赤ちゃんモデルはCMや雑誌などさまざまな媒体に出演しており、自身のお子さんが活躍することを夢見て赤ちゃんモデルに応募する保護者の方も少なくありません。
この記事では自身のお子さんを赤ちゃんモデルにしたい保護者の方に向けて、審査の判断材料として重要な応募写真を撮影するコツや、写真のNG例について紹介します。
赤ちゃんモデルの応募は準備が大事
赤ちゃんモデルを本気で目指すには、計画性を持って準備を進めていくことが重要です。
ここでは、赤ちゃんモデルに応募するために、最低限必要な準備について解説します。
所属したい芸能事務所を探す
まずは、所属したい芸能事務所を探すところから始めましょう。
芸能事務所に所属していない状態で赤ちゃんモデルのお仕事に応募した場合、採用される可能性が低いだけでなく、そもそも芸能事務所所属が応募条件となっているお仕事も多々あるのが実情です。
赤ちゃんモデルとして活躍するチャンスを増やすためには、芸能事務所に所属することが必須になります。赤ちゃんモデルを募集している芸能事務所のなかから、希望に合うところを探しましょう。
また、芸能事務所によって取り扱っている案件や、お仕事の規模も大きく異なります。
所属してからトラブルが起きないように、赤ちゃんモデルとしてどんなお仕事に携わりたいのか、事務所が得意としている案件と希望が合致しているのかを確認したうえで、所属する事務所を決めるべきでしょう。
写真付きエントリーシート・履歴書を作成
次に、写真付きのエントリーシートや履歴書を作成します。芸能事務所に応募する際も、一般的な就職活動と同様に、エントリーシートと履歴書が必要です。
ただし、芸能関係の応募に使う写真は証明写真のような小さい写真ではなく、バストアップと全身写真の2種類になります。
また、芸能事務所によっては身長や体重、スリーサイズなどの本人の情報を確認したうえで応募が可能となる場合があるため、募集要項をよく読んで応募しましょう。
オーディションを受けてモデル事務所に所属する
書類選考に合格したら、オーディションが開催されます。
赤ちゃんモデルのオーディションなので基本的には保護者の方と担当者との面接がメインになりますが、赤ちゃんは必ず同席となりますので、体調などを整えたうえでオーディションに臨みましょう。
オーディションの際には、お子さんが好きなことや苦手なこと、お子さんのアレルギーの有無、撮影に保護者の方の同行が可能かなど、あらゆる項目が聞かれます。
お子さんを良く見せようとして嘘をつくことがないように、落ち着いて話すことを心がけましょう。
オーディションに合格をしたら、晴れて芸能事務所に所属となります。
赤ちゃんモデルオーディションは応募写真(宣材写真)が重要
赤ちゃんは子役や大人の役者と違って、難しい演技をすることができません。そのため、応募写真や芸能事務所の宣材写真から読み取れる赤ちゃんや親の印象が非常に重要な判断材料となります。
狙っている芸能事務所やお仕事の公募に合格するためにも、応募写真の重要性をチェックしておきましょう。
応募写真(宣材写真)が採用担当者の第一印象を決める
赤ちゃんモデルの応募の際、採用担当者の第一印象を決めるのは写真です。モデル向きの赤ちゃん、会ってみたいと思える赤ちゃんかどうかが、応募写真を通じて採用担当者に判断されます。
写真の印象が良ければ採用担当者の目に留まって書類審査に通りやすくなるだけでなく、オーディションや面接のときにも覚えてもらえている可能性もあるため、重要なのです。
応募写真(宣材写真)で親の意識が分かる
応募写真や宣材写真を見ることで赤ちゃんの印象をチェックするのはもちろんですが、採用担当者はその写真を通じて、保護者の方がお仕事や赤ちゃんに対してどのような意識を持っているかも判断しています。
赤ちゃんは子役や大人の役者と違って、自分で衣装を選んだり、環境を整えることはできません。
赤ちゃんに似合う服を選んでいるか、写真の背景に余計な物が写り込んでいないか、ピントが外れていないかなど写真の細かい情報から、保護者の方がプロ意識を持って応募しているかが分かります。
応募写真や宣材写真でお仕事や赤ちゃんに対して本気で向き合っている姿勢が伝わるため、少しでも良い写真に仕上がるように撮り方のコツを覚えてみましょう。
赤ちゃんモデル応募写真(宣材写真)の撮り方のコツ4選
ここからは、採用担当者の目を引くような応募写真や宣材写真の撮り方について、撮影時の状況を想定しながら紹介します。
お子さんが魅力的に映る写真を撮れるように、次のポイントに気を付けましょう。
①自然な笑顔を逃さない
赤ちゃんの魅力が一番伝わりやすい、自然な笑顔を逃さない環境を整えましょう。
例えば、赤ちゃんは親の顔が見えると安心するので、撮影時は赤ちゃんと同じ目線になるのが効果的です。また、お気に入りのおもちゃを事前に用意しておき、赤ちゃんを喜ばせるのも良いでしょう。
赤ちゃんがリラックスして撮影できる環境を整え、シャッターチャンスを逃さないように根気よく写真撮影に臨むことが大切です。
②服装はきれいに
赤ちゃんの服装は、写真を見たときの印象に関わる重要なポイントの一つです。
例えどれだけ良い表情でも、服の汚れが目立ったり、シワだらけの服だったりすると、赤ちゃんの魅力が伝わらないだけでなく、保護者の方のお仕事に対する意識が低いと判断される可能性があります。
しかし、ブランド物の服や新品の服を撮影用に買わなければいけないということではありません。
撮影するときは、洗い立ての服や、シワや色落ちのない服を選ぶなど、可能な範囲で赤ちゃんの見栄えが良くなるように意識しましょう。
③明るさに注意して撮る
表情をより良く見せるためには、適切な明るさで撮影することも大切です。写真が暗いと赤ちゃんの印象も暗く見えてしまったり、反対に明るくしすぎても表情が見えにくくなってしまったりします。
写真撮影前には必ず試し撮りを行い、明るさをチェックしましょう。室内撮影の場合は、多少明るいほうが写真映えするのでおすすめです。
また、写真を加工して肌の明るさを少しだけ上げるのも赤ちゃんが元気に見えるため、「良い表情だけど少しだけ暗さが気になる」という場合は試してみても良いでしょう。
④連写モードで複数枚確保
赤ちゃんの表情は変わりやすいため、普段撮影に慣れていない方だとシャッターチャンスを逃してしまうこともあるでしょう。
連写モードを使うことで、一瞬の笑顔を撮影できる可能性が高まり、良い表情の写真を残しやすくなります。
赤ちゃんモデル応募のNG写真3選
赤ちゃんモデルの応募写真では、しっかりとピントが合っているなどの基本的なこと以外にも注意すべきポイントがあります。
ここからは撮影に不向きな場合や、好ましくない撮り方を具体例とともに紹介します。
①機嫌が悪いときに撮った写真
赤ちゃんの機嫌が悪いときに写真を撮るのはおすすめしません。赤ちゃんは自分の気持ちを自分でコントロールできず、不機嫌なときにはすぐに顔に出てしまいます。
不機嫌そうな写真は審査へ影響が出る可能性もあるため、赤ちゃんの機嫌が好調なときに撮影するのが良いでしょう。
②赤ちゃんの顔が分からない写真
赤ちゃんの写真を撮影する際に、よりかわいく見せるために帽子を被せる、アプリで加工するなどしたくなるかもしれません。
しかし、応募写真の一番の目的は赤ちゃんの素顔を知ることです。普段の顔が見えないような写真だと、採用担当者に赤ちゃんのイメージが伝わりにくくなってしまいます。
撮影の際は、赤ちゃんの顔が隠れていないかを確認しておきましょう。
③散らかった部屋が背景の写真
採用担当者は赤ちゃん本人の写真だけではなく、必ず背景も細かくチェックしています。
部屋の背景に洗濯物やゴミが散らばっているように見えると、良い印象を持ってもらうことが難しく、赤ちゃんの魅力やお仕事に対する意識の高さをアピールしにくくなります。
写真撮影を行うときは、真っ白なベッドの上など赤ちゃんがきれいに見える場所を選び、余裕があればお花や人形で背景をセッティングしましょう。
また、ポートレート機能が搭載されたカメラで撮影すると、赤ちゃんに焦点が当たり、背景にぼかしが入るので、赤ちゃんをより際立たせることができます。
テアトルアカデミーなら宣材写真をプロが撮影してくれる
赤ちゃんモデル芸能事務所の一つであるテアトルアカデミーでは、サイトのプロフィールに掲載するための宣材写真を、プロのカメラマンと撮影スタッフが協力して撮影してくれます。
ご自身で写真を撮影する場合、カメラや明るさの調整をセルフチェックする必要がありますが、プロがスタジオで撮影する場合は適切に調整してくれます。
また、撮影時の最適な表情や、赤ちゃんの笑顔を最大限引き出す係として撮影スタッフが同伴し、最高の一枚に仕立てることができます。
芸能事務所のプロフィールに掲載される宣材写真は、企業がお仕事を依頼するためにも重要な情報です。
赤ちゃんモデルとしてしっかり活動するのであれば、テアトルアカデミーに所属し魅力が伝わる宣材写真を撮影してもらうのが一番の近道になるでしょう。
赤ちゃんモデル応募写真(宣材写真)のコツをつかもう!
赤ちゃんモデルの応募写真や宣材写真は、赤ちゃんの魅力を伝えるだけでなく、親の意識も伝わる重要なものです。
この記事で紹介した撮影のコツやNG例を参考に、目標とする芸能事務所やお仕事に応募してみてはいかがでしょうか。