キッズモデル(子役)になりたいけれど、オーディションの合格率が気になって応募するか迷っている方もいるのではないでしょうか。
キッズモデルのオーディションは、誰でも合格できるわけではありません。しかし、どうすれば受かるのかを考えて対策をすることで、合格率を上げることは可能です。
この記事では、キッズモデルオーディションの合格率や受かるための方法、コツについて解説します。
キッズモデル(子役)の合格率は?
キッズモデル(子役)のオーディションには、「一般公募オーディション」と「芸能事務所の入所オーディション」があります。
まずは、キッズモデルオーディションの合格率についてそれぞれ見ていきましょう。
一般公募の場合
一般公募とは、CMモデルや雑誌の専属モデルを企業が直接募集するオーディションのことです。
芸能事務所に所属することなく応募できるというメリットがありますが、オーディション自体の数は非常に少ないうえに応募が殺到するため、そのなかでデビューを目指すとなるとかなりハードルは高くなるでしょう。
また、合格率が公表されるケースは少ないですが、「応募総数〇〇人のなかから決定」として発表されることがあり、子ども向けファッション雑誌のキッズモデルでは5,000人以上、子役では1,000人以上の応募があることが伺えるものもあります。
仮に、5,000人の応募がある雑誌のオーディションで8人の専属モデルが合格した場合、合格率は0.16%となります。
芸能事務所の場合
テレビドラマ・映画・CMなどのオーディションのなかには、芸能事務所を通さなければ応募ができないものもあります。
そのため、キッズモデルを目指すなら、まずは芸能事務所に入所することがデビューへの近道となるでしょう。ただし、芸能事務所に入所するためにもオーディションに合格しなければなりません。
例えば、有名キッズモデルを多数輩出する大手芸能事務所テアトルアカデミーの場合、一次審査の合格率は20~30%、さらに二次審査を受けた方のなかから20〜30%程度が入所しているようです。
実際には、学業との両立や生活環境の変化などを理由に二次審査や入所を辞退する方もいるほか、芸能事務所の入所オーディションは子どもの素質や可能性を重視して審査が行われるため、一般公募より合格率は高いと言えます。
一般公募についても芸能事務所を通して応募したほうが合格しやすいと言われているため、キッズモデルデビューしたいと考えている方は、まずは芸能事務所の入所オーディションに応募することから始めてみるのがおすすめです。
キッズモデル(子役)に合格するまでの流れ
続いては、芸能事務所のキッズモデル(子役)オーディションに合格するまでの流れを具体的に解説します。
Webや郵送で応募する
まずは、Webの専用フォームや郵送で応募書類を提出しましょう。
基本的なプロフィールや自己PR、志望動機などを記入し、顔やスタイルが分かる写真を添付(Webの場合はアップロード)します。
一次審査(書類選考)
芸能事務所の入所オーディションの場合、一次審査は書類選考であるケースが多いです。応募書類に記載した内容や写真を芸能事務所の採用担当者が確認し、合否を判断します。
二次審査(オーディション・面接)
入所オーディションの一次審査に通過したら、合格通知と併せて二次審査の案内が届きます。
二次審査はオーディションやグループ面接が基本ですが、演技審査やカメラ審査、応募書類に記載した自己PRの内容によっては、特技の披露などを求められることもあるので、準備しておくと良いでしょう。
合否の連絡
二次審査後に、芸能事務所の採用担当者にて合否の判定が行われます。合格した場合は、合格通知とともに入所手続きに関する案内が送付されるため、届いたら内容をチェックしましょう。
入所手続き
芸能事務所への入所を決めたら、実際に手続きを進めていきます。
このタイミングで入所費用の支払いが必要となり、その後は毎月のレッスン料(月謝)が発生するため、金額や支払方法についても確認しておきましょう。
キッズモデル(子役)に合格するコツ
キッズモデル(子役)のオーディション合格率は、決して高くはありません。合格を勝ち取るためには、それなりの対策が必要です。
ここからは、キッズモデルの一次審査・二次審査に合格するコツをそれぞれ紹介します。
