子どもが3歳（年少）になり、そろそろ習い事を始めようかと考えている方も多いでしょう。
しかし、3歳の子どもにはどのような習い事が良いか、そもそも習い事を始める時期として適しているのか、と疑問に感じる方も少なくありません。
この記事では、3歳は習い事を始めるのに適しているのか、始めるメリットや選ぶポイントを紹介します。
3歳児におすすめの習い事も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
3歳（年少）は習い事を始めるのに適している？
子どもに習い事を始めさせる時期を迷う保護者の方は多くいます。
3歳は運動神経や語彙力、知能が発達する時期です。手先も器用に使えるようになったり、大人の言葉が理解できるようにもなります。
さらに、保護者と離れる不安が薄れてくる時期でもあるため、さまざまな習い事に挑戦できるでしょう。
また、他者と触れ合うことで社会性も養えることから、幼稚園や保育園での生活が始まる3歳（年少）は、習い事を始めるのに適した時期であると言えます。
3歳（年少）から習い事を始めるメリット
続いては、3歳（年少）から習い事を始めるメリットについて紹介します。
脳の発達に役立つ
子どもの脳は、3歳頃に発達のピークを迎えると言われています。
特に記憶力や運動能力、言語能力、心の成長は著しく、この時期に習い事をすることでさまざまな能力を伸ばせることが大きなメリットです。
また、前章の通り3歳頃は指先の器用さやバランス感覚も身に付きやすいことから、スポーツや音楽の習い事を始めるのにも良い時期と言えるでしょう。
コミュニケーションの場が広がる
習い事は、保護者以外の大人や同世代の子どもと交流する場でもあります。
ほかの子どもたちと集団で過ごすことでコミュニケーション能力や社会性が向上、集団行動を学ぶきっかけにもつながるでしょう。
保護者にとっても親同士のコミュニティを持つことで子どもの悩み相談もしやすくなるため、習い事はメリットがあると言えます。
経験や達成感を得られる
習い事は、子どもにとって初めての体験の連続です。新しいことに挑戦し、失敗することも成功することも大きな経験となるでしょう。
そして、これまでできなかったことが「できた」という成功体験は、子どもの自信につながります。目標に向かって取り組み、達成感が得られるのも習い事のメリットです。
得意なことが1つでもあれば、自信を持って集団生活を始められるでしょう。
3歳（年少）からの習い事を選ぶポイント
3歳（年少）から習い事を始めるのはさまざまなメリットがありますが、子どもが楽しめることや無理なく通えることなどを意識するのが大切です。
子どもの習い事を選ぶ際は、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
子どもが楽しめる・興味がある内容
習い事を選ぶときには、「子どもにこうなってほしい」「こういう能力を伸ばしてほしい」と
保護者の希望が入ってしまいがちですが、まずは子どもの興味を優先することが大切です。
子ども自身が楽しめる内容でないと、習い事が負担になってしまい長く続けることができません。子どもの可能性を伸ばすには、子どもが興味のあることに対して積極的に取り組める環境が重要です。
幅広いジャンルから習い事をいくつかピックアップし、子どもと話し合いながら決めていくと良いでしょう。
保護者への負担が大きくないか
子どもの習い事には、保護者の付き添いが欠かせません。通う頻度や移動時間によっては、保護者の時間的拘束や負担も大きくなります。
子どもが楽しめる習い事の中から通う教室をいくつかピックアップしたうえで、保護者の都合や負担もよく考慮しながら習い事を選びましょう。
無理なく通えるか
習い事を選ぶときには、アクセスや費用の面で無理なく通えるかも確認しておくことが大切です。
移動時間が長かったり遠すぎたりすると、まだ幼い子どもにとっても負担になるほか、交通費もかかってしまいます。
また、習い事を始めるには入会金や道具の購入費、毎月の月謝などのお金も必要です。発表会があれば衣装代や参加費も発生するかもしれません。
習い事を決める前に、通うためにかかる時間や費用を必ずチェックしましょう。
まずは体験レッスンから始める
習い事は、一度始めたらできるだけ長く通いたいものです。
しかし、レッスンの内容や講師との相性によっては、子どもに合わない可能性もあります。
希望の習い事を見つけたら、まずは体験レッスンを受けてみて、子どもがなじめそうか、長期的に続けられそうかを見てみるのも良いでしょう
3歳（年少）におすすめの習い事10選
3歳（年少）から始めるには、どのような習い事が良いのでしょうか。
続いては、3歳におすすめの習い事を10個を紹介します。
水泳
水泳は、どの年代の子どもにも人気の習い事です。
3歳児クラスのレッスンは親子で一緒に参加できるところも多くあります。全身運動となる水泳は、バランス良く筋力が付くほか、基礎体力が付くため免疫力アップにも効果的です。
水に対する恐怖心が薄くなるため、小学校の水泳の授業でも苦労しなくなるかもしれません。
体操
体操は身体の柔軟性や基礎的な運動能力が高められるため、ケガの予防にもなります。
小学校の体育の授業だけでなく、ほかのスポーツを始める際にも、体操で培った運動能力が役立つでしょう。
野球
野球はチームプレイのため、協調性やコミュニケーション能力を大きく伸ばせる習い事です。コーチからの指示を聞いて行動することも多く、集中力や傾聴力も身に付きます。
