赤ちゃんがぐずる原因とは?泣き止ませる方法やあやす際の注意点について紹介

赤ちゃんがぐずる原因とは?泣き止ませる方法やあやす際の注意点について紹介 育児

赤ちゃんの「ぐずり」は、育児中の保護者にとって悩みの一つです。
泣く理由が分からず、不安になることも多いでしょう。

この記事では、赤ちゃんがぐずる原因や対策、あやすときの注意点について詳しく解説します。

赤ちゃんがぐずる原因

赤ちゃんがぐずる原因

赤ちゃんがぐずる理由を知ることで、適切な対応ができるようになるでしょう。

まずは、赤ちゃんがぐずる原因を紹介します。

睡眠不足

睡眠は赤ちゃんの脳や身体・心の発達に重要な役割を果たします。そのため、十分な睡眠を取らないと機嫌が悪くなったり、ぐずったりする原因となります。

赤ちゃんの月齢による睡眠時間(1日あたり)の目安は以下の通りです。

  • 生後0~1ヶ月:15~20時間
  • 生後2ヶ月頃:14~17時間
  • 生後6ヶ月頃:13~14時間
  • 生後7〜12ヶ月頃:11~13時間

成長するとともに昼寝の時間や回数、夜間の睡眠時間に変化が現れます。スマートフォンのアプリなどを利用し、赤ちゃんの睡眠記録を付けておくのがおすすめです。

お腹が空いた・お腹が苦しい

赤ちゃんは空腹を感じると、お腹が空いたことを伝えるために泣きます。赤ちゃんは胃の容量が少なく、成長期でもあるため1日に少量のミルクを何度も飲むことが必要です。

ミルクの目安量は赤ちゃんの月齢や体重によって異なります。適切なミルクの量と回数の目安は以下の通りです。

  • 新生児:少な目の量を1日に8~12回、2~3時間ごと
  • 生後2~4ヶ月頃:1回あたり140~160mlを6~7回、2~3時間ごと
  • 生後5〜6ヶ月頃:1回あたり160~200mlを5~6回程度、3~4時間ごと
  • 生後7ヶ月〜:1回あたり220mlを1日3回程度

生後6ヶ月頃からは離乳食が始まりますが、離乳食の後にミルクを与え、離乳食で足りない分を補うようにすると良いでしょう。赤ちゃんの様子を見ながら離乳食とミルクのバランスを調整することが大切です。

また、空腹のときだけでなく、ミルクの飲みすぎでお腹が苦しくてぐずることもあります。

不快感がある

赤ちゃんの肌は大人よりも薄く、触覚も敏感です。そのため、オムツや衣類、気温など外部からの刺激を不快に感じてぐずることがあります。

赤ちゃんが不快に感じてぐずる原因は、以下のようなことが考えられます。

  • オムツが気持ち悪い
  • 暑い・寒い
  • 痛い・かゆい
  • 服の締め付け、肌触りが気になる

そのためオムツが汚れていないか、新しい洋服に着替えてからぐずり出したかなど、いつもと変わった点がないか確認してあげると良いでしょう。

不安感がある

赤ちゃんは周囲の雰囲気を敏感に察知できます。保護者のストレスや不安、夫婦喧嘩などを感じ取ると、赤ちゃんは不安感から泣き出してしまうことがあります。

夫婦で話し合うときは赤ちゃんがいない部屋へ移動したり、赤ちゃんのお世話をするときは自分の気持ちを落ち着けたり、穏やかな気持ちで赤ちゃんと向き合うことが大切です。

体調不良

授乳やオムツ替えをしたり赤ちゃんがいる環境を整えたりしても長時間泣き止まない場合は、体調不良が原因かもしれません。普段から赤ちゃんの健康状態を観察しておき、不安なことがあれば医師に相談してみましょう。

また、周囲の環境が変わると泣き止む場合もあるため、ぐずる原因が分からないときには短時間外出してみるのも良いかもしれません。

赤ちゃんがぐずるのはメンタルリープが関係している?

赤ちゃんがぐずるのはメンタルリープが関係している?

