手遊びは赤ちゃんが好きな遊びの一つです。道具がいらない手遊びは、時間や場所を選ばずにできるだけでなく、赤ちゃんの成長を促すさまざまな効果も期待できます。
この記事では、手遊びのメリットや始める時期に加え、おすすめの手遊びも紹介します。
赤ちゃんとの手遊びはいつから始める?
まずは、手遊びとは何かや手遊びを始めるのに適した時期について紹介します。
手遊びとは?
手遊びは、歌ったり音楽に合わせたりしながら手と指を動かす遊びです。歌と手の動作が1つになり、赤ちゃんの視覚・聴覚・感覚を刺激するため、赤ちゃんの脳の発達を促す効果が期待できます。
道具を使わずに手と歌だけで遊べるため、場所を選ばずできる気軽さも特徴です。
手遊びを始める時期は?
赤ちゃんと手遊びできるようになるのは首が座り、自分でお座りができるようになってくる生後5〜8ヶ月頃が一般的な目安です。
少しお座りができる場合は赤ちゃんを膝に乗せ、支えながら手遊びします。手や足を優しく握り、リズムに合わせて動かしてあげましょう。
自分だけで座っていられるようになったら、赤ちゃんと向き合い、目線を合わせて遊びます。このとき、表情を変えたり大きく動かしながら手遊びすると、赤ちゃんの表情も引き出せるでしょう。
赤ちゃんと手遊びを行うメリットは?
手遊びには赤ちゃんにとってさまざまなメリットがあります。
ここでは、手遊びをすることで赤ちゃんにどのようなメリットがあるのかを説明します。
脳の発達を促す
手遊びで手を動かすことは、脳の発達に良い影響を与えます。
脳の大部分を刺激する器官である手を、リズムに合わせて左右のバランス良く動かすことで、脳の働きが活発になり発達を促してくれるでしょう。
手先が器用になる
手遊びは歌ごとにさまざまな手と指の動かし方があります。手を開いたり握ったり、指を曲げたり伸ばしたり、手と指を動かす感覚をつかめるでしょう。
腕を上げたり下げたりもするため、運動機能の向上も期待できます。
リズム感が身に付く
歌やメロディと手と指の動きを合わせるため、反射機能の向上につながります。手遊びを繰り返し行えば、リズム感が養われるだけでなく記憶力も良くなるでしょう。
言語の発達を促す
手遊び歌は、赤ちゃんや子どもが発音しやすく覚えやすい単語とメロディで構成されています。そのため、曲に合わせて歌うことで記憶力と言語発達が促進されるでしょう。
言葉とその意味を覚えると、ほかの言葉への好奇心も高まります。
コミュニケーション力が養われる
手遊びは1人ではなく、保護者や幼児教室の先生、お友だちなど、ほかの誰かと行うことがほとんどです。みんなで同じ動きをしたり歌ったりすることで一体感が生まれ、「楽しい」気持ちを共有できます。
自分以外の相手の気持ちや行動を感じ、感情を共有することで、コミュニケーションを深められるでしょう。
赤ちゃんと手遊びを行うコツ
赤ちゃんとの手遊びを更に効果的にするには、以下のようなポイントを意識すると良いでしょう。
優しく元気な声で歌う
手遊びをするときは、優しく元気な声で歌うことが大切です。弾む声で話しかけるように、かつ言葉をはっきりと歌うことを意識しましょう。
また、スピードや声に強弱を付けたり、表情や動作をオーバーにしたりすると、赤ちