赤ちゃんが言葉をしゃべり始めるのを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんは生後2ヶ月頃から言葉を発し、1歳頃から単語を話すようになると言われています。
この記事では、赤ちゃんの月齢や年齢ごとにどのように言語が発達していくのか、また、言語の発達を促すポイントについても紹介します。
赤ちゃんが言葉をしゃべるのはいつから?
赤ちゃんは生後2ヶ月頃から声を発し始め、1〜2歳にかけて単語を修得していくと言われています。
ここでは、赤ちゃんの月齢とともにどのような変化が出るのかを見ていきましょう。
【生後0ヶ月頃~】泣く
生まれたばかりの赤ちゃんは「話す」ことができず、泣くことが唯一のコミュニケーション手段です。空腹や眠い、不快など、赤ちゃんの要求を泣くことで伝えています。
赤ちゃんが泣いている原因が分からず困ってしまうこともあるかもしれませんが、焦らず泣いている原因を探ったり、なだめ方を模索したりしましょう。
【生後2ヶ月頃~】クーイング
生後2〜3ヶ月頃になると、「あー」「うー」などの母音のみの声を出すようになります。これは「クーイング」と呼ばれ、喉や口が発達した証です。クーイングは、赤ちゃんの機嫌が良くリラックスしているときに出やすいと言われています。
さらに、生後4ヶ月を過ぎた頃からは「だー」「ぶー」など子音も混じるようになるでしょう。
【生後6ヶ月頃~】喃語
生後6ヶ月頃からは「あーあー」「ばぶー」などのように、2つ以上の音から構成される喃語(なんご)を話し出します。
これは徐々に舌や唇を使った子音も発声できるようになり、赤ちゃんの聴覚や喉の筋肉、運動機能が発達している証拠です。
赤ちゃんは大人の口を見ながらどうすれば音が出るのかを試していて、一人でいるときにも言葉を発することが増えるため、「声遊び」の時期と呼ばれます。
【1歳頃~】初語(一語文)
1歳前後になると、「まんま(ご飯)」「わんわん(犬)」「パパ」「ママ」のように、意味のある単語を話すようになります。
赤ちゃんが何か要求したいときに周りの関心を引こうと言葉を発するだけでなく、保護者が発する単語や短い言葉に反応を示すようにもなるでしょう。
徐々に言葉の理解が進み、1歳6ヶ月頃になると「おいで」などの指示が理解できるようになり、親子で簡単なコミュニケーションを取れるようになっていきます。
【2歳頃~】二語文
2歳頃になると、「まんま、ちょうだい」「わんわん、いた」などの2つ以上の言葉を組み合わせた二語文を話すようになります。
大人の言ったことや言葉を真似しようとしたり、保護者や友達の名前を覚えて話したりする様子も見られるでしょう。これは、ものや人に名前があることを理解し、自分以外に興味を持ち始めるためです。
また、2歳頃になると好奇心が旺盛になり、「どうして?」「これ何?」といった質問も増えていきます。身の回りの世界に興味を持ち、話したり聞いたりしながら言語能力を養っていきます。
赤ちゃんが言葉をしゃべるのを促すコツ
赤ちゃんの月齢・年齢と言語の発達はあくまでも目安です。赤ちゃんが単語や言葉を覚えるスピードには個人差があるため、2歳頃になってあまり話せなくても焦ることはありません。
ここでは、赤ちゃんが言葉を発するのを促すコツ・ポイントについて紹介します。
たくさん話しかける
赤ちゃんは保護者や周りの人が話す言葉を聞いて覚えていきます。そのため、身の回りにあるものやできごと、赤ちゃんが興味を示したものを言葉で伝えてあげることが効果的です。
例えば、赤ちゃんが犬に興味を示したときには「わんわんがいるね」、ご飯を食べるときには「まんま、おいしいね」など、短く伝えると良いでしょう。赤ちゃんの興味や感情を言葉と結び付けながら話すことで、理解が深まりやすいです。
赤ちゃんの言葉に反応する
赤ちゃんは言語が発達するにつれて、信頼できる大人に自分の意思を伝えようとします。赤ちゃんが言葉を発したときに反応してあげると、赤ちゃんは自分の思いを聞いてくれたことをうれしく感じ、信頼関係が深まるでしょう。
これを繰り返すことで言葉のコミュニケーションの楽しさを実感し、意欲的に言葉を覚えたり話したりすることにつながります。特にクーイングから1語文の時期は、赤ちゃんが発した言葉を真似して繰り返すことも効果的です。
先回りしない
赤ちゃんは自分の意思をすべて言葉にすることは困難です。保護者はその前後の様子から、何を要求しているかを察することができるかもしれません。
しかし、ここで先回りして要求に応えたり、「◯◯してほしいんだね」と話したりしないように注意しましょう。
これは、赤ちゃんが言葉で伝える必要性を感じなくなってしまうためです。赤ちゃんの言葉を引き出すために、自分の言葉で話すのをじっくりと待ちましょう。言葉にするのが難しそうなときには、「何をしてほしいの?」と促すのも効果的です。
読み聞かせをする
赤ちゃんに絵本を読み聞かせするのも、有効です。絵本は赤ちゃんの言語の発達を促すだけでなく、想像力も育みます。絵本はカラフルな絵やリズムの良い文章で構成されているため、赤ちゃんの好奇心も刺激するでしょう。
絵本を読みながら「◯◯しているね」「これは何かな?」など赤ちゃんに話しかけながら読み聞かせすると、言葉を覚えようとする意欲も高まります。
また、絵本の読み聞かせは赤ちゃんがリラックスできたり親子のコミュニケーションになったりと、多くのメリットがあります。赤ちゃんに読み聞かせするメリットやコツについては以下の記事も参考にしてください。
赤ちゃんの言葉の発達を促してくれる習い事も!
赤ちゃんの言葉の発達はそれぞれ異なるため、発達が遅いと感じても焦ることはありません。
しかし、発達を促すためにできることをしたい、赤ちゃんに多くの言葉を話せるようになって欲しいと考える方は、習い事に通うのも一つの方法です。
赤ちゃんが通える習い事はさまざまですが、なかには言葉の発達につながる読み聞かせや知育などを受けられる教室もあります。
テアトルアカデミーのベビーコースは言葉の発達に効果的なレッスンも充実
赤ちゃんモデルやキッズモデル(子役)が多く所属している大手芸能事務所のテアトルアカデミーでは、赤ちゃんの心と身体の成長を促すさまざまなレッスンを受けることができます。
レッスンは赤ちゃんの月齢や発達段階に合わせて自由に選択でき、知育や読み聞かせ、歌、手遊びなどカリキュラムが充実していることが特徴です。
講師やほかの親子とも交流するため、赤ちゃんにとっても保護者にとっても刺激が多く、親子一緒に成長できるでしょう。
テアトルアカデミーは全国の主要都市に11拠点あり、習い事として通う方も多くいます。
赤ちゃんの言葉の発達を理解してコミュニケーションを取ろう!
赤ちゃんは2ヶ月頃からクーイングで言葉を発し、1歳前後から意味のある言葉を発するようになります。言語の発達には個人差があるため、言葉を発するのが多少遅くても焦る必要はありません。
赤ちゃんの言葉の発達を促すには、たくさん話しかけたり絵本を読み聞かせたりすることが効果的です。
また、テアトルアカデミーのレッスンで知育や読み聞かせ、歌、手遊びなど赤ちゃんの発達段階に合わせてレッスンを受けるのも良いでしょう。
オーディションは参加費無料のため、気になった方はまずは気軽にエントリーしてみてはいかがでしょうか。