2022/03/01
カクドがキニナル
皆さんはイヤミのシェーを知っているだろうか?
おそらく知らない人はいないと思う。
手の角度、出歯の角度、絶妙ではないだろうか。
足にも注目したい。つま先まで実に神経が行き届いていて絶妙な角度だ。
人は角度に感動するのではないかと思うことがある。
例えば「男はつらいよ」の寅さんが振り向く時の首の角度、
「お控えなさって」と仁義を切るときの腕や腰の角度。
フィギュアスケート羽生選手が回転するときの首と背中の角度、
絶妙としかいいようがない。
葛飾北斎の波の絵だって、波の角度がああでなければここまで感動しただろうか。
印象に残っただろうか。
表現とはどうあるか?答えは一つではない。
そのなかで「角度」を意識してみるのも面白い。
我が家には3匹の保護猫がいる。そのなかの一番年下のメス猫ヨシコは
私を見つめ首を傾けニャーと鳴く。いつも同じ角度で首が傾く。
その姿はたまらなく愛しい。
そこに計算はあるのか?謎だ。
フロム エス。