一次審査に合格する方法
キッズモデルオーディションの一次審査は、書類審査です。二次審査の面接に進むためにも、応募書類をしっかりと仕上げることが大切になります。
特に、「写真」「自己PR」「志望動機」は合否を左右する重要な要素となるので、以下のポイントも参考に作成しましょう。
写真の撮り方
キッズモデルオーディションに応募する際の写真は、プロのカメラマンに撮影を依頼する方法と、自分で撮影する方法があります。
自分で撮影する場合は、背景が白色で、明るい自然光の下で撮影するのがおすすめです。スマホで撮影しても問題ありません。
また、服装・メイク・髪型は、子どもの素質や魅力が伝わるように、できるだけシンプルにまとめましょう。身だしなみはしっかりと整えて、清潔感を意識してください。
宣材写真の撮り方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
自己PR・志望動機の書き方
キッズモデルオーディションの応募書類にある自己PR・志望動機は、「任意」と記載されているケースも多いです。
しかし、子どもの個性や魅力をアピールできる大事な項目なので、熱意が伝わる内容をできるだけ読みやすく書くようにしましょう。
また、子どもの性格や趣味、特技をただ並べるだけではなく、具体的なエピソードや受賞歴などを添えると、採用担当者の目を引きやすくなります。
自己PR・志望動機の書き方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
二次審査に合格する方法
キッズモデルオーディションの一次審査に合格したら、次は二次審査があります。二次審査は、保護者と一緒に面接形式で行われるのが一般的です。
服装の選び方
二次審査のときの服装は、宣材写真と同様に、シンプルで清潔感のあるものが好ましいです。子どものスタイルが分かりやすいようにダボダボの洋服は避け、ジャストサイズのものを選びましょう。
また、ブランドロゴやキャラクタープリントの洋服、ビビッドカラーなど派手な色の服装は、子どもの印象を左右する可能性があるので避けたほうが無難です。
面接時の質問対応
二次審査の面接では、提出した応募書類に沿って質問されることがあります。あらかじめ質問に答える練習をしておくと、当日も自信を持って臨みやすくなるでしょう。
しかし、無理に大人びた敬語を使ったり、マニュアル通りの模範回答を用意したりする必要はありません。
キッズモデルオーディションでは、子どもらしい自然な受け答えをするほうが採用担当者に良い印象を与えられる場合も多いです。
キッズモデル(子役)への合格を目指す方におすすめの芸能事務所
キッズモデル(子役)デビューを目標に芸能事務所への所属を目指す方へおすすめしたいのが、有名キッズモデルを数多く輩出している大手芸能事務所テアトルアカデミーです。
テアトルアカデミーでは、赤ちゃんから高校生まで、幅広い年齢層の子どもたちを対象に、芸能活動に必要なスキルを養うレッスンを実施しています。
表現力や集中力など、芸能界以外でも役立つレッスン内容なので、習い事感覚で通いやすいのが魅力です。
また、仕事の依頼も豊富なため、レッスンを受けながら芸能事務所限定の非公開オーディションに挑戦することもできます。
テアトルアカデミーの入所オーディションは、Webや郵送で簡単に応募可能です。エントリーやオーディション参加は無料なので、まずは気軽に応募してみてはいかがでしょうか。
合格率はあくまでも目安に!まずはキッズモデル(子役)に応募してみよう
キッズモデル(子役)オーディションには、一般公募と芸能事務所への入所といった種類があります。
応募が集中しやすい一般公募に比べて、芸能事務所へ入所するほうが合格率は高いと言われているので、キッズモデルとして活躍することを目指すのであれば芸能事務所のオーディション参加は必須でしょう。
合格率を気にして応募を控えてしまう方もいるかもしれませんが、基本的にオーディションは無料で受けることができます。キッズモデルが気になっている方は、芸能事務所の入所オーディションからエントリーしてみましょう。
今回紹介したキッズモデルオーディションに合格する方法やコツも参考に、ぜひ挑戦してみてください。