キッズモデル(子役)を目指す際、応募書類やオーディションで自己PR・志望動機を聞かれることがあります。
自己PR・志望動機は、応募写真と同じくらい合否を分ける重要な要素なので、書き方や伝え方のコツをしっかりと押さえておくことが重要です。
この記事では、キッズモデルの自己PR・志望動機の書き方や注意点、OK例・NG例を紹介します。
キッズモデル(子役)の自己PRと志望動機の違い
キッズモデル(子役)に応募する前に、まずは自己PRと志望動機の違い、それぞれの役割について覚えておきましょう。
自己PRとは
自己PRとは、趣味・特技・強みなどを記載して自分の魅力をアピールすることです。
年齢や出身地といった基本的な内容を記載するだけでは、単に自己紹介をしただけになってしまいます。子どもが好きなことや得意なこと、性格的な特徴など、PRにつながる情報を伝えるのが大切です。
志望動機とは
志望動機とは、「なぜキッズモデルを目指そうと思ったのか」という心理的なきっかけのことです。
芸能事務所のオーディションの場合は、「所属タレントの〇〇さんに憧れて」「レッスンが充実しているから」など、その芸能事務所を選んだ動機も説明できると良いでしょう。
キッズモデル(子役)の自己PRの書き方
続いては、キッズモデル(子役)の自己PRの書き方について詳しく解説します。
読みやすさが大事
まず気を付けるべきなのが、読みやすさです。
たくさんアピールしたい気持ちは分かりますが、文字がぎっしり詰まった自己PR欄は採用担当者にとっては読みにくく、目を通してもらえない可能性があります。
そのため、結論から書いたり改行を入れたりしながら、簡潔で読みやすい文章に仕上げることを意識してみてください。
アピールポイントは具体的に
自己PR欄に書く内容は、子どものアピールポイントです。ただし、ただ単に性格や趣味、特技などを並べて書いただけでは、採用担当者の印象に残りにくくなります。
アピールポイントは最も伝えたいことだけに絞り、エピソードや受賞歴などを交えて、より具体的に説明するのが良いでしょう。ほかの応募者と差別化できる内容だと担当者の印象に残りやすく、評価も高くなります。
二次審査も意識する
自己PR欄に書く趣味や特技については、実際に披露する可能性も考慮しておくのがポイントになります。一次審査は応募書類で行い、二次審査は面接というケースも多いです。
キッズモデルオーディションの二次審査では、面接で趣味や特技に関する質問があり、その場で見せてほしいと言われることも珍しくありません。
キッズモデル(子役)の志望動機の書き方
ここからは、キッズモデル(子役)の志望動機の書き方について解説します。
空白での応募はNG
まず、応募書類にある志望動機欄は、どのようなオーディションでも埋めることが大切です。任意となっている場合でも、空白での応募は「やる気がない」と思われてしまう可能性があります。
志望動機は子どものアピールにもつながる重要なポイントなので、キッズモデルになりたい理由なども含めてしっかりと記載するようにしましょう。
起承転結を意識する
志望動機だからといって応募のきっかけだけを書くのではなく、起承転結を意識しながら分かりやすい文章にまとめることで、採用担当者の印象に残りやすくなるでしょう。
芸能事務所のオーディションを受ける場合は、以下の流れを参考にしてみてください。
- 応募した理由
- 合格したらどんなキッズモデルになりたいか
- そのために頑張っていること
応募した理由はもちろん、目標や努力していることを具体的に記載すると、やる気をアピールすることにもつながります。
具体的なエピソードを交える
志望動機は、具体的なエピソードを交えて書くのがおすすめです。
応募のきっかけとなったエピソードや、キッズモデルになるために頑張っていることなどを記載すると、子どもの性格ややる気が伝わりやすく、採用担当者の印象も良くなるでしょう。
キッズモデル(子役)の自己PR・志望動機の注意点
ここでは、キッズモデル(子役)の自己PR・志望動機を書く際の注意点を解説します。
嘘やパクリはNG
採用担当者の目を引く自己PR・志望動機を書くことはもちろん重要ですが、嘘をつくのは良くありません。前述の通り、二次審査の面接で「特技を披露してほしい」と言われるケースもあり、嘘をついてもすぐにバレてしまいます。
また、芸能事務所には日々たくさんの応募があり、採用担当者はあらゆる応募書類に目を通しています。どこかの例文をそのまま書いたような自己PR・志望動機では、すぐに見抜かれてしまうでしょう。
キッズモデルの自己PR・志望動機欄は、特別上手な文章を書く必要はありません。本当のことを自分の言葉で丁寧に書くことが大切です。
保護者の気持ちは添える程度に
「子どもをキッズモデルにして稼いでもらいたい」「芸能人になる夢を子どもに託したい」など、保護者の気持ちが先行している応募書類は評価されにくいです。
応募するのはあくまで子どもなので、本人の気持ちを大切にして、保護者の思いは添える程度にとどめておきましょう。
キッズモデル(子役)の自己PR・志望動機の例文
最後に、キッズモデル(子役)の自己PR・志望動機について、OKな例文とNGな例文をそれぞれ紹介します。ただし、前述の通り、例文をそっくりそのまま使用するのではなく、あくまで参考にするようにしてください。
自己PRのOK例
このように具体的なエピソードや自分なりの気持ちを添えると、心のこもった自己PRになるでしょう。
自己PRのNG例
嘘ではなかったとしても、キッズモデルの自己PRではこのような抽象的な表現は避けたほうが良いでしょう。
具体的なエピソードがないと、「本当にそうなの?」と思われてしまうかもしれません。
志望動機のOK例
志望動機には、キッズモデルになりたいと思った理由だけではなく、芸能事務所を選んだ理由をプラスできると良いでしょう。
志望動機のNG例
残念ながらこのような志望動機では、芸能事務所の採用担当者に良い印象を与えにくいです。
実際、このような動機で応募する方もいるかもしれませんが、志望動機欄には記載せず、キッズモデルを目指す理由を今一度考えてみましょう。
自己PR・志望動機もWebで簡単!キッズモデル(子役)の応募はテアトルアカデミーへ
キッズモデル(子役)を目指すなら、芸能事務所のオーディションに合格するのが近道です。
自己PRや志望動機はオーディションの合否を左右する重要な要素となるので、今回紹介したポイントに沿って、丁寧に気持ちを込めて作成してみてください。
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