2023/03/22
撮影現場より:コロナスタンバイ
おはようございます。
運営部キャスティングチーム
マネージャーTです。
普段は主に広告案件を担当させてもらっておりますが、皆さんは
「コロナスタンバイ」
という言葉を聞いたことはありますか??
そう、文字通り出演者がコロナウィルスにかかった場合の
ピンチヒッター的なポジションのことです。
赤ちゃんから3歳位までのお子さんに関しては、撮影現場に2名~3名来て頂き、
当日のコンディションや現場の判断等で採用者が決定すること
(通称:ダブルスタンバイ、トリプルスタンバイ)
がこの業界では当たり前とされておりましたが
コロナ禍後からは
「コロナスタンバイ」
という新たな言葉が生まれ、小さい子に限らず、大人に関しても撮影前日、もしくは当日朝
までスケジュールをKEEP頂くことが当たり前のようになっている今日この頃なのです。
あくまで1番手のピンチヒッター。
1番手が体調に問題が無ければそのままバラされる。。
万が一のための切ないポジション・・・
おそらく90%以上の確率でそのままバラされることでしょう。
ただ、その万が一があった場合は撮影ができず現場はパニックになる・・
今まで僕も数多くの方々に、
「今回コロナスタンバイになりました。」
宣告をしてきました。
う~ん・・・😿
ここでちょっと、ポジティブに考えてみましょうか!
良いこととしては、
・稼働せずにギャラがもらえる。
・本来なら不合格だったはずが、あと一歩だったことがわかり次へのモチベーションになる。
などかな??
ただ、これだけは言えます。
※コロナスタンバイになったことがある方へ※
残念ではありますが、2番手になれただけでもすごいことです。
書類選考から考えれば何百人、場合によっては何千人の中の2番手になれたことは自信
をもって良いと思います。諦めず、腐らず、次こそはという気持ちで頑張ってください。
※お仕事が決まったことがある方へ※
1番手になれたことはすごいし、素晴らしいことです。
ただ、陰で2番手(コロナスタンバイ)の方が、万が一の時の為にスケジュールを抑えて控
えてくれていることに感謝の気持ちを持ってください。そのことを決して忘れず、2番手の人
の分まで頑張ってください。次は逆になる可能性だってあるんだから・・・
以上、つぶやきでした。
コロナの威力が弱まっていく中、いつまでこの状況が続くかはわかりませんが、
引き続き頑張って行きましょう~!