2019/05/26
ベビーハンドラー その5
こんにちは。
テアトルアカデミーで「ベビーハンドラー」をしています、赤ちゃんスタッフのMです。
ドラマ・映画・CM・雑誌・パッケージなどさまざまな撮影現場で、ママと赤ちゃんのサポートに努めています。
今回はお仕事紹介から撮影までの流れについてお話したいと思います。
通常の場合、「書類選考」⇒「オーディション」⇒「撮影現場」という流れで採用者が決まっていきます。
①【お仕事紹介】
テアトルアカデミーに入ってきた出演依頼(撮影内容・使用媒体・撮影スケジュールなど)を、保護者様へお知らせします。
保護者様のもとでスケジュールを管理していただき、参加可能なものに数多くエントリーしていただきます。
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②【書類選考】
エントリーいただいた赤ちゃんたちの最新サイズ・発育状況・最新写真を集めてマネージャーが資料を作成し提出します。
赤ちゃんのお顔だちや撮影するシーンに合った発育段階などから候補者が選ばれます。
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③【オーディション】
書類通過した赤ちゃんたちが集められ、細かく母子分離や他人抱っこチェックなどが行われます。
わずかな時間の中で、泣かないか・笑顔が出るか・どのくらい動けるか・ママと離れられるかなどが見極められます。
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④【撮影現場!】
最終的に2~5名ほどが同じ現場に呼ばれます。(=「スタンバイ方式」)
待ち時間を上手に過ごしながら、いざ出番となったときにご機嫌の良い子からカメラ前に入ります。
後日、編集されて作品が完成したら採用者が決まります!!!
このように、とても厳しい選考を経てたった1名の採用者が決まる、とてもシビアな世界です。
赤ちゃん撮影が「スタンバイ方式」をとるのは、撮影当日のその瞬間に“ご機嫌でいられるかどうか”が定かではないためです。
タイミングの合った赤ちゃんから交代で撮影を進めていきますが、一度も出番なく終わる場合だってあります・・・。
多く撮影現場に携わってきて実感する、“撮影がうまくいくための3つの極意!!!”をご紹介します。
1、いっぱい褒めたり話したり笑いかけておくこと。
2、たっぷり睡眠をとっておくこと。
3、お母さん(保護者)が緊張しないこと。
普段からたくさん褒められたり笑いかけられたりしていると、人が好きになります。人好きな赤ちゃんは無敵です。
そしてご機嫌の良し悪しは睡眠によって決まるといっても過言ではありません。ちょっと大変ですが、撮影時間から逆算してお昼寝時間は確保してください。
赤ちゃんのコンディションが良くても、お母さん(保護者)が緊張していると不思議と赤ちゃんも感じ取って伝わるものです。
これらを一気に頑張ろうとしても無理~!と思われるかもしれません。
撮影現場で赤ちゃんとお母さんを最大限サポートするため、ベビーハンドラーがいます。
いっぱい一緒に遊んで、待ち時間のコンディションを見極めつつ、お母さんの緊張をほぐします。
赤ちゃんのベストを引き出すため、一緒に頑張りましょう!