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ミドルボイスとは?ミックスボイスとの違いや出し方を紹介

ミドルボイスとは?ミックスボイスとの違いや出し方を紹介 ON-LABO

歌唱力を高める方法の一つとして注目されている「ミドルボイス」は、地声と裏声の中間に位置する音域が特徴の声です。

喉への負担が少なく、力強い歌声を保ちながらきれいな中高音域を出すことができます。

ミドルボイスは適切なトレーニングを重ねれば誰でも出せるようになるため、歌の表現力も大幅に高められるでしょう。

この記事では、ミドルボイスの定義やミックスボイスとの違い、出し方や練習のコツなどを、初心者向けに分かりやすく解説します。

ミドルボイスとは?

ミドルボイスとは?

ミドルボイスとは、地声(チェストボイス)と裏声(ファルセット)の中間のような声の出し方で、E4~B4くらいの中音域にあたります。

ミドルボイスの音域

この音域は、鼻の奥に響かせることで声を通りやすくする方法、鼻腔共鳴を使って自然な響きを保つことがポイントです。

ミドルボイスは、地声の力強さがありながらも、裏声のやわらかさを兼ね備えており、歌唱表現の幅を広げるうえで重要なスキルとされています。

ミドルボイスを出せるようになると発声が安定し、喉への負担も軽減されるため、多くのプロシンガーが活用している発声方法の一つです。

歌の表現力を高めるための発声方法はミドルボイスのほかにもいくつかあり、そのうちのチェストボイスやヘッドボイスについては以下の記事で解説しています。

ミックスボイスとの違いは?

ミックスボイスは、低音域の地声と高音域の裏声が滑らかにつながった状態にする発声方法です。
これに対して、ミドルボイスは主に音域を指す言葉で、E4〜B4の中音域の声とされています。

厳密にはこのような違いはあるものの、一般的に両者は同じものとして扱われることが多く、「ミドルボイス=ミックスボイス」として認識されるケースも多いです。

ミドルボイスが特徴的なアーティスト

ミドルボイスが特徴的なアーティスト
ミドルボイスは、多くのプロアーティストが巧みに活用しており、ポップスやロック、バラードなど幅広いジャンルで聴くことができます。

中音域での力強くもやわらかな表現を可能にするため、聴く人の心をつかむ魅力があります。

ここでは、ミドルボイスを印象的に使っている男性・女性アーティストを紹介します。

男性編

  • 草野マサムネ(スピッツ)
  • 久保田利伸
  • Taka(ONE OK ROCK)
  • 秦基博
  • 平井堅
  • 藤原聡(Official髭男dism)

女性編

  • Aimer
  • MISIA
  • 吉岡聖恵(いきものがかり)
  • アンジェラ・アキ
  • Superfly
  • miwa

ミドルボイスの出し方

ミドルボイスの出し方

ミドルボイスを習得するには、正しい姿勢と呼吸、そして発声の感覚を身に付けることが重要です。

無理に声を出そうとすると喉を痛めてしまうため、リラックスした状態でトレーニングしましょう。

ミドルボイスの出し方は次の通りです。

  1. 腹式呼吸でしっかりと息を吸う
    腹式呼吸は息の量を調整し、力強い声が出せるようになります。お腹を膨らませるように息を吸い、おへそまわりに力が入る感覚を意識しましょう。
  2. 上半身はリラックスさせたまま、下半身は肩幅程度に開く
    安定した姿勢を保ち、無駄な力を抜くことで発声がスムーズになります。
  3. 鼻腔に響かせることをイメージしながら中音域で「ニィーーー」と発声する
    鼻の奥を振動させるように響かせることで、ミドルボイス特有の共鳴を体感できます。

これらの手順を繰り返し練習することで、自然で滑らかなミドルボイスが出せるようになります。

ミドルボイスの練習で押さえておきたいコツ

ミドルボイスの練習で押さえておきたいコツ
ミドルボイスを上達させるには、単に発声練習を繰り返すだけでなく、正しい感覚と身体の使い方を理解することが大切です。

ここでは、ミドルボイスの練習で押さえておきたいコツを紹介します。

ハミングで鼻腔共鳴の感覚をつかむ

ミドルボイスのカギとなるのが「鼻腔共鳴」であり、これを体感するためにはハミング練習が効果的です。

口を閉じて「んー」と声を出すことで、鼻の奥に響く感覚が分かります。
腹式呼吸を意識しながら、しっかりと息を出して発声すると良いでしょう。

鼻の奥が振動するような感覚があれば、鼻腔共鳴ができています。

声帯を閉じることを意識する

ミドルボイスを出すには、声帯を閉じた状態で裏声を出す必要があります。

「はぁー」と息を吐き出している途中でピタッと止めると、声帯を閉じる感覚をつかみやすいでしょう。

そして、声帯を閉じながら喉を開き、鼻腔共鳴で響かせることがミドルボイスを出すためのポイントです。

プロに習うのもおすすめ

ミドルボイスの発声練習は独学でも可能ですが、効率良く正しいミドルボイスを習得するなら、プロの指導を受けるのがおすすめです。

講師のフィードバックによって、自分では気付けない癖や間違いを修正でき、上達スピードが格段に上がります。

また、自分の声質やレベルに合わせたレッスンを提案してくれるだけでなく、ミドルボイス以外の発声方法を習得できることも大きな魅力です。

ミドルボイスを習得するならテアトルアカデミーで基礎を学ぼう

ミドルボイスを習得するならテアトルアカデミーで基礎を学ぼう

正しい発声方法でミドルボイスを習得したい方は、テアトルアカデミーの「ON-LABO」がおすすめです。

中学生〜30歳を対象とした「ON-LABO」と、31歳以上を対象とした「ON-LABO NEXT」の2つのコースがあり、どちらも音楽業界で活躍するプロの講師陣から、発声や呼吸法など、歌の基礎をしっかりと学ぶことができます。

特に、ミドルボイスのような繊細な技術は専門家の指導で正しい感覚を身に付けることが重要です。
自己流では難しいポイントも丁寧にサポートしてくれるため、初心者でも確実なスキルアップを狙えるでしょう。

ミドルボイスを含むさまざまな発声方法のほかにも、呼吸法をベースとした発音やリズム感など、ヴォーカルトレーニングが充実しています。

作詞・作曲や楽器演奏のレッスンも受けられるため、将来的に歌手を目指したい方にもぴったりです。

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ミドルボイスの出し方をマスターして表現の幅を広げよう!

ミドルボイスの出し方をマスターして表現の幅を広げよう!

ミドルボイスは、喉の負担を減らしながら表現力を高められる発声方法です。

腹式呼吸や鼻腔共鳴、声帯の使い方などを意識して練習すれば、誰でも出せるようになります。

しかし、独学では正しい発声ができなかったり、かえって喉を痛めてしまったりするかもしれません。

ミドルボイスを効率的に習得するなら、テアトルアカデミーの「ON-LABO」で基礎から学ぶのがおすすめです。

プロの指導を受けながら練習することで、より正確で魅力的なミドルボイスが身に付きます。

歌がうまくなりたい方、プロの歌手を目指している方は「ON-LABO」の無料オーディションにエントリーしてみてはいかがでしょうか。

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