赤ちゃんに音楽を聴かせることは、リラックス効果や脳に刺激を与えるなどさまざまな効果があると言われています。
しかし、赤ちゃんはいつから音楽が分かるのか、どのような音楽を聴かせれば良いのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、音楽が新生児の赤ちゃんに与える効果やメリット、おすすめの音楽ジャンルを紹介します。
赤ちゃん（新生児）はいつから音楽が聞こえる？
赤ちゃんは妊娠20～25週頃を過ぎると音を認識し始め、徐々に声を聞き分けられるようになると言われています。
赤ちゃんがお腹の中にいるときから胎教を始める方も多いですが、生まれてからどれくらいで音楽が聞こえるようになるのでしょうか。
赤ちゃんの聴力は生まれてすぐに発達し始めます。声や音は新生児のときから聞こえていますが、音楽に反応するようになるのは生後5～6ヶ月頃です。そのため、赤ちゃんに音楽を聴かせ始めるのもこの時期を目安にすると良いでしょう。
音楽を聴けるようになると、リラックスしたりリズム感が養われたりとさまざまな効果が期待できます。
赤ちゃん（新生児）に音楽を聴かせる効果とメリット
赤ちゃんに音楽を聴かせると、リラックス効果や知能の発達を促したり感情表現が豊かになったりと、さまざまなメリットがあります。
赤ちゃんに音楽を聴かせる効果やメリットについて見ていきましょう。
リラックス効果
赤ちゃんは大人よりも自律神経が未発達のためストレスや不安を感じやすく、寝つきが悪くなったり眠りが浅かったりします。
赤ちゃんの夜泣きもこれらが要因となる場合がありますが、赤ちゃんがリラックスできる音楽を聴かせることで自律神経を整えやすくなり、寝つきが良くなるなど効果が得られるでしょう。
高音でゆったりしたテンポの曲を選ぶのがおすすめです。
知能発達
赤ちゃんの脳は3歳までに8〜9割が完成すると言われるほど、大きく発達する大切な時期です。
3歳までの間に脳に受けた刺激がその後の成長にも大きな影響を与えるとも言われていて、音楽はそのなかでも良い刺激とされています。
音楽は左右の脳をバランス良く使うため知能の発達を促し、音を聞き分ける能力や言語の処理・ヒアリング能力を高めることに効果的です。
さらに、リラックスできる音楽はストレスの軽減だけでなく、記憶力や集中力、免疫力まで向上するとも言われています。
音楽に合わせて手拍子なども取り入れれば、運動能力を高める効果も期待できるでしょう。
感情表現を学ぶ
リラックスできる音楽や好きな音楽を聴くと、脳で感情・睡眠欲をつかさどる「扁桃体（へんとうたい）」という部分が活性化し、心地良さを生み出します。音楽による心地良さや心の落ち着きは赤ちゃんの感情や表情を育む効果があり、感受性も豊かになるでしょう。
感受性が豊かになることで、人の気持ちを汲み取ったり自分の感情を表現したりすることが得意になります。
また、音楽のリズムやテンポ、音程などで表現された悲しさ・楽しさなどの感情を読み取る能力を養うことにも効果的です。
赤ちゃん（新生児）に音楽を聴かせるときの注意点
赤ちゃんに音楽を聴かせることはさまざまな効果やメリットが期待できますが、いくつか注意しておきたい点もあります。
音量や音楽を流す時間などに注意しながら、赤ちゃんに音楽を聴かせてあげましょう。
音量に気を付ける
赤ちゃんの聴覚は大人よりも未熟なため、大きな音は負担になってしまいます。音楽の音量が大きすぎると聴力がダメージを受け、それが蓄積されると難聴になる可能性もあるでしょう。
小児難聴になると音が聞こえづらかったり音の区別がしづらかったりと、さまざまな不都合が生じます。言語の発達や社会性を養う面でも問題が生じるため、音楽を流すときは音量に注意が必要です。
