも良いでしょう。
ただし、赤ちゃんが万が一口に入れてしまっても大丈夫なように、パズルの素材や衛生面には注意が必要です。
外遊び
公園や広場など、外で遊ぶことも赤ちゃんの集中力アップにつながります。太陽の光や風、鳥の声、車の音、温度など五感を使って外の情報を得ることは新鮮な刺激となり、好奇心や運動能力を伸ばすことにも役立つでしょう。
散歩や動物園散策など、積極的に赤ちゃんと一緒に外出するのがおすすめです。
赤ちゃんの集中力を伸ばしてくれる習い事も!
赤ちゃんの集中力を伸ばすために家でできることはありますが、習い事に通って効果的なレッスンを受けることもおすすめです。
テアトルアカデミーのベビーコースは集中力アップに効果的
テアトルアカデミーは、赤ちゃん・キッズモデル(子役)が多く所属する芸能事務所です。
タレントの育成コースが年代別に分かれていて、ベビー部門では赤ちゃんの芸能界デビューに向けたレッスンを展開しています。
テアトルアカデミーは0歳の赤ちゃんから所属できるため、レッスンも月齢や発達に合わせて選べる仕組みです。知育や手遊び、歌、読み聞かせ、身体遊びなど多彩なカリキュラムが用意されています。
親子で一緒に参加できるものはもちろん、なかには制作活動や指示聞きなど集中力を必要とするレッスンもあり、赤ちゃんの集中力を高めたい方におすすめです。
育児について不安があれば保護者同士で相談したり、レッスンの講師に質問したり、子育てにも有益なレッスンとなるでしょう。
赤ちゃんの興味に合わせた遊びで集中力を養おう
赤ちゃんの集中力を高めるなら、集中しているときに見守る、興味があることを大切にする、さまざまな遊びを体験させることが大切です。
新しい刺激は興味や好奇心につながり、集中力を高めるきっかけになるかもしれません。
家でできる手遊びや読み聞かせ、パズル遊びは、赤ちゃんの集中力を高めるために効果的ですが、習い事を始めるのもおすすめです。
テアトルアカデミーは0歳から受けられるレッスンがあり、知育や手遊び、歌、読み聞かせや身体遊びなど、集中力を高めることに役立つ多彩なカリキュラムがあります。
ベビー部門のレッスンは任意で参加できるため、家庭の事情や赤ちゃんの都合を優先できることもメリットです。
オーディションは参加費無料のため、気軽にエントリーしてみてはいかがでしょうか。