2022/08/26
ごねんめのK:「作品名 特に怖いポイント」で検索してから観る派
おはようございます。
物語なんて平和であればあるほど良いと感じながら過ごしていた幼少期(要するにただの怖がり)からうってかわって、今やすっかりホラー映画の虜となってしまった方のKです。
そんなKにとってもトラウマになるほど怖い映画を皆さまにご紹介したのは、忘れもしない3年前の夏。
福岡は中州にある小さな映画館「中州大洋劇場」で一人うっかり鑑賞した後の何ともいえない感情を、こちらのコラムに吐き出させていただいたのでした。
当時はブログと呼ばれていましたね。
それ以来、できるだけ映画館でのホラー映画鑑賞を避けて生きるという超自然的恐怖原理主義者らしからぬ状況が続いておりました。
せめてネタバレ読んでからじゃないと無理(要するにただの怖がり)
怖いけど観たい。観たいけど怖い。
そんな皆さまにおすすめしたいのが、某動画配信サービスです。
おかげで、気になっていた台湾のホラー映画を「※自宅で」「※煌々と明かりをつけたまま」「※片手にスマホを握りしめ」「※ときどき自分に『怖くない』と言い聞かせながら」鑑賞することができました。
※この時点でホラー映画という概念に気持ちが負けているような気がしないでもないですが、完走したのは事実ですのでこのまま話を進めます
いやあ、台湾映画って本当にたちが悪い(褒めています)
田舎出身ということもあり土着信仰系ホラーには厳しいKですが、この作品はとにかくリアルで臨場感がありました。
ハンディカメラやドライブレコーダーで撮影された主観的な映像が続くため、特にこれまで呪われるという経験をされたことのない方でも、まるで実体験のように感じることができるのではないかと思います。
そういった意味では「ホラー映画のタブー破り」とも評されているこちらの作品。
もはや監督からのファンサービスというより、どちらかというと嫌がらせに近いものを感じるほど(褒めています)
既にどなたかに呪われている自覚のある方には少し物足りないかもしれませんが、ちょうど「田舎の山奥にある小さな村に訪れた際、深夜に行われていた奇妙な儀式に勝手に潜り込んでこっそり撮影していたところを村人に見つかってしまい、命からがら逃げかえった後も自宅にて怪奇現象が続いているため自分の置かれた状況や今後の展開について不安を感じている」という方であれば緊張感を持って楽しめるのではないでしょうか。
目も耳もふさぎたくなる瞬間が何度も訪れるので、お持ちの方はお手元に腕を4本ご用意いただくことをおすすめします。
ご想像の通り超自然的な要素もふんだんに盛り込まれているのですが、注目いただきたいポイントは母と娘の関係性です。
ただ怖いだけでなく、いろいろ考えさせられる作品でもありました。
この先も引き続き感受性豊かに生きていく予定のKとしては、怖いだけで十分だからあまり脚本部分に工夫を凝らさないでほしいと感じているのもまた事実です。
だってホラー映画で泣くのってなんか悔しくないですか?
さて。全体的に不穏な空気が漂うコラムになってしまったので、先日行ってきたロボット展の写真をはさんで中和しようと思います。
家に連れて帰りたいほど気に入ってしまったのが、ふれあいコーナーにいたこちらのかわいこちゃん。
間違えました。
固いイメージのあるロボットですが、こちらのLOVOT(らぼっと)は柔らかくてあたたかいので驚きました。
「愛されるために、生まれてきました。」から始まるキャッチコピーの通り、とっても愛らしいふるまいをしてくれます。
世界初のやきもちを焼くロボットでもあるそうです。なにそれかわい
本当に一緒に暮らすこともできるらしいので、気になった方は調べてみてください。
本体価格と月々にかかる費用はあまり可愛くないのもポイント☆
ちなみに一枚目のロボットも、その特別展に展示されていたものです。
何かの実験のために作られた赤ちゃんサイズのロボットの再現だったと思うのですが、詳細が思い出せず困っています。
その曖昧な記憶ゆえ、実際に目にしたときよりもなんとなく不気味さが増して見えてくるのも恐ろしいですね。
※ここで最も恐れるべきは己の記憶力の低迷です。本当になんだっけこれ
アトムもいました。