ハウスダンスとはどんなダンス？特徴的なステップや動きを初心者向けに解説！

ハウスダンスとは、ハウスミュージックのリズムに合わせて自由に踊る、クラブ発祥のストリートダンスです。

流れるようなフットワークやリズミカルなステップが特徴で、初心者でも楽しめる手軽さがあることから人気を集めています。

この記事では、ハウスダンスの歴史や基本ステップ、代表的な技などについて解説します。

ハウスダンスとは？

ハウスダンスとは、ストリートダンスの一種で、ディスコやクラブなどで流れているクラブミュージック（ハウスミュージック）に合わせて踊る自由度の高いダンススタイルです。

早めのテンポに乗ったリズミカルなフットワークと、ダイナミックなフロアワークの組み合わせが特徴と言えます。
ステップの種類も豊富で、自分らしい表現がしやすい点が魅力です。

また、さまざまなジャンルを「フリースタイル」で踊っていた背景があり、型にとらわれず自分の感性で踊ることが求められます。

ハウスダンスの歴史

ハウスダンスの起源は、1980年代初頭のアメリカ・シカゴにあるとされています。

ディスコミュージックの流行を経て生まれたハウスミュージック、その音楽に合わせて自由に踊るスタイルがクラブのなかで自然と生まれました。

のちにアメリカ各地へと広がるなかで、現在のような多様なステップと表現力を持つスタイルへと進化していきます。

クラブの人々がフリースタイルで生み出す動きがそのまま文化となり、ストリートダンスとしての地位を確立したのです。

ハウスダンスは、単なる振付ではなく音楽と共に自分自身を表現するダンスとして、今も世界中のダンサーに影響を与え続けています。

ハウスダンスの基本的なステップ

ハウスダンスでは、リズミカルで軽快なステップが特徴です。
ここではハウスダンスの代表的なステップを紹介します。

クロスステップ

クロスステップは、3拍子（アップ・アップ・ダウン）のリズムに合わせて足を交互にクロスするステップです。

リズムを取りながら素早く足を交差させることで、動きに流れとメリハリが生まれます。滑らかさと正確さが求められる基本動作です。

クロスステップは、足をクロスさせる際に体の向きもひねります。初心者でも身に付けやすいステップです。

シャッフル

シャッフルは、クロスステップと同様に3拍子（アップ・アップ・ダウン）に合わせて身体を左右に動かします。

1拍目は片足をキック、2拍目は逆の足でキック（スイッチ）、3拍目は2拍目でキックした足を後ろに引く（スイング）イメージです。

リズム感を鍛える練習にもなり、ハウスダンス特有のノリを体感できます。

ツーステップ

ツーステップは、左右の足を交互に踏み出すリズミカルなステップです。
ステップの切り替えが速く、ハウスダンスの軽やかさを表現できます。

片足を横に出し、もう片方の足を後ろに引いて横に出した足を正面に戻します。
横に出した足を戻すときにガニ股にならず、腰から身体の向きを変えるのがポイントです。

スワル

スワルは、左右に出した足に、もう片方の足を寄せる動きを繰り返すステップで、動きにスピード感と流れが生まれます。

柔軟性とリズム感が重要で、慣れるとスタイルの幅が広がるでしょう。

パドブレ

パドブレは、クラシックバレエ由来のステップで、体重移動を滑らかに行いながら前後左右に動く基本的な動きです。

片方の足を外に出し、反対の足を引き、両足をそろえるというステップです。移動する際に下半身を柔軟に使い、上半身はリラックスすることを意識しましょう。

ハウスダンスの基本的な技

ハウスダンスには、フットワークだけでなく全身を使った多彩な技があります。

なかでも「ドルフィン」や「ニードロップ」は初心者が身に付けたい基本技です。それぞれの動きやポイントを紹介します。

ドルフィン

ドルフィンは、身体を波のように滑らかに上下に動かすフロアワークの技です。「シャチ」「ダイブ」などと呼ばれることもあります。

胸から腰、膝と順に波打つように身体を使うことで、ハウスダンス特有のやわらかく流れるような動きを表現できます。

シンプルながらも習得するとダンスに深みが増し、音楽との一体感を生み出す重要な技です。
初心者には難しいため、まずは上半身をしならせる動きから練習を始めると良いでしょう。

ニードロップ

ニードロップは、ドルフィンと同様にハウスダンスでメジャーなフロアワークです。

膝を使って床に近付くような動きを取り入れる技で、フロアムーブに入る動きとしても使われます。
一見アクロバティックに見えますが、正しい姿勢とタイミングを覚えれば初心者でも習得可能です。

ほかのフットワークやステップとも組み合わせやすく、ダンス全体にメリハリを加える技の一つと言えるでしょう。

ダンスの基礎を身に付けるならプロのレッスンを受けよう！

ハウスダンスがうまくなるには、ダンスの基礎をしっかりと身に付けることが大切です。

独学でもある程度踊れるようになるかもしれませんが、正しい身体の使い方やリズム感、表現力を効率良く習得するには、やはりプロのレッスンが効果的です。

テアトルアカデミーのダンスボーカルコースでは、ダンス未経験でもプロレベルのスキルを目指せる充実のレッスンが受けられます。

ジャンルにとらわれない幅広いダンススキルを学べるため、ハウスダンスのステップにも応用できるでしょう。
業界のプロによる実践的なレッスンや対面でのワークショップ・イベントも好評です。

また、将来芸能界で活躍したい方には、デビューに向けたサポートも受けられます。大手芸能事務所のテアトルアカデミーだからこそのマネジメント力も大きな特徴です。

ダンスの基礎からしっかり学び、ダンスを武器に活躍したい方は、無料で参加できるオーディションに応募してみてください。

ハウスダンスとは素早いステップが特徴！踊りの幅を広げよう

ハウスダンスは、軽快で素早いフットワークと自由な表現が魅力のダンススタイルです。クロスステップやツーステップなど多彩な動きがあり、音楽に乗って自分らしく踊れます。

初心者でも基礎から学べば確実に上達でき、踊りの幅が広がるでしょう。

ダンスの基礎から本格的に学びたい方は、プロのレッスンが受けられるテアトルアカデミーがおすすめです。

基礎力を養いながら、自信を持ってハウスダンスに挑戦できる環境が整っています。