絶対音感とは?相対音感との違いや身に付けるトレーニング方法を紹介

絶対音感とは?相対音感との違いや身に付けるトレーニング方法を紹介 ON-LABO

音を聴いた瞬間に、「ドレミ」などの音名が分かる能力を「絶対音感」と言います。
楽器を演奏する方や歌手にとって非常に有利なスキルですが、生まれつきのものなのか、それとも後天的に習得できるものなのか気になる方も多いでしょう。

また、「相対音感」とはどのような違いがあり、どちらが習得しやすいのでしょうか。

この記事では、絶対音感や相対音感についての基礎知識、それぞれを習得するメリット・デメリットや相対音感のトレーニング方法などを紹介します。

歌の上達にも効果的なため、歌がうまくなりたい方も参考にしてください。

絶対音感とは?

絶対音感とは?

絶対音感とは、楽器の音や曲を聞いたときに、その音がどの音名(ド・レ・ミなど)に該当するのかを即座に判別できる能力のことです。

例えば、ピアノの鍵盤を見ずに音を聞くだけで「これはドの音だ」と瞬時に分かる人は、「絶対音感を持っている」と言われます。

また、救急車やドアのノック音など、日常的な音の音名が分かるケースも少なくありません。

絶対音感は、一般的に音楽家や作曲家、歌手、声優など、音に関わる仕事をする人にとって有利なスキルとされています。

絶対音感は生まれつき?

「絶対音感は生まれつきのもの」というイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、近年の研究では、幼少期(4〜6歳頃)までに適切なトレーニングをすれば後天的に習得できることが分かっています。

これは、子どもの脳が音を認識する能力が柔軟な時期に、音の高さと音名を結び付ける経験を積むことで習得できるためです。

ただし、この時期を過ぎると、完全な絶対音感を身に付けるのは難しくなります。

大人になってからでも、トレーニングを続ければ絶対音感に近い能力を高めることは可能ですが、幼少期に習得するよりも難易度が格段に上がると言われています。

相対音感なら大人でも習得しやすい

相対音感とは、基準となる音に対して、ほかの音との間隔(音程)を認識して対象の音を判断する能力のことです。例えば、「ド」の音を聞いて「これがドの音です。ではこの音は?」と「ミ」の音を聞いたときに「これはドと2つ離れているからミだろう」と判断できます。

音楽を楽しむためには、絶対音感よりも相対音感のほうが重要とも言われます。

これは、実際の演奏や作曲では「音と音の関係」を理解することが求められるためです。相対音感は大人になってからでも、トレーニングを継続することで習得できます。

絶対音感・相対音感を習得するメリット・デメリット

絶対音感・相対音感を習得するメリット・デメリット

絶対音感や相対音感を習得することには、多くのメリットがあります。

しかし、人によってはデメリットとなる側面もあるため、両方の特徴を理解することが大切です。

以下では、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

絶対音感のメリット

絶対音感を習得していると音を聞くだけで正しい音名が分かるため、楽譜がなくても演奏できるというメリットがあります。一度聞いた音楽を正確に再現しやすくなり、記憶力の向上にも役立つでしょう。

また、音を正確に認識できるため頭の中で音楽を組み立てやすく、和音やコードの構成を瞬時に把握し演奏や編曲の精度が上がることも大きな特徴です。

将来、子どもに音楽の道へ進んでほしい、音楽を学ばせたいという場合は子どもが絶対音感を習得していると有利になると言えます。

絶対音感のデメリット

一方で、絶対音感を習得していると日常生活でノイズが気になる、少しの音のズレが気になるなどのデメリットがあります。

絶対音感は瞬時に音名が分かる能力です。そのため、街中で聞こえる車のクラクションや走行音、電車の発車メロディ、鳥の声など、生活していると聞こえてくるさまざまな音が気になるかもしれません。

また、音程に敏感になることから日常会話で他人のイントネーションが気になってしまったり、チューニングのズレが気になり他人と演奏する際にストレスを感じてしまったりするなどのデメリットも考えられます。

相対音感のメリット・デメリット

相対音感は、絶対音感と比べてデメリットが少なく、音楽で活用しやすい能力です。

音程を相対的に把握できるためどのキーでも柔軟に対応しやすく、転調や移調(キー変更)が容易であること、コード進行やハーモニーの構造を理論的に考えられるようになり、理解が深まることなどが大きなメリットです。

また、相対音感は聴き取ったメロディやコード進行を把握し、耳コピで演奏できるようにもなります。

相対音感はトレーニングを続ければ年齢を問わず習得できるため、大人になってこれまで以上に音楽を楽しみたいという方は、習得を目指すと良いでしょう。

しかし、相対音感は「基準の音」をもとに音程を判断することが前提となり、完全に独立した音を聞いた場合に音名を特定できないことはデメリットと言えるでしょう。

絶対音感でも音痴な人もいる?

