2022/04/21

現場でのできごと・赤ちゃん篇

今回がコラム初投稿のキャスティングチームIです。
SNSに疎い私がコラムを書くことになるとは!!!と思いつつ、この文章を書いています。

 

さて、日常的にマスクをする生活が始まって早2年。
もともとマスクが苦手で、5分もつけていられなかった私ですが、息苦しさを感じつつも今は毎朝出かける前に「どの色のマスクをつけていこうかな~」なんて洋服を選ぶような感覚になってきました。

 

そんなマスク生活の中で、最近、撮影現場で赤ちゃん達の様子が変化してきたことを実感した瞬間がありました。

 

 

それは、マスクをつけている人を見ると笑うのに、マスクを外した人を見ると泣いてしまうということ!

 

撮影前はスタッフに抱っこしてもらったり、話かけてくれた方にニコっと笑いかけたり、ニコニコご機嫌だったのですが、いざ撮影がスタートして共演者の方がマスクを外して赤ちゃんの横に立ち、笑いかけた瞬間に泣き出してしまったのです。

 

パパ・ママ・ご兄弟などご家族の中ではマスクをしていない場面もあると思いますが、他人と接するときは常にマスクをした状態なので、特にコロナ禍で生まれ育ってきた赤ちゃん達は他人の表情の変化を見るという経験は少ないかもしれません。

 

でも、撮影の現場では本番の時はマスク外して撮影しますし、例えばママ役の方が笑いかけたら赤ちゃんが笑い返すなんていうシーンもあったりします。

 

赤ちゃんはいろんな人の顔や動きを見て表情を学び、喜怒哀楽の区別を学習するといいますが、それがとても大事なことなんだなぁと実感した出来事でした。

 

 

日常生活で他人の素顔を見るというのは、このご時世まだまだ難しいと思いますが、
その分、ぜひお家の中ではパパやママが喜怒哀楽をしっかり表情に出して見せたり、ちょっとリアクションを大きくしたりして、赤ちゃん達の心が豊かになるような工夫をしていただけるとよいのでは…と思います。