赤ちゃんのうちからおもちゃで遊ぶことは、脳や身体の発達に良いと言われていますが、いつからおもちゃ遊びを始めれば良いのか疑問に感じている方もいるでしょう。
この記事では、新生児におもちゃは必要か、おもちゃで遊び始めるのはいつ頃からか、などを解説します。
また、赤ちゃんにおすすめのおもちゃ、おもちゃを選ぶポイントについても紹介するので参考にしてください。
新生児のおもちゃはいつから?
赤ちゃんが0〜2歳の期間は、おもちゃで遊ぶことで視覚や聴覚、触覚などの発達を促す効果があると言われています。
新生児とは生後28日を経過していない赤ちゃんのことを言い、視力はおよそ0.01〜0.02ほどしかなく、身体の発達が未熟なため自分の意志でものをつかんだり動かしたりはできません。
そのため、新生児におもちゃを渡しても、自分で遊ぶことは難しいです。しかし、聴覚や嗅覚は正常に機能しているため、おもちゃの音や音楽は脳の刺激になるでしょう。
赤ちゃんが起きているときに音の出るおもちゃを近くに置いたり、赤ちゃんの前でおもちゃを揺らしたりするのがおすすめです。
赤ちゃんがおもちゃで遊べるようになるのは、生後2〜4ヶ月頃からとされています。3ヶ月を過ぎると身の回りへの好奇心が高まり、物を手に取ったり口に入れたり見たりする反応が見られるでしょう。
動くものを目で追ったりガラガラを握ったりできるようになるため、おもちゃを通じてさまざまな刺激を受けられるようになります。おもちゃの素材や形、音、色などを直接感じることで、赤ちゃんの脳が刺激されます。
また、保護者が赤ちゃんに声をかけながらおもちゃで遊ぶことで、コミュニケーションを深められることも、おもちゃで遊ぶメリットです。
赤ちゃんにおすすめのおもちゃ5選
次に、赤ちゃんにおすすめのおもちゃを5つ紹介します。
ガラガラ・ラトル
振ると音が鳴るガラガラやラトルは、赤ちゃんのファーストトイとして人気があります。
デザインや素材によってさまざまな種類があるため、いくつか購入するのも良いでしょう。新生児のうちは保護者が赤ちゃんの近くで鳴らすのもおすすめです。
モビール・メリー
赤ちゃんの頭上で吊り下げられたアイテムがくるくる回ったりゆらゆら揺れたりするモビールやメリーも人気のおもちゃです。
音楽が流れるタイプもあるため、新生児の視覚・聴覚を刺激するでしょう。ぶら下がったアイテムをつかもうとすることで、運動機能の発達にも役立ちます。
ぬいぐるみ
ぬいぐるみは、素材や形に触れることで赤ちゃんの触覚を刺激するおもちゃです。新生児・乳児向けのぬいぐるみはオーガニックコットンが使われているものが多くあります。
なかには音楽が鳴るタイプのぬいぐるみもあり、長く使えるものを選べば赤ちゃんの思い出にも残るでしょう。
積み木
手指を使いはじめたら、積み木がおすすめです。積み木遊びは手指の運動機能だけでなく、バランス感覚も養います。
素材や形によって触覚を刺激するほか、成長に合わせてさまざまな遊び方ができるため想像力も養われるでしょう。
パズル・トイボックス
指先の感覚が発達してきたり、物の形や色を認識しはじめたりしたら、パズルやトイボックスがおすすめです。
図形やイラストのパズル、箱に空いた穴と同じ形のアイテムをはめ込む「トイボックス」など、赤ちゃんの想像力や思考力を養うアイテムがいくつも展開されています。
赤ちゃんのおもちゃを選ぶポイント
赤ちゃんの身体と脳の発達を促すおもちゃはたくさんありますが、安全性に配慮されたものや赤ちゃんの興味を引きそうなものを選ぶのがおすすめです。
続いては、赤ちゃんのおもちゃを選ぶポイントについて説明します。
安全な素材のものを選ぶ
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなため、おもちゃに使われる素材を意識するようにしましょう。
布製のおもちゃであればオーガニックコットン、積み木のおもちゃなら木製のもの、クレヨンはやライスワックスなど、自然由来で安全な素材のおもちゃを選ぶのがおすすめです。
角がなく丸いものを選ぶ
安全性を考え、おもちゃは角がなく丸みのあるものを選びましょう。特に1歳未満の赤ちゃんは何でも口に入れたり、ものを放り投げたり打ち付けたりします。
角張った部分があるおもちゃは赤ちゃんのケガにつながるため、先端が丸いおもちゃを選ぶのがおすすめです。
洗えるおもちゃを選ぶ
先述の通り、赤ちゃんは何でも口に入れてしまうので、おもちゃもよだれや手汗で汚れてしまいます。そのため、おもちゃはこまめに洗えて清潔な状態を維持できるものを選ぶと良いでしょう。
布製のおもちゃは洗濯できますが、手洗いや洗濯できない種類のおもちゃはプラスチック・シリコン製のものを選ぶと、アルコール消毒や煮沸消毒で対処できます。
カラフルなおもちゃを選ぶ
赤ちゃんは月齢が進むにつれて視力が発達していきますが、カラフルなおもちゃであれば視力が弱い時期でも認識しやすいでしょう。
新生児のうちからおもちゃを取り入れたいと考えている方は、色合いがはっきりしていてカラフルなおもちゃを選ぶのがおすすめです。
音が出るものを選ぶ
新生児や低月齢の赤ちゃんでも、聴覚はしっかりと機能しています。
そのため、音や音楽が出るおもちゃを選ぶと赤ちゃんの脳を刺激できるでしょう。ガラガラやオルゴール音など、やさしく穏やかな音や音楽が出るおもちゃがおすすめです。
STマークが付いたものを選ぶ
ST(Safety Toy)マークは、「一般社団法人日本玩具協会」の「玩具安全(ST)基準」に合格したおもちゃに表示されるマークです。
このマークは、赤ちゃんが安全に遊べる形状であることや有害物質が使用されていないことを保証しています。
誤飲やケガなどのトラブルを避けて安全に遊ぶために、STマークが付いたおもちゃを選ぶと安心です。
効果的なおもちゃ遊びをしてくれる習い事も!
赤ちゃんは2〜4ヶ月頃からおもちゃ遊びができるようになりますが、赤ちゃんの身体と脳の発達に効果的なおもちゃ遊びを行ってくれる場所もあります。
自宅でのおもちゃ遊びだけでなく、さらに赤ちゃんの発達を促すおもちゃ遊びをさせてあげたいと考える方は、検討してみてはいかがでしょうか。
テアトルアカデミーのベビーコースはおもちゃ遊びのカリキュラムがある
大手芸能事務所テアトルアカデミーには、赤ちゃんの芸能界デビューに向けた「ベビーコース」があります。
0〜2歳半頃まで通えるコースで、赤ちゃんの月齢や発達に合わせてさまざまなレッスンを受けられます。
例えば、知育や手遊びに加え、歌やダンス、身体遊びなど、赤ちゃんたちが楽しみながら取り組めるカリキュラムがそろっていることが特徴です。
保護者以外の大人やほかの赤ちゃんと交流する機会でもあり、さまざまな刺激を受けられる場所と言えます。
赤ちゃんが新しいことに挑戦し、成長していく姿を間近で見られることも大きな特徴です。
赤ちゃんと楽しくおもちゃで遊ぼう!
生後28日を経過していない新生児は、視力が弱く自分の意志で手足を動かせないため、おもちゃ遊びはできません。
しかし、周りの音を聞くことができるため、保護者が赤ちゃんの近くでおもちゃを動かしたり音を鳴らしたりすることは、脳への刺激になるでしょう。
また、おもちゃを選ぶ際は素材や形などの安全性にこだわって選ぶことが大切です。赤ちゃんの月齢や発達に合わせて、楽しく遊べるものを用意しましょう。
さらに、家でのおもちゃ遊びだけでなく、さらに効果的な遊びをさせたいと考える方は、テアトルアカデミーがおすすめです。赤ちゃん向けのレッスンのプロが、赤ちゃんの月齢や発達に合わせてさまざまな体験をさせてくれるでしょう。
テアトルアカデミーのオーディションは0歳から無料で参加でき、随時開催しています。気になる方はエントリーから始めてみてはいかがでしょうか。