考えられるぐずりの原因を解決しても、赤ちゃんが泣き止まない場合は、メンタルリープが関係している可能性があります。

メンタルリープとは

メンタルリープとは、赤ちゃんの脳や感覚が急激に成長するときに、ぐずりが起こるという考え方です。

赤ちゃんは認知能力や感覚が飛躍的に発達するのを自分で感じているものの、自分自身の変化に戸惑うためにぐずると考えられています。

一般的に、生後75週間(1歳半)頃までに10回のメンタルリープが起こると言われています。

ただし、個人差や赤ちゃんの成長に影響するさまざまな要因によって変わるため、どの時期に起こるかは目安として理解しておくと良いでしょう。

時期 特徴 内容
1 生後5週間頃 五感のリープ 音や匂い、触覚などの五感が発達し、周囲の刺激に反応しやすくなります。
2 生後8週間頃 パターンのリープ 物事に規則性があることを見出します。物の形や身体の動かし方などに現れるパターンを認識し、身体を積極的に動かすようになります。
3 生後12週間頃 推移のリープ これまでよりさらに五感が発達し、身体の動きをスムーズにコントロールする能力が発達します。周りの大人の行動にも興味を示します。
4 生後19週間頃 できごとのリープ 変化のあるできごとを一連の事象として認識できるようになります。周囲のできごとを細かく観察したり、手遊びやリズム遊びができるようになったりするでしょう。
5 生後26週間頃 関係のリープ 物と人との距離感、自己と他者の区別を認識できるようになります。好奇心が強まり、後追いや人見知りが始まります。
6 生後37週間頃 分類のリープ 同じ種類の物や似た物をグループとして認識します。物を手に持ち、似た物や違いを探すようによく観察するようになります。
7 生後46週間頃 順序のリープ 物事に順序があることを認識し、行動と結果のつながりを理解できるようになります。
8 生後55週間頃 工程のリープ 物事の一連の工程を認識できるようになり、複雑な手順も理解できます。自分で何でもやりたがる行動が見られます。
9 生後64週間頃 原則のリープ これまで学んだことにルールや原則があることを理解します。原則を確かめるためのいたずらなどの行動も見られ、記憶をベースに未来を予測する能力が発達します。
10 生後75週間頃 体系のリープ 物事を体系的に学び、環境に合わせて応用できるようになります。社会的ルールや習慣を学び始め、善悪を判断する力も身に付きます。

赤ちゃんのメンタルリープは、成長に不可欠なプロセスです。保護者は時期の目安を理解しておくと、赤ちゃんに寄り添ったサポートができるでしょう。

赤ちゃんのぐずりはいつまで続く?

赤ちゃんのぐずりはいつまで続く?

赤ちゃんのぐずりはいつまで続くのか、不安に感じている方もいるかもしれません。しかし、赤ちゃんの発達とともに、段々と頻度が減っていくでしょう。

一般的なぐずりの期間

赤ちゃんは空腹や不快感などの欲求を、ぐずったり泣いたりすることで表現しています。

赤ちゃんが継続してぐずったり泣いたりするのは生後2〜3週間頃から始まり、生後12週(3ヶ月)頃まで続くとされています。

しかし、なかには5〜6ヶ月頃まで続く場合もあり、個人差があることを理解しておきましょう。

メンタルリープの期間

先述の通り、赤ちゃんの脳や感覚が急激に成長するときに、自分の変化に戸惑うためにぐずりが起こることを「メンタルリープ」と呼びます。

生後1ヶ月〜1歳6ヶ月くらいまでの間に10回のメンタルリープが起こるのが一般的です。

そのため、赤ちゃんが欲求を伝えるために泣く期間が過ぎてもぐずるときには、「メンタルリープの周期かもしれない」と考えると良いかもしれません。

メンタルリープの時期と発達度合いを把握しておくと、赤ちゃんへの対応も分かりやすくなるでしょう。

赤ちゃんのぐずり対策

赤ちゃんのぐずり対策

赤ちゃんのぐずりは、どのように対策すれば良いのでしょうか。ここでは、ぐずったときに意識したいポイントについて紹介します。

生活リズムを整える

赤ちゃんは一日に何度も寝て起きることを繰り返します。起きたときや寝るタイミングでぐずるのは、生活リズムが安定していないために睡眠の質が低くなっているかもしれません。