音楽を流すときは保護者が赤ちゃんに話しかけるくらいの大きさがおすすめです。音楽を赤ちゃんに聴かせる前に、まずは保護者が試しに聴いて音量をチェックするようにしましょう。
長時間かけ続けない
音楽は長時間聴かせれば良いというものではありません。
一日の多くの時間を寝て過ごす赤ちゃんにとって、音楽をかけっぱなしにしたり長時間聴かせたりすると、かえって休めなくなってしまいます。
また、音楽が流れている状態が日常化すると、音のわずかな変化を感じられなくなるほか、無音の状態が分からなくなってしまう可能性もあるでしょう。日常の自然な音の変化も遮ってしまうため、音楽を聴かせる時間はある程度決めておくことが大切です。
赤ちゃん（新生児）におすすめの音楽のジャンル
音楽には幅広いジャンルがありますが、赤ちゃんに聴かせるにはどのような音楽が良いのでしょうか。
ここからは、赤ちゃんにおすすめの音楽のジャンルを紹介します。
クラシック
クラシック音楽で使われるバイオリンやピアノは、アルファ波が出やすいとされているため、赤ちゃんに聴かせるのにおすすめです。
アルファ波は脳や身体を休めてリラックスさせる効果やストレスを落ち着かせる効果がある脳波と言われています。さらに、記憶力や集中力、免疫力の向上にも役立つとも言われ、クラシック音楽は赤ちゃんに良い影響を与えるでしょう。
ヒーリングミュージック
クラシックと同様に、安心感を与えたりリラックスさせたりすることを目的に作られたヒーリングミュージックもおすすめです。
ヒーリングミュージックは先述したアルファ波に加え、人が心地よく感じられる「1/fゆらぎ」のリズムも含まれています。
赤ちゃんが泣き止まないときや寝つきが悪いときには、クラシック音楽・ヒーリングミュージックを聴かせてあげるのも良いでしょう。
保護者の歌声
赤ちゃんは、母親のお腹にいるときから保護者の声が聞こえています。生まれたばかりでも保護者の声を判別できるとも言われているため、一番安心できる声と言えるでしょう。
保護者の歌声は赤ちゃんにとって何よりもリラックスできる音楽でもあります。赤ちゃんがお腹の中にいたときに歌っていた曲や聴いていた曲、童謡などを歌ってあげると良いでしょう。
赤ちゃん（新生児）に効果的に音楽を聴かせるならテアトルアカデミーがおすすめ
赤ちゃんに音楽を聴かせることは、さまざまな良い効果があります。
生後5〜6ヶ月頃から音楽に反応するようになると言われているため、早いうちから音楽に触れさせたいと考える方は、テアトルアカデミーのレッスンを受けるのもおすすめです。
テアトルアカデミーでは0〜2歳半頃までを対象とした「ベビーコース」があり、音楽に触れられるレッスンが充実しています。
例えば、歌を歌ったり音楽に合わせてダンスをしたり、手遊びをしたりするため、親子で楽しみながら参加できるでしょう。
ほかの赤ちゃんや保護者との交流もできるため、赤ちゃんの社会性やコミュニケーション能力を養う機会としてもぴったりです。
音楽を取り入れて赤ちゃん（新生児）の発達を促そう！
赤ちゃんに音楽を聴かせることは、リラックス効果があるだけでなく、知能の発達や感情表現を学ぶことにも役立ちます。
赤ちゃんが音楽に反応するようになるのは生後5～6ヶ月頃からとされていますが、母親のお腹にいるときから保護者の声は聞こえていて、声も判別できていると考えられています。
また、赤ちゃんをさまざまな音楽に触れさせたいと考えている方は、テアトルアカデミーの「ベビーコース」のレッスンがおすすめです。
歌やダンス、手遊びなど音楽を取り入れたレッスンが充実していて、0歳からレッスンに参加できます。月齢や発達に合わせたプログラムが豊富なため、習い事として通う人も少なくありません。
テアトルアカデミーのオーディションは誰でも無料で参加できるため、気になる方はエントリーから始めてみてはいかがでしょうか。
