音域を広げる方法とは?平均的な音域と広げるポイントについて解説

音域を広げる方法とは?平均的な音域と広げるポイントについて解説 ON-LABO

歌をうまく歌うためには、音域の広さが重要なポイントとなります。

しかし、なかには「高音が出ない」「低音が響かない」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。音域を広げるには、正しい発声方法や練習方法を知る必要があります。

この記事では、男性と女性の平均的な音域を解説しながら、音域を広げる具体的な方法やポイントを紹介します。

音域とは?男性と女性の違い

音域とは?男性と女性の違い

音域(ボーカルレンジ)とは、人間が発声できる最も低い音(最低音)から最も高い音(最高音)までの範囲を指します。

音域は声の特性や発声スキル、性別、体格によって個人差がありますが、成人の場合は1オクターブ〜1オクターブ半程度が一般的です。

声の高さは声帯の振動数で決まると言われ、振動数が多いほど高くなり、少ないほど低くなります。

音域の広さは先天的な要素がありますが、トレーニング次第で広げることもできるでしょう。

男性・女性の平均的な音域

男性・女性の平均的な音域の画像

音域は、一般的に男性3種類、女性3種類の計6種類に分けることができます。

低い方から、男性はバス・バリトン・テノール、女性はアルト・メゾソプラノ・ソプラノです。

それぞれの音域の目安と声の特徴は、以下の通りです。

性別 音域(名称) 音域の目安 特徴
男性 バス E2〜E4 低音域の声で深く重厚感があるのが特徴。
バリトン G2〜G4 中音域の声で、優しさと力強さを併せ持つのが特徴。
テノール C3〜C5 高音域の声で、繊細さがありながらも伸びやかなのが特徴。
女性 アルト F3〜F5 低音域の声で、音の厚みと安定感があるのが特徴。
メゾソプラノ A3〜A5 中音域の声で、やわらかく豊かな響きでハーモニーの要となる。
ソプラノ C4〜C6 高音域の声で、透明感があり突き抜けるようなトーンが特徴。

音階はアルファベット表記(国際表記)となり、「ド(C)レ(D)ミ(E)ファ(F)ソ(G)ラ(A)シ(B)ド(C)」を表します。アルファベットの横の数字は、小さいほど低く大きいほど高いとイメージしましょう。