野球はチームによって始められる年齢が異なるため、事前に確認が必要です。
英会話
英語は小学校の必修科目でもあることから、3歳頃から英会話を習い始める子どもも多くいます。
そして3歳頃から始めることで、英語への抵抗感がなく楽しみながら学ぶことができるでしょう。英会話教室でネイティブな英語を体験することで、リスニング力やスピーキング力が向上します。
英語で話すことができれば、子どもの将来の選択肢も広がるかもしれません。
絵画教室
絵画教室、お絵描き教室は子どもの創造力や感性、表現力を高められる習い事です。子どもの自由な発想が形になっていく様子は、見ている保護者も楽しめるでしょう。
また、集中力も身に付くほか、一つの絵を完成させることで達成感・自己肯定感も得られるでしょう。
武道
空手や柔道などの武道も3歳の子どもにおすすめです。
全身を使う運動のため筋力、体力が付くだけでなく、武道は礼儀や礼節を重んじることも大きな特徴と言えます。
自分を律することも重要視されていることから、精神力を養えることも大きな特徴です。
幼児教室（知育）
幼児教室や知育は、子どもの発達や知的好奇心を伸ばすためにさまざまな工夫がされています。
レッスンの内容は教室によって異なりますが、子どもが楽しみながら多くの学びを得られるでしょう。また、同年代の子どもとも交流するため、集団生活に慣れる準備としてもおすすめです。
音楽教室
3歳になると手先を器用に使ったり身体もうまく使えるようになってくるため、ピアノや歌が習える音楽教室も良いでしょう。
音楽によって感性が刺激され、表現力を養うことにも効果的です。発表会では人前で演奏したり歌ったりする度胸がつくだけでなく、目標に向かって努力する経験にもなります。
リトミック
リトミックは、音楽と触れ合いながら子どもの潜在的な基礎能力を伸ばす教育方法です。
音楽に合わせて身体を動かし、リズム感や表現力のほか、身体能力や集中力、協調性などの能力も高められると言われています。
リトミックの効果やメリット・デメリットについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
ダンス
ダンスは、音楽に合わせてステップを踏んだり全身の筋力を使って踊ったりするため、柔軟性やバランス感覚、運動能力が向上します。
また、リズム感や表現力を養うだけでなく、何度も繰り返し練習することで集中力や記憶力も身に付くでしょう。
3歳（年少）からの習い事はテアトルアカデミーもおすすめ
3歳（年少）の子どもに習い事をさせたいけれど、何を選ぼうか迷っている方はテアトルアカデミーがおすすめです。
テアトルアカデミーにはキッズモデル（子役）が多く所属しているため、子どもたちの個性や表現力を伸ばすレッスンが用意されています。
2.6歳〜年中までの子どもを対象とした「キッズコ―ス」では、ダンスや演技のレッスンが受けられるため、習い事として通っている方も少なくありません。
同年代の子どもや保護者以外の大人たちとのコミュニケーションを通して、人の気持ちをくみ取る豊かな感受性も育まれます。
また、自分で考えて行動する積極性や自主性、物事に真剣に取り組む集中力も身に付けられるでしょう。
3歳（年少）が習い事を嫌がるときはどうする？
習い事を始めても、3歳（年少）の子どもは日によって行くのを嫌がることがあるかもしれません。もしも子どもが習い事を嫌がっているときは、どのように対処したら良いのでしょうか。
ここでは、もしも子どもが習い事を嫌がったときの対応で保護者が押さえておきたいポイントについて紹介します。
無理やり行かせようとしない
習い事をしていると、どうしてもその日の体調や疲れ具合、気分によって気持ちに波が出たりすることがあります。
子どもが嫌がっているときに無理やり行かせようとすると、習い事のイメージが悪くなり嫌いになってしまうかもしれません。
子どもが習い事に行くのを嫌がったらまずは理由を聞き、場合によっては休むことも検討しましょう。子どもの負担を少なくすることが、習い事を長く続けることにつながります。
嫌な理由を聞く
子どもが習い事を嫌がるのは、何か理由があるはずです。保護者は落ち着いてその理由を聞いてみましょう。
習い事で嫌なことがあったのか、先生や友達とトラブルがあるのか、その日の調子が優れないのか、まずは理由を確認することが大切です。
長期的に嫌がる場合は習い事を変える
子どもが習い事を嫌がる理由によっては解決できるものもあります。しかし、長期的に嫌がるようであれば習い事を変えるのも一つの方法です。
興味が持てなくなってしまったり、習い事の環境や人間関係が子どもに合わなかったりすると、習い事を続けていても子どものストレスは大きくなる一方です。
思い切って習い事を変えるか、しばらくお休みして子どもが興味を示したら再開するのも良いでしょう。
3歳（年少）は習い事を始めるのに適した時期！
3歳（年少）は言語能力や身体能力が発達し、できることが増えてくるため、さまざまな習い事に挑戦できるでしょう。
習い事を選ぶときは子どもの興味を尊重し、無理なく通えるか検討することが大切です。
3歳から始められる習い事は水泳や体操、ダンスなどいくつもありますが、テアトルアカデミーの「キッズコース」で受けられるレッスンもおすすめです。
ダンスや演技など、子どもの自主性を尊重しながら表現力を伸ばせる環境が整っており、ほかの同年代の子どもや保護者以外の大人と交流することで集団生活にも慣れることができるでしょう。
興味がある方は、まずは参加費無料のオーディションにエントリーしてみてはいかがでしょうか。
