ダンスは子どもから大人まで年齢を問わず、人気の高い習い事の一つです。
子どもにダンスを習わせたいものの、何歳から始めるのが適してるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、子どもがダンスを習い始めるなら何歳からが良いのか、ダンスを習うメリットやおすすめのジャンル、ダンススクールの選び方などを解説します。
ダンスは何歳から始めるのがおすすめ?
ダンスは何歳から始めても問題はありませんが、子どもの発達段階によっては適していないこともあるので見極める必要があります。
子どもは1歳頃から音楽に合わせて身体を動かせるようになりますが、講師の指示を聞いたり振り付けを覚えたり、保護者から離れて物事に取り組めるようになったりするのは1歳半〜3歳くらいです。
早いうちから始めさせたいと考えている方は、ある程度身体を動かせて、他者とコミュニケーションが取れたり人の指示が聞けるようになったりする3歳頃から始めると良いでしょう。
また、3歳を過ぎているからといって始めるのに遅いということはありません。
プロダンサーとして活躍している方には6歳や10歳、中学生で始めたケースもあるので、子どもがダンスを始めたいと意志を伝えてきたときがタイミングと言えるでしょう。
ダンスを習うメリット
ここからは、子どもがダンスを習うメリットを紹介します。
身体能力が高まる
ダンスはリズム感やバランス感覚、敏捷性(びんしょうせい)※を養うのに効果的なほか、全身を使う運動のため、柔軟性や持久力が鍛えられます。
また、飛んだり跳ねたりする動作を通じて、基礎体力も向上するでしょう。全身の筋力や体幹が鍛えられるため、姿勢改善につながるのもダンスのメリットと言えます。
※敏捷性:動作の素早さとそれをコントロールす能力のこと
向上心が高まる
ダンスの練習では、最初は難しい動きでも、何度も挑戦することで上達していきます。できなかったことができるようになると成長が実感でき、さらに意欲的に取り組むようになるでしょう。
また、発表会やコンテストに向けて、目標に向かって努力するようになり「負けたくない」「もっと上手になりたい」といった競争心も育まれます。
ダンスは練習を重ねることで表現力やパフォーマンス力が向上することに加え、達成感や自己肯定感も高められることがメリットです。
リズム感が身に付く
ダンスは音楽に合わせて身体を動かすため、自然にリズム感が養われます。
リズムに合わせて動く訓練を続けることで、音楽に対する感覚が鋭くなり、ダンスが上達するでしょう。リズム感は運動神経の向上にもつながり、ほかのスポーツや音楽活動にも活かせる重要なスキルです。
ダンスを始めるのにおすすめのジャンルは?
ダンスを習うと言っても、さまざまなジャンルがあります。子どもがダンスを始めるには、どのようなジャンルが良いのでしょうか。
以下、おすすめのジャンルと特徴について紹介します。
ジャンル | 特徴 |
---|---|
ヒップホップ | 身体全体を使った動きで決まった型がないため自由に踊れる。 J-POPでも多く取り入れられていることから子どもにとっても親しみやすいジャンル。 |
ジャズ | 表現力とリズム感が求められるダンス。 バレエの要素も含まれるため、柔軟性やバランス感覚を養いながら、優雅な所作を身に付けられる。 |
バレエ | 舞台舞踊の一つで、音楽伴奏と舞台芸術を用いたダンス。 優雅で美しい動きを通じて基礎的な身体の使い方を学べるほか、美しい姿勢や体型を維持できることもバレエの特徴。 |
フラダンス | 優しい動きとゆったりとした音楽に合わせて踊るのが特徴。 やわらかい動きと、手先や腕を使った表現が中心となり、リズム感を養いながらリラックスして踊ることができる。 |
チアダンス | チアダンスはスポーツチームを応援するチアリーディングに由来しているため、明るく元気に踊る姿が特徴。 チームの協調性やチームワークを学びながら踊る。 |
ダンススクールの選び方
子どもが通えるダンススクールは数多くあるため、どこにすれば良いか迷ってしまうかもしれません。
ここからは、子どもが楽しみながら長く通えるよう、ダンススクールを選ぶときのポイントを紹介します。
ダンスジャンル
先述の通り、ダンスにはさまざまな種類があります。
子どもの発達度合いや興味、憧れている歌手・グループなどから検討すると良いでしょう。ダンスが上達するには、子どもが楽しく積極的に取り組めることが重要です。
そのため、ダンスのジャンルを決めるときは、子どもの意見を尊重して決めるようにしましょう。
通いやすさ
アクセスや通う頻度など、通いやすさを考慮することも重要なポイントです。
ダンススクールに行くまでに時間がかかると、子どもの負担になるだけでなく交通費もかかってしまいます。また、頻度が高いと付き添う保護者の負担も大きくなるでしょう。
ダンスを長く続けるには、家から通いやすく、子どもも保護者も負担なく通えることが大切です。
目的別
ダンスを始めるときには、趣味として習うのか、将来的にプロを目指すのか、目的によって選ぶダンススクールが異なります。
ダンスを習ってみなければ分からない部分はありますが、プロを目指す意志があるなら芸能事務所と提携したダンススクールに所属するのがおすすめです。
発表会やイベント出演など、人前でダンスを披露する機会が多く、パフォーマンスを高めるためにダンス以外のレッスンを受けられる可能性があります。
ダンスを習い始める際に注意したいポイント
続いては、ダンスを習い始める際に注意したいポイントを紹介します。
子どもが楽しめる環境か
習い事を長く続けるには、子どもが楽しめる環境であることが重要なポイントです。
子どもは純粋な趣味として楽しみたいと思っているのに、上級者向けのクラスだったり親の期待が強すぎたりすると、プレッシャーやストレスで楽しめなくなることがあります。
ダンスは競争心が育まれることがメリットの一つですが、かえってそれが子どもの負担になる可能性もあります。
ダンスが楽しくなくなってしまうと、自己肯定感や表現力が低下するリスクがあるため、子どもが楽しめる環境であるか、配慮が必要です。
経済的な負担がないか
ダンスを習い始めるには、費用が発生します。
入会金や月謝のほか、発表会や大会があれば衣装代、参加費などもかかります。また、服装の指定はないもののシューズやウェアなども購入する必要があるでしょう。
そのため、ダンスに通うために必要な費用を見積もり、経済的な負担がないか確認することが大切です。
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例えばダンスをはじめ、歌唱や演技、空手などの受講が可能です。
テアトルアカデミーでは、一人ひとりの個性を大切にしながら素質を伸ばすことを重視しています。
さまざまなレッスンを受けられるため、子どもの可能性を広げることにもつながるでしょう。
ダンスは何歳からでも習える!まずは楽しさを知ることから始めよう!
ダンスを始めるのは、何歳からでも遅すぎることはありませんが、早いうちから始めたいと考えている方は、3歳頃から始めると良いでしょう。
ダンスにはヒップホップやジャズ、フラダンスをはじめいくつもの種類があるため、子どもの興味や発達度合い、体力などを考慮し、子どもと一緒に選ぶことが大切です。
ダンス教室選びに迷ったら、テアトルアカデミーのジュニアコースがおすすめです。
ダンスのレッスンはもちろん、歌や演技なども学べるため、子どもの個性を伸ばしながら興味や可能性を広げられるでしょう。
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