上記の表は一般的な区分ですが、男性でもソプラニスタとして活躍するオペラ歌手や男性音域・女性音域を歌いこなす歌手もいます。

音域は個人差によるところが大きく、トレーニングによって広めることもできるため、あくまでも目安としてとらえておくと良いでしょう。

音域を広げる方法【高音域・低音域別】

音域を広げる方法【高音域・低音域別】

音域を広げるためには、適切なトレーニング方法と発声方法を身に付けることが重要です。

ここでは、音域を広げるための基本的なトレーニング法と、高音域・低音域それぞれに特化した練習方法を紹介します。

【共通編】

どの発声トレーニングでも共通する基礎的なポイントとしては、腹式呼吸を癖付けることとリラックスしてトレーニングすることが挙げられます。

腹式呼吸を癖付ける

腹式呼吸は発声・歌うときの基本の呼吸法です。お腹に力が入りやすく、安定した声を出すことができます。

低音や高音は地声よりも息を吐く量が多いため、腹式呼吸で歌うことを癖付けると良いでしょう。

腹式呼吸は息を吸うときにお腹が膨らみ、吐くときにへこむ呼吸法です。お腹に手を当てながらゆっくりと鼻から息を吸い込み、口から細く長く吐き切るようにしましょう。

リラックスする

身体や喉が緊張状態にあると、力みすぎてしまい思うように声が出せなくなります。

特に肩や首、口まわりの筋肉をほぐすことで、余計な負担をかけずに高音・低音を出しやすくなるでしょう。

リラックスするには、深呼吸やストレッチなどが効果的です。

【高音域編】

続いては、高音域を出せるようになるための方法を紹介します。

裏声・ミックスボイスを練習する

高音域を無理なく出すためには、裏声(ファルセット)やミックスボイス(ミドルボイス)の習得が重要です。

裏声は地声では出せない高音域を歌うときに使用され、高音域が1オクターブ以上広がることもあります。

ミックスボイスは地声と裏声の中間くらいの声で、高音でも喉への負担を少なく歌い続けられるでしょう。

それぞれの練習方法やポイントについては、以下の記事を参考にしてください。

ハミングを練習する

ハミングは、口を閉じたまま鼻から声を出す発声方法です。

ハミングを練習することで鼻腔共鳴の感覚をつかめると高音を出しやすくなり、声量アップにもつながります。

ハミングは鼻からゆっくりと息を吸い、口を閉じて「んー」と一定のペースで発声します。鼻腔共鳴を意識しながら、声の高さも調整してみましょう。

このほか、高音を出す方法や練習のポイントについては以下の記事でも解説しています。

【低音域編】

次に、低音域を出せるようになるための方法を紹介します。

顎を下げることを意識する

低音を出すときに顎を上げると、喉が閉まり声を出しづらくなってしまいます。
口を開けた状態で顎を下げるようにすると、喉の奥に空間ができて低音を出しやすくなるでしょう。

顔ごと下を向くと喉が詰まってしまうため、正面を向いたまま顎だけ軽く引くことがポイントです。

エッジボイスを練習する

エッジボイスは、声帯を閉じながら声を出す方法です。ホラー映画に出てくるような、ブツブツと途切れた低音の声をイメージすると分かりやすいかもしれません。

エッジボイスを出すには、声帯の力を抜いた状態で声を出すことがポイントです。息を吐いている途中で止めて、そのまま低い声を出すとエッジボイスになりやすいでしょう。

エッジボイスは声帯のコントロールや喉のウォーミングアップにも効果的です。

ドッグブレスを練習する

ドッグブレスは、短く息を吐く練習方法です。名前の通り、犬の呼吸のように「ハッハッハ」と細かく息を吸う・吐くことを繰り返します。

ドッグブレスは腹式呼吸に欠かせない「横隔膜」を鍛えられます。口を開けて短い呼吸を1分ほど繰り返しましょう。

低音域の声が安定し、息の量をコントロールする力も付きます。

音域を広げる4つのポイント

音域を広げる4つのポイント

音域を広げるためには、練習を重ねることが大切ですが、無理な発声や間違った練習を続けると、喉を痛めてしまう可能性もあります。

ここでは、音域を広げる練習の際に意識すべき4つのポイントを解説します。

徐々に音域を広げる

音域を広げるために、無理して低音や高音を出そうとすると、喉や声帯を痛めやすくなります。

そのため、一気に音域を広げようとせず、喉や声帯の負担を考慮しながら徐々に歌える音程を増やしていくことが大切です。

長時間練習しない

声帯は繊細な器官です。1日に何時間も練習を続けると負担が大きくなり、痛めたり炎症を起こしたりする可能性があります。

最初は1日15〜30分程度を目安に、慣れてきたら少しずつ伸ばすと良いでしょう。

また、喉の調子が良くない日は練習を休むことも大切です。

自分の音域に合った曲で練習する

音域を広げるためには、最初に自分の音域に合った曲を選ぶことが大切です。
無理に音域の広い曲を歌おうとすると、力んでしまい正しい発声ができなくなります。

まずは、好きなアーティストや気になる歌で試してみて、自分の音域に合った歌を見つけましょう。

プロから直接習うのもおすすめ

音域を広げるには、さまざまなトレーニングが必要です。すぐに効果が実感できるわけではないため、コツコツと継続して行う必要があります。

独学ではなかなかコツをつかめない、効率的に歌のスキルアップをしたいと考えている方は、プロのレッスンを受けるのも一つの方法です。

自分のレベルや苦手な分野に合わせたレッスンやアドバイスを受けられるため、効率良く音域を広げたい、スキルアップをしたいという方は、検討してみると良いでしょう。

音域を広げるならテアトルアカデミーで基礎を学ぼう

音域を広げるならテアトルアカデミーで基礎を学ぼう

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    音域を広げて歌える曲の幅を広げよう

    音域は声の特性や発声スキル、性別、体格などさまざまな要因によって個人差がありますが、トレーニングすれば広げることができます。

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