紙オムツのCMやパッケージで、無邪気な笑顔の赤ちゃんモデルを見かけることも多いでしょう。
そんな赤ちゃんを見て「どうやったらモデルになれるの?」「わが子の成長の良い思い出に、モデルとして撮影してもらいたい」と感じる保護者の方も少なくありません。
今回は、赤ちゃんモデル業界の仕組みやモデルとして活動する方法、実際に活躍している赤ちゃんモデルについて紹介します。
オムツCMでも活躍している赤ちゃんモデル業界とは?
赤ちゃんモデルとして活動したくても、一般の赤ちゃんが突然スカウトマンから声をかけられて抜擢されることはほとんどありません。
では、具体的にどうすれば良いのでしょうか?まずは、赤ちゃんモデル業界の基本をチェックしてみましょう。
赤ちゃんモデル業界の仕組み
赤ちゃんモデルは主に、ベビー用品のCM出演や商品パッケージ、雑誌、ネットCM、TVドラマや映画への出演などで活躍します。
これらモデルとして採用されるには、オーディションを受けて合格しなければなりません。ただし、希望者が多く倍率が高いため、採用の機会は比較的少ない傾向にあります。
赤ちゃんモデルの報酬
赤ちゃんモデルの報酬は、単独で出演する場合、CMでは約10~20万円、雑誌のモデルなら約5千円~2万円、テレビドラマや映画の出演で約5~10万円が相場です。
しかし、赤ちゃんが何人出演するかや、有名なモデルであるかどうか、全国の大手企業かローカル企業かなどによって金額が変わってきます。
また、ここで紹介した報酬は芸能事務所に所属した場合であり、一般公募で応募した場合とは報酬額が異なる可能性があります。
さらに、一般公募の場合、スポンサーによっては報酬が支払われないケースもあるため、トラブル防止の観点から最初に報酬額などをしっかり確認することが大切です。
芸能事務所所属と公募モデルとの違い
赤ちゃんモデルとして活躍するためには、「芸能事務所所属」と「公募モデル」の2つの方法があります。
ここでは、芸能事務所に所属した場合と公募モデルの違いを解説します。
①事務所に所属
芸能事務所に所属し、紹介されたオーディションを受けてCMや雑誌などの媒体で活躍する方法があります。
芸能事務所は、関東や東海、関西などの大都市圏だけではなく地方都市にもあるので、地方の赤ちゃんにもオーディションを受けるチャンスがあるのはうれしいポイントです。
②公募モデル
一般企業が独自に募集している赤ちゃんモデルに個別応募するのが公募モデルです。特にイメージしやすいのは雑誌のモデルとして活躍する読者モデルでしょう。
ただし、希望者が多い傾向にあるため、オーディションに合格できる可能性が比較的低いほか、芸能事務所に所属していないとそもそもオーディションが受けられないこともあります。
赤ちゃんモデルがCMで活躍する方法
赤ちゃんモデルとして活動するために、芸能事務所所属と公募モデルの2種類の方法があることや、その違いについて紹介しました。
そこからCMで活躍するには、応募する保護者や赤ちゃんの条件などがあるので、それぞれの特徴やメリットなどを知っておきましょう。
芸能事務所に所属している場合
芸能事務所に所属している赤ちゃんの場合、芸能事務所に寄せられたオファーのなかから条件に合ったものがピックアップされ、「オーディションを受けてみませんか?」と連絡があります。
また、赤ちゃんモデルのCMは撮影環境などが特殊なため、芸能事務所にオーディション依頼をするのがほとんどです。
芸能事務所を通してオーディションを受ける
芸能事務所が紹介してくれたオーディションを受け、合格すればCM出演が実現する流れです。
オーディションでは、自己紹介や志望動機などを聞かれる面接や、カメラの前でポーズをとるカメラテスト、赤ちゃんの観察などを行います。
芸能事務所に所属していれば、どのように対応すれば良いのか事前に情報をもらうことができるほか、撮影サポートも受けられるのでしっかり準備できます。
一般公募に応募する場合
一般企業がネットや雑誌、テレビ、ラジオなどで赤ちゃんモデルを募集するケースもあります。その募集に個人的に応募する方法が一般公募です。
企業の応募フォームからオーディションを受ける
一般公募の場合は、企業の応募フォームなどから応募します。ただ、応募が殺到すると書類審査の段階で落選することも珍しくありません。
もしオーディションに進んでも、面接の質問内容や赤ちゃんのアピール方法などを事前にしっかり調べなければならず、情報収集の手間がかかります。
また、一般公募はネットや雑誌、テレビなどのメディアから赤ちゃんモデルの募集情報を集める必要があるため、ある程度時間に余裕がないと応募できないのもネックでしょう。
実際にオムツCMで活躍する赤ちゃんモデルについて
赤ちゃんモデルにはどのような子が在籍して、どのような仕事をしているのでしょうか。
今回は、大手企業のCMなどで活躍しているテアトルアカデミーに所属している赤ちゃんモデルと、具体的にどんな仕事をしているかを紹介します。
オムツCMで活躍しているテアトルアカデミーの赤ちゃんモデル
ほかにも白井希果(明治ほほえみCM出演)、大野夏希(『シースター「ベビースマイル100年の健康を想う」編』出演)など、多数の赤ちゃんモデルが活躍しています。
テアトルアカデミーの赤ちゃんモデルのお仕事は?
テアトルアカデミーの赤ちゃんモデルとして活躍できる仕事は、次のようなものが挙げられます。
- 粉ミルクや哺乳瓶など赤ちゃん用品のCMへの出演
- 大河ドラマといったテレビドラマへの出演
- 紙オムツなどのパッケージのモデル
- ベビー服のモデル
また、赤ちゃんモデルとしてデビューした後も、NHK「いないいないばあっ!」のレギュラー出演や、「おはよう!アンパンマンこどもミュージアム」への出演、テレビCM、テレビドラマ、映画へ出演する子役もいます。
テアトルアカデミーだからこそできるほかの赤ちゃんとは違う特別な経験が、赤ちゃんの成長にとってプラスになるでしょう。
赤ちゃんをCMに出演させる流れをチェックしよう!
赤ちゃんモデルとしてCMに出演するには、芸能事務所所属か一般公募の2つの方法があることを紹介しました。
一般公募は倍率が高いため、オーディションを受けるチャンスが少ない可能性がありますが、芸能事務所に所属すると事務所からオーディション情報が入ってくるので、CM出演のチャンスも増えます。
また、芸能事務所からはオーディションでの受け答えや注意点を教えてもらえるのもメリットです。
わが子をCMへ出演させたい保護者の方は、まずは芸能事務所への所属を目指してみてはいかがでしょうか。