子どもが2歳になり習い事を始めようと検討しているものの、まだ始めるには早いのではないか、2歳から始められる習い事はどのようなものがあるのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、2歳から習い事を始めるメリットや習い事を選ぶポイント・注意点、おすすめの習い事を紹介します。
2歳から習い事はまだ早い?
「習い事は子どもの脳の発達を促してくれる」「習い事は早いうちに始めるのが良い」などと言われる反面、「まだ早すぎる」という意見も見られます。
しかし、2歳頃は子どもの自我が芽生え始める時期で、「自分でやりたい」という欲求が表れてくるため、決して早すぎるということはありません。
また、話せる言葉が増えたり、大人の仕草を真似しようとしたり、運動遊びが経験できるようになったりと、脳と身体能力が大きく発達する時期です。
好奇心や探求心もだんだんと強くなってくる子どもにとって、いろいろなことに触れ、経験できる習い事は良い刺激と影響を与えてくれる要素の一つと言えます。
2歳から習い事を始めるメリット
2歳から習い事を始めると、さまざまなメリットがあります。
具体的にどのようなメリットがあるのか、一つひとつ見ていきましょう。
可能性を広げられる
だんだんと会話や運動遊びができるようになる2歳頃の子どもは、習い事を通じてさまざまな学びや経験を得られる時期です。
「できないことができるようになった」といううれしさや成功体験を重ねることで、学ぶことの楽しさを感じられるでしょう。
また、習い事は初めての体験や発見がたくさんあり、子どもの感性や興味を引き出すことにも効果的です。
楽しく学ぶことは自立心・学習意欲を高めることにもつながり、子どもの可能性を広げられるでしょう。
集中力やコミュニケーション能力が身に付く
2歳頃の子どもは周囲に対する興味や関心が強い時期です。
そのため、1つのことに集中して取り組むことが苦手というケースも少なくありません。
しかし、子ども自身が興味のあることならば集中して取り組みやすく、継続することで、集中力を高めるきっかけにもなります。
また、保護者以外の大人やほかの子どもたちと交流することも習い事のメリットです。
周囲からの刺激を受けることで協調性を育むことにつながるでしょう。2歳になるとおしゃべりも盛んになってくるため、コミュニケーション能力を伸ばす効果も期待できます。
身体的発達につながる
2歳頃になると、リズムにのって身体を動かしたり、走る・跳ぶなどの動きができるようになったりします。
身体能力が大きく伸びる時期のため、身体を動かす習い事を始めれば、さらに身体的発達を促せるでしょう。
また、経験していないことへの先入観や恐怖心もないため、恐怖心が生まれやすい水泳などを始めるにも良い時期です。
2歳から始める習い事を選ぶポイント・注意点
2歳から習い事を始めるにはさまざまなメリットがありますが、どのような習い事でも良いわけではありません。
続いては、子どもの習い事を選ぶポイントや注意点について紹介します。
子どもが興味を持つ分野か
自我が芽生え出す2歳頃の子どもは「イヤイヤ期」とも呼ばれる時期になります。
そのため、保護者が習わせたい習い事を選んでしまうと癇癪を起こしたり、子どもにとってストレスになったりして通わせるのが難しくなるため、子どもが興味を持てる分野の習い事を選ぶことが大切です。
幅広いジャンルから複数の習い事をピックアップして、子どもの興味や嗜好に近いものを検討すると良いでしょう。
「習い事が楽しい」という印象を持つことで、より意欲的に取り組めるようになります。
親子で楽しめるか
2歳頃になると、何でも「自分でやりたい」と主張するようになる一方、親と離れることに不安や心細さを感じる時期でもあります。
親子で参加できる習い事であれば、子どもも安心して取り組めるでしょう。
一緒に取り組むことで親子の絆を深めるきっかけになるほか、子どもの成長を間近で見られるため、親にとってもメリットがあります。
また、習い事を通じて同世代の親子と交流でき、コミュニティを広げることで、保護者と離れる親子分離の準備にもなるでしょう。
子どもの成長につながるか
子どもが小さい頃は、保護者が主導権を握ってしまいがちですが、習い事を選ぶときには子どもの希望や自主性を尊重して選ぶようにしましょう。
脳や身体の発達が未熟なうちに親が何でも決めてしまうと、子どもの心や個性、身体の成長を妨げてしまう可能性があります。
子どもの意思と気持ちを大切にしながら、子どもが楽しく通えるよう保護者がサポートしましょう。
無理せず通えるか
無理せず通えるかどうかも大切なポイントです。
例えば、自宅から習い事までが遠かったり、交通機関を使用して通ったりする場合、まだ体力がない2歳の子どもにとって負担が大きくかかってしまいます。
そのため、小学生頃になり1人で通うことになる場合も考慮して、自宅から比較的近い教室を選ぶのがおすすめです。
また、習い事に通う頻度もチェックしておきましょう。
例えば、すでに複数の習い事をしているのに、さらに週2回通う必要がある教室を選んでしまうと、疲れ切ってしまい続かなくなってしまうことも少なくありません。
まずは、1つの習い事を週1程度から始めてみましょう。
保護者の負担を考慮する
子どもが習い事に通うには、保護者の協力が欠かせません。
教室への送り迎えやレッスン中の付き添い、スケジュールの管理をする必要があるため、保護者の負担も考慮しながら習い事を選びましょう。
習い事に通う頻度が多いほど、時間が拘束され保護者の負担も増えます。子どもが楽しく通えることは大切ですが、子どもだけを優先せずに保護者の気持ちや都合を尊重することも重要です。
また、習い事を始めるには費用もかかるでしょう。入会金や毎月の料金、道具を使う習い事であれば一式購入したり、発表会があるなら衣装や参加費などが必要になったりする場合もあります。
習い事は継続的に通わなければならないため、保護者にとっても無理なく通わせられるものを選びましょう。
2歳から始めるのにおすすめの習い事5選
では、実際に2歳から始めるにはどのような習い事が良いのでしょうか。
ここでは、2歳から始めるのにおすすめの習い事を5つ紹介します。
リトミック
リトミックは、音楽と触れ合いながら子どもが持つ潜在的な基礎能力の発達を促す教育方法です。
具体的にはリズム運動やソルフェージュ(楽譜に対する理解を深めることを中心とした訓練)、即興演奏の取り組みが行われます。
リトミックは、音楽を楽しみながら子どもの感性や表現力、集中力、協調性などのさまざまな能力が伸ばせると人気の習い事です。
リトミックの効果やメリット・デメリットについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
英会話
言葉を覚え始める2歳頃の時期は、日本語だけでなく英語もどんどん吸収できる時期です。
2歳児を対象とした英会話教室は、英語に触れて楽しむこと、親しむことを重視しています。
そのため、英語への苦手意識をなくして楽しみながら英語を習得できるでしょう。
英会話は、子どもの将来の可能性を広げることにも有効です。
水泳
水泳はどの年代の子どもにもおすすめの習い事です。
2歳児向けの水泳教室は、親子で一緒に参加できるところが多くあります。全身運動となる水泳はバランス良く筋力を付けられるだけでなく、基礎体力が付くため免疫力アップにも効果的です。
音楽教室
音楽に合わせて、楽しく身体を動かしたり歌ったり楽器を使ったりする音楽教室もおすすめです。親子一緒に参加できる教室が多く、初めての習い事にも適しています。
音楽を通じて子どものリズム感や感性、表現力を高められるでしょう。
ダンス
ダンスは、ステップを覚えたり周りと合わせながら踊ったりするため、リズム感や表現力のほか、身体能力や協調性も養えるでしょう。
発表会があることで、目標に向かって努力する力や人前で踊る度胸がつくこともダンスのメリットです。
2歳の習い事は無理なく通えるテアトルアカデミーがおすすめ
2歳の子どもの習い事選びに迷っている方は、テアトルアカデミーがおすすめです。
芸能事務所のテアトルアカデミーには多くの赤ちゃんモデル、キッズモデル(子役)が所属しており、子どもたちの発達をサポートするレッスンが多く用意されています。
0〜2.6歳頃までの「ベビー部門」と2.6歳頃〜年中までの「キッズ部門」があり、どちらも子どもの発達に合わせて身体遊びやダンス、音楽表現、演技などのレッスンを受けられます。
子どもの自主性を尊重しながら、表現力や身体能力を伸ばせることが大きなメリットです。
ベビーコースのレッスンは予約制で参加は任意のため、子どものペースに合わせて通えるでしょう。
2歳からの習い事は早くない!子どもの可能性を広げよう
2歳は行動や興味の範囲が広がり、言葉を話せるようになってくる時期です。
習い事を始めると、さまざまな学びと体験を通じて心身ともに子どもの能力を大きく伸ばすことにもつながるため、決して早すぎるということはありません。
2歳から始める習い事選びに迷ったら、テアトルアカデミーがおすすめです。子どもの発達や興味に合わせて受けられるものや、親子で一緒に参加できるレッスンもあります。
習い事として通っている親子も多いため、気になる方は参加費無料のオーディションに参加してみてください。