イケボとはどんな声?イケボと呼ばれる人の特徴や出し方を解説

イケボとはどんな声?イケボと呼ばれる人の特徴や出し方を解説 ON-LABO

「イケボ」という言葉は、魅力的な声を持つ人を指す言葉として広く使われています。

イケボは、必ずしも低音や渋い声だけを指すわけではなく、話し方やトーン、余裕のある声の使い方も重要です。

この記事では、イケボの意味や特徴、イケボを出すためのコツを詳しく解説します。

イケボとはどんな意味?

イケボとはどんな意味?

「イケボ」とは、「イケてるボイス」や「イケメンボイス」を略した言葉で、顔立ちなどの外見とは関係なく魅力的な声を持つ人を指します。

イケボは、単に低音や渋い声だけを指すのではなく、落ち着きや心地良さ、聞き取りやすさなど、さまざまな要素が含まれることが特徴です。

もともとは、アニメやゲームのキャラクターの声を称賛する際に使われることが多い言葉でしたが、YouTubeやTikTok、配信アプリなどの普及により一般の方に対しても広く使われるようになりました。

特にVTuberや声優、実況者など、顔を出さずに声だけで活動する人が増えたことで、イケボへの注目度が高まっていると言えるでしょう。

例えば、落ち着いた低音ボイスの男性配信者や、さわやかで優しい語り口調のラジオパーソナリティは、多くのリスナーから「イケボ」と称されます。

さらに、音声コンテンツの発展により、企業のナレーションや広告の分野でもイケボが求められる場面が増えています。

女性にもイケボがいる

「イケボ」と聞くと、男性の声をイメージする方が多いかもしれません。しかし、女性の声も「イケボ」と称される場合があります。

低めで落ち着いたトーンの声や、クールで洗練された話し方をする女性もイケボと評価されることが多く、アニメやゲームのキャラクターの中には女性が演じる「イケボ男子」も少なくありません。

最近では、SNSや配信プラットフォームを通じて人気を集める女性のイケボ配信者も増えており、低音ボイスを活かしたASMRやナレーション系のコンテンツで注目されています。

イケボと呼ばれる人の特徴

イケボと呼ばれる人の特徴

人が他者とコミュニケーションを取る際、声は人の印象を左右する重要な役割を果たします。

心理学者アルバート・メラビアンの「メラビアンの法則」によると、人がコミュニケーションを取る際、視覚情報55%、聴覚情報38%、言語情報7%の割合で影響を与えるとされています。

つまり、声の質や話し方は、相手に与える印象の約4割を占めるのです。

イケボと呼ばれる人は、単に「低音で渋い声」というわけではなく、聞き取りやすさや話し方の魅力も大きな要素になります。

ここでは、イケボとされる人が持つ特徴を詳しく解説します。

低く落ち着きのある声

低めのトーンで落ち着いた話し方をすると、安心感や信頼感を与えることができます。
特に低音ボイスの男性は「大人っぽい」「頼りがいがある」と感じられることが多く、イケボの代表的な特徴の一つです。

また、低音の響きを活かした話し方は説得力が増し、相手に思慮深い印象を残しやすいというメリットもあります。

さわやかで明るい声

明るくハキハキとした声もイケボの一つです。

例えば、さわやかで清潔感のある声は聞いていて心地良く、ポジティブな印象を与えます。

色気を感じるハスキーな声

少しかすれたようなハスキーボイスも、多くの人に「イケボ」と感じられます。

特に大人の色気を感じさせる重低音の落ち着いた声や、ミステリアスな雰囲気を演出できる声は、男女問わず人気です。

余裕を感じる優しい声色

ゆったりとした話し方や、やわらかいトーンの声もイケボの特徴の一つです。

こうした声は落ち着きがあり、包容力のある優しい雰囲気を演出できます。

落ち着いた話し方は安心感を与えられるため、リラックスしたいときや寝る前にイケボの動画や配信が聞きたくなる方も多いでしょう。

ハキハキとした聞き取りやすい発音

聞き取りやすい声は聞き手が集中しやすく、人を引きつけるポイントです。

どんなに良い声質でも、発音が不明瞭だったりモゴモゴと話したりすると、視聴者に伝わりにくくストレスになる可能性もあるでしょう。

「滑舌の良さ」や「聞き取りやすさ」はイケボに必須なスキルです。

イケボの出し方とコツを紹介

イケボの出し方とコツを紹介

「イケボになりたい」と思っても、ただ声を低くするだけでは理想の声にはなれません。

イケボを出すためには、発声方法や声の響かせ方を意識し、トレーニングを積み重ねることが重要です。

ここでは、イケボを手に入れるための具体的な方法を紹介します。どのトレーニングも日々の練習がカギとなるため、コツをつかんで継続的に取り組んでみましょう。

腹式呼吸を意識する

イケボを出すためには、腹式呼吸を身に付けることが必須です。

腹式呼吸は胸ではなくお腹を使って息を吸い、声を安定させる呼吸法です。
これにより、深みのある響きや安定した発声が可能になります。

腹式呼吸の練習方法は、以下の通りです。

  1. 背筋を伸ばし、リラックスした状態になる
  2. お腹に手を当てて鼻から深く息を吸い、お腹が膨らむことを確認する
  3. 口から少しずつ息を吐きながら、お腹がへこむのを感じる
  4. お腹の動きを意識しながら繰り返し行う

腹式呼吸は1日5回程度から始め、慣れてきたら10〜20回程度行うと良いでしょう。

ボイトレで発音を良くする

イケボの魅力は声のトーンや響きだけでなく、発音の明瞭さも重要です。

どんなに良い声でも、滑舌が悪いと聞き取りにくく、相手に伝わりづらいため、ボイトレ(ボイストレーニング)で発音を磨きましょう。

自宅でも簡単にできるボイトレ方法として、以下の練習が効果的です。

  • 母音発声練習:「あ・え・い・う・え・お・あ・お」とゆっくり発声し、口の形を意識する
  • 早口言葉:「生麦生米生卵」などの早口言葉を、はっきり発音する
  • リップロール:唇を軽く閉じた状態で「プルプルプル」と唇を震わせながら息を吐き出すトレーニング

このほか、自宅でできるボイトレの方法やポイントについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

喉の位置を意識する

喉の位置を意識することで、声のトーンや響きを自在にコントロールできるようになります。イケボを目指す場合は、どのような声を出したいのかによって喉の位置を調整しましょう。

落ち着きのあるイケボを目指す場合は、喉の位置を下げて胸部で音を響かせるように、ハミングで感覚をつかみます。

さわやかな明るいイケボを目指すなら、低音より喉を少しだけ閉める(上げる)ようにし、鼻から息を抜くイメージで練習すると良いでしょう。

自分の声質を理解する

イケボを目指すうえで重要なのは、自分の声質を正しく理解することです。

人それぞれ声の高さや響きが異なるため、まずは自分の声の特性を把握し、どの方向に伸ばすべきかを考えましょう。

スマートフォンの録音機能やアプリを活用し、自分の声を聞くのがおすすめです。

なりたい声と自分の声を聴き比べる

理想のイケボに近付くには、実際に憧れの声と自分の声を聴き比べることが大切です。

声優や俳優、ナレーターなど、自分が「こんな声になりたい」と思う人物の音声をじっくり聴き、その特徴を分析してみましょう。

その後、自分の録音した声と比べることで、自分に足りない部分や伸ばすべき部分を客観的に理解できます。

自分の目指すイケボの真似をする

目指すべきイケボの人がいれば、その人の声のトーンや話すスピード、間の取り方、呼吸の入れ方などを分析して真似することが上達のポイントです。

動画を見ながら練習したり、セリフを真似してみたりして、繰り返し練習しましょう。

イケボと言われる芸能人

イケボと言われる芸能人

ここでは、イケボと言われる芸能人を男性・女性別に紹介します。

男性編

  • 大塚明夫
  • 斎藤工
  • 櫻井孝宏
  • 玉木宏
  • 津田健次郎
  • 中村悠一
  • 福山雅治

低音で色気のある声、深みがあり優しい声といった特徴を持つ方が多くいます。
それぞれ声優や俳優、歌手と幅広い分野で活躍しており、さまざまな役柄を演じていることも魅力です。

女性編

  • 緒方恵美
  • 沢城みゆき
  • 朴璐美
  • 高山みなみ
  • 田中真弓
  • 戸田恵子

イケボの女性と言われるのは、声優で少年や男性役を演じている人が多く挙げられます。
低い声や輪郭のはっきりした声が特徴と言えるでしょう。

また、深みのある落ち着いた声やハスキーボイスの方もおり、ナレーターや女優、歌手など幅広く活躍しています。

イケボを出すための基礎を身に付けるならテアトルアカデミー

イケボを出すための基礎を身に付けるならテアトルアカデミー

イケボは男女問わず、誰でも目指すことができます。
まずは自分の声質を分析し、理想のイケボを見つけましょう。

イケボを出せるようになるには、発声や滑舌のトレーニングが欠かせません。
基礎からしっかりと発声スキルを身に付けるなら、テアトルアカデミーがおすすめです。

テアトルアカデミーには、中学生〜30歳までが対象の「ON-LABO」と31歳以上が対象の「ON-LABO NEXT」があり、どちらも基本的なボーカルスキルを身に付けることができます。

シンガーソングライターや音楽プロデューサーなど、音楽業界の最前線で活躍している講師のレッスンが受けられるため、実践的な学びが多いことも魅力です。

イケボを習得してプロの歌手としてデビューしたい方や自分の声を武器に仕事をしたい方にはぴったりのコースと言えるでしょう。

【テアトルアカデミーはこんな方におすすめ!】
  • 実力派の役者が所属する芸能事務所に入りたい
  • 大手メディアへの出演実績が豊富な芸能事務所に入りたい
  • 芸能活動に向けた本格的なレッスンを受けたい
  • イケボの出し方をマスターして理想の声を目指そう!

    イケボの出し方をマスターして理想の声を目指そう!

    イケボは、顔立ちなどの外見とは関係なく魅力的な声のことです。

    単に重低音の声だけでなく、色気や落ち着いた雰囲気を感じられる声、ハキハキとした声などもイケボに含まれます。

    イケボを出せるようになるには発声や滑舌の基礎的なスキルが必要です。基礎から実践まで、幅広く効果的なトレーニングを受けるなら、テアトルアカデミーの「ON-LABO」のレッスンを受けると良いでしょう。

    音楽業界で活躍する講師陣のレッスンをオンラインで受講しながら、歌手デビューできるほどのスキルを習得できます。

    気になる方は参加費無料のオーディションにエントリーしてみてはいかがでしょうか。

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