赤ちゃんモデルを目指している保護者にとって、子どものまぶたが一重か二重かは気になるポイントかもしれません。二重まぶたではないと赤ちゃんモデルとして不利になるのではないかと不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では一重まぶたでも赤ちゃんモデルを目指せる理由や、二重まぶたにはない強みなどを解説します。
一重は赤ちゃんモデルに不利は本当?
結論から言うと、赤ちゃんのまぶたが一重でも二重でも関係なく、適性があれば誰でも赤ちゃんモデルになれます。実際に広く活躍している一重まぶたの赤ちゃんモデルがいますし、一重ならではの良さも十分にあるでしょう。
赤ちゃんモデルのオーディションで審査員が重視しているのは、赤ちゃんの素質や個性です。そのため、容姿だけで判断したり一重まぶただからという理由で不利になったりするわけではありません。
審査員は赤ちゃんの素質でチェックしている
赤ちゃんモデルのオーディションではさまざまな判断基準があり、外見だけで合否が決まることはないでしょう。審査員は、赤ちゃんの月齢や雰囲気、表情、人見知りの程度などいくつものポイントを考慮して慎重に判断しています。
一重まぶただからといって必ずしも目が細いわけではなく、場合によっては一重まぶたのほうがクライアントの商品・サービスにマッチしているという可能性もあるでしょう。
そのため、子どもが一重まぶたでも気にせず積極的にオーディションに挑戦することをおすすめします。
一重・二重の違いよりも赤ちゃんモデルにとって大事なこと
子どもの目が一重か二重かという問題よりも、赤ちゃんモデルの振る舞い方や性格が撮影に順応できるかということが大切です。
ここでは、赤ちゃんモデルにとって大切なポイントについて紹介します。
元気で愛嬌がある
赤ちゃんモデルを起用する際には、笑顔を求められることが多くあります。にっこり笑ったり楽しそうな声を上げたり、身体をよく動かしたりというように、元気が良く愛嬌があるかが重要なポイントとなります。
赤ちゃんらしい自然な表情や動作をしてくれるモデルが採用されやすいでしょう。
人見知りをしない
撮影には多くの大人が参加しており、赤ちゃんが知らない人に抱っこやお世話をされる場合があります。
普段とは違う雰囲気や環境でも、いつもと変わらずにいられる、知らない大人が近くにいても泣かないなど、人見知りをしない子どもだと撮影もスムーズに進められるでしょう。
日常的にいろいろな場所へ行ったり、知らない人と触れ合ったりすることが人見知りの対策になると言われています。
健康的な身体
健康的な身体であることも、赤ちゃんモデルに重要なポイントです。
撮影当日に風邪や体調不良で撮影に行けないと少なからず関係者に迷惑をかけてしまうほか、これを繰り返していると仕事の信用に影響する可能性があります。
赤ちゃんの体調はコントロールが難しいため、2人以上の赤ちゃんモデルを撮影に呼んでおく「ダブルスタンバイ」が一般的ですが、当日に休むことが少なければクライアントにも良い印象を与えられるでしょう。
保護者と離れても大丈夫
撮影する瞬間は、保護者は離れた場所にいなければなりません。保護者が離れたり見えなくなったりしても、泣かずに普段通りでいられるかもモデルとして重要な素質です。
子どもが保護者から離れても不安にならなくなる状態を「親子分離」と呼びますが、日々のトレーニングや赤ちゃんの自立心を養うことでできるようになると言われています。
保護者がモデル活動に協力的
赤ちゃんモデルの活動では、保護者は親でありながらマネージャーでもあります。
撮影のときにはルールや時間を守ることはもちろん、スタッフへの配慮や赤ちゃんのケア・体調管理も欠かせません。
常識的な言動を意識しながら、撮影をスムーズに進行できるよう協力的な姿勢で臨みましょう。
二重より一重の赤ちゃんモデルが有利な場合も
赤ちゃんモデルは一重より二重まぶたのほうが有利だと思われがちですが、仕事の内容によっては一重まぶたの方が有利になることも考えられます。
例えば、一般的な日常雑貨のモデルや日本の伝統行事のモデルなどはその傾向があると言えるでしょう。
一般的な日常雑貨のモデル
赤ちゃん用の日用品や子育てに関する雑貨では、あえて一重まぶたの赤ちゃんモデルを起用するケースもあります。
そもそも、日本人で生まれつき二重まぶたの赤ちゃんは少なく、一重まぶたの赤ちゃんのほうが多いと言われています。
そのため、赤ちゃんが使う日用品や雑貨は、一重まぶたの赤ちゃんをモデルにすることで、購入する保護者にとって親近感が湧きやすく、使用シーンもイメージしやすくなります。
赤ちゃん用の日用品や雑貨は種類が多くジャンルも幅広いため、一重まぶたの赤ちゃんモデルが活躍できる場面も多くあるでしょう。
日本と関係する伝統行事のモデル
昔から日本で受け継がれてきた風習や行事の赤ちゃんモデルは、一重まぶたの赤ちゃんが目立ちます。
例えば、お宮参り・お食い初め・初節句などの行事で記念写真を撮るときには、和装を選ぶ方が多い傾向があります。和服には日本人らしい顔つきがよく似合うため、一重まぶたの赤ちゃんモデルが選ばれるのでしょう。
実際に子ども向けフォトスタジオでは、これらのイベントのモデルに一重まぶたの赤ちゃんが多く掲載されています。
一重でも二重でも、どちらも印象が異なるからこそ適したシーンがあると言えます。
一重から二重になるのを待って赤ちゃんモデルを目指すのは要注意
生まれたときは一重でも、月齢が進むにつれて二重になる赤ちゃんも多くいます。そのため、二重になってから赤ちゃんモデルを目指そうと考える保護者もいるのではないでしょうか。
しかし、赤ちゃんモデルを始めるなら早い時期がおすすめです。
二重になってから赤ちゃんモデルを目指そうとすると、その月齢にしか受けられない仕事を受けるチャンスを逃してしまう可能性があります。
また、早めに始めることでレッスンを通じてほかの親子や大人と接する時間が増えるため、保護者と離れる訓練にもなり、今後の活動にも役立つでしょう。
子育てをしながら赤ちゃんモデルの活動を両立するのは大変なことですが、早いうちからさまざまな仕事を経験しておくと大きな強みになります。
赤ちゃんモデルになる方法
赤ちゃんモデルの仕事は、芸能事務所経由で依頼されることがほとんどです。そのため、赤ちゃんモデルの活動を始めるために芸能事務所に所属する必要があります。
ここでは、赤ちゃんモデルになる方法を紹介します。
①赤ちゃんを採用している芸能事務所に所属
赤ちゃんモデルになるために、まずは芸能事務所に所属します。しかし、芸能事務所によって受け入れている年齢・月齢が異なることがあります。
また、0歳から受け入れている芸能事務所の場合でも、生後4週間未満の新生児モデルは対象外の場合もあるため、事前にホームページで対象年齢・月齢を確認するようにしましょう。
②芸能事務所から仕事の紹介を受ける
芸能事務所のオーディションに合格し、所属が決まったら赤ちゃんモデルの仕事を待ちます。
芸能事務所には非公開のオーディション情報や赤ちゃんモデルの依頼がたくさん入ってくるため、気になるものがあれば挑戦してみるのも良いでしょう。
クライアントの求める条件に合っていれば、芸能事務所が仕事を紹介してくれることもあります。
③撮影
仕事が決まったら、いよいよ撮影です。赤ちゃんの体調管理に気を付けて当日の撮影に臨みましょう。
撮影現場では常識的な言動を意識しながら、赤ちゃんのケアにも気を配ることが大切です。
赤ちゃんモデルを始めるにあたって、芸能事務所の種類やオーディション情報など、事前にチェックしておくべきポイントは以下の記事を参考にしてください。
一重・二重は関係ない!赤ちゃんモデルを目指そう!
赤ちゃんモデルのオーディションは、まぶたの一重・二重だけで判断されません。それよりも元気や愛嬌がある、人見知りをしない、健康的な身体など、モデルにとって大切な素質を伸ばしてあげることを意識しましょう。
また、仕事によっては二重よりも一重の方が採用されやすい傾向のものもあります。赤ちゃんが一重まぶただからといってモデルを諦めたりせず、積極的に挑戦しましょう。
赤ちゃんモデルを始めるなら、月齢の低いうちが有利です。
芸能事務所を選ぶなら0〜2.6歳までが対象の「ベビーコース」があるテアトルアカデミーがおすすめです。
ベビーコースでは赤ちゃんの発達段階や月齢に合わせたレッスンを行っており、親子分離や身体遊び・ダンス、知育などを自由に選択することができます。
また、レッスンは予約制で参加も任意のため、赤ちゃんの体調に合わせて取り組みやすいのも魅力と言えます。
参加費無料のオーディションは全国11拠点で随時開催しているため、ぜひエントリーしてみてください。