決まった時間に昼寝させる、月齢に合った食事量と回数を意識する、寝る前にはリラックスできる環境を整えるなどの対策をしてみると良いでしょう。

優しくあやす

オムツを替えたりミルクをあげたりしても泣き止まないときは、優しくあやしてみるのも一つの方法です。

笑顔で話しかけたり抱っこしたり、音楽を聴かせたり、赤ちゃんが安心できる働きかけをしてみましょう。

あやす際の注意点

赤ちゃんをあやすときは、「優しく」接することが重要です。
特に、以下の行為は赤ちゃんの発達に悪影響をおよぼす可能性があります。

  • 大きな声を出す
  • 激しく揺さぶるなど

大きな声を出すと赤ちゃんは恐怖を感じて安心できません。また、赤ちゃんを縦抱きして激しく揺さぶると脳にダメージを与え、後遺症が残る可能性もあります。

なかなか泣き止まないときにはイライラしてしまうかもしれません。しかし、赤ちゃんは周囲の雰囲気を敏感に察知するため、落ち着いて対応することが大切です。

また、場合によってはパートナーなどに交代してあやしてもらうのも良いでしょう。

赤ちゃんのぐずりに悩んだら周りの人に相談しよう!

赤ちゃんのぐずりに悩んだら周りの人に相談しよう!

赤ちゃんが頻繁にぐずる、なかなか泣き止まないなど、ぐずりに悩んでいる方は1人で抱え込まないようにしましょう。

ときには周りの方や普段から赤ちゃんと接している人に相談してみるのもおすすめです。

赤ちゃんのぐずりに困ってしまったら、テアトルアカデミーに通ってみてはいかがでしょうか。

テアトルアカデミーには、0~2.6歳頃までの赤ちゃんを対象にした「ベビー部門」があり、月齢や発達段階に合わせたレッスンを受けられます。

音楽や読み聞かせなど、赤ちゃんの発達をサポートするレッスンがあるほか、講師をはじめたくさんの大人と触れ合う機会にもなり、赤ちゃんにとって良い刺激になるでしょう。

また、親子一緒に楽しめるレッスンが多く、赤ちゃんの成長を間近で見られることも特徴です。

保護者にとっても、普段赤ちゃんと接している講師に育児のアドバイスをもらえたり、保護者同士でコミュニケーションが取れたりするため、子育てについて情報交換できる場所にもなります。

【テアトルアカデミーはこんな方におすすめ!】
  • 実力派の役者が所属する芸能事務所に入りたい
  • 大手メディアへの出演実績が豊富な芸能事務所に入りたい
  • 芸能活動に向けた本格的なレッスンを受けたい
  • 赤ちゃんがぐずるのは意思表示!成長を一つひとつ見守ろう

    赤ちゃんがぐずるのは意思表示!成長を一つひとつ見守ろう

    赤ちゃんは、保護者に自分の欲求を伝えるためにぐずったり泣いたりします。
    「お腹が空いた」「眠い」「オムツが不快」などが原因となっている場合が考えられるため、赤ちゃんが快適でいられる状態を心がけましょう。

    また、1歳半頃まではメンタルリープが影響してぐずることもありますが、赤ちゃんの成長には欠かせない過程です。

    赤ちゃんが頻繁にぐずる、なかなか泣き止まないなど、子育てに不安を感じている場合は、1人で抱え込まずに自治体の子育て支援課や周囲の人に相談することも大切です。

    また、テアトルアカデミーの「ベビー部門」は、赤ちゃんと一緒にレッスンを受けながら講師や保護者とコミュニケーションを取れるため、子育ての息抜きやリフレッシュにもなるでしょう。

    気になる方は気軽にエントリーから始めてみてはいかがでしょうか。

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