絶対音感でも音痴な人もいる?

「絶対音感がある人は歌がうまい」というイメージを持たれがちですが、なかには絶対音感を持っていながらも音痴な人もいます。音の高さを正確に認識できることと、正しく発声できることは別の能力であるためです。

歌をうまく歌うには、正しい音程を出すために声帯をコントロールし、リズム感や音程を調整するスキルも必要とされます。

絶対音感を持つ人は音の認識を正しくできているため、発声練習やリズムのトレーニングなどを行えば、うまく歌えるようになるでしょう。

相対音感のトレーニング方法を紹介【音痴改善にもおすすめ】

相対音感のトレーニング方法を紹介【音痴改善にもおすすめ】

相対音感は、音楽を演奏するうえで非常に重要なスキルです。
相対音感を鍛えることは音痴の改善にもつながるため、歌が上達したい方もトレーニングすると良いでしょう。

音程を正しく認識し声で再現する力を養うことで、より正確に歌えるようになります。

ここでは、相対音感を鍛えるための具体的なトレーニング方法を紹介します。

楽器を演奏する

相対音感を鍛えるための基本は、聴いている音と認識している音を合致させることです。ピアノやギターなどの楽器を使って、音を出しながらトレーニングを行うとより効率的に音感を身に付けられます。

楽器は毎日継続的に演奏することで、トレーニングの効果も高まります。ただし、正しい音を認識するために、楽器のチューニング・調律はしっかり行いましょう。

楽器を持っていない場合は、ピアノアプリや音感トレーニングアプリを使うのもおすすめです。

楽器に合わせて声を出す

相対音感を鍛えるうえで、楽器の音に合わせて正確に声を出すトレーニングも重要です。

この練習を続けることで、音程のズレを修正し、音痴の改善にもつながります。「ド」の音を出したら同じ音程で「ド」と発声する方法で「ドレミファソラシド」を行いましょう。

このトレーニングを繰り返すと音感が養われ、正しい音程で歌う力が向上します。

耳コピをする

音楽や歌を聴いて再現する「耳コピ」は、相対音感を習得するために非常に効果的な方法です。最初は簡単な曲から始め、徐々に難易度を上げていくと音階の関係性やコード進行をより深く理解できるようになります。

耳コピは、正しい音程を拾って発声することが重要ですが、音程を聞き取るのが難しい場合は譜面を見てから音楽を聴くのも良いでしょう。

ハモリで和音感覚を磨く

相対音感を鍛えるうえで、ハモリ(ハーモニー)の練習も役立ちます。和音感覚が磨かれると、ハモリや伴奏からメロディを理解できるようになり、曲の音階に合った音を出せるようになっていきます。

ピアノやギターで2つの音が同時に鳴る感覚をつかめるようになったら、ハモリパートに合わせてメロディを歌う方法がおすすめです。

絶対音感・相対音感を習得するなら基礎を身に付けるのも大切

絶対音感・相対音感を習得するなら基礎を身に付けるのも大切

絶対音感は幼少期(4〜6歳頃)を過ぎると習得するのが難しいと言われていますが、不可能ではありません。絶対音感や相対音感の習得を目指すなら、プロに教わり基礎からしっかりと学ぶことが大切です。

テアトルアカデミーの「ON-LABO」は、未経験から歌手デビューが目指せるプログラムです。歌がうまくなりたい、正しい音程で歌えるようになりたいという方にぴったりのレッスンが受けられます。

音楽業界で活躍するプロの講師によるレッスンでは、プロとして通用するヴォーカルスキルを習得できるトレーニング、楽曲制作、音楽理論などを学べます。

希望者は楽器のレッスンが受けられるほか、ライブ活動をサポートしてもらえることも特徴です。

「ON-LABO」は中学生〜30歳を対象としており、31歳以上は「ON-LABO NEXT」にてオリジナル楽曲をプロと一緒に制作することができます。

【テアトルアカデミーはこんな方におすすめ!】
  • 実力派の役者が所属する芸能事務所に入りたい
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  • 絶対音感・相対音感のトレーニングをして音感を身に付けよう!

    絶対音感・相対音感のトレーニングをして音感を身に付けよう!

    絶対音感は大人になってから身に付けることは難しいですが、相対音感はトレーニングすれば何歳からでも習得できます。

    音痴改善の効果も期待できるため、歌がうまくなりたい方は相対音感の習得に挑戦してみましょう。楽器を使ったトレーニングや耳コピ、ハーモニー練習を取り入れると効果的です。

    テアトルアカデミーの「ON-LABO」は、正しい音感を身に付けながら音楽への理解も深められます。プロによる実践的・専門的なレッスンが充実しており、未経験からプロの歌手デビューを狙えるでしょう。

    オーディションやレッスンはオンラインで受けられるため、気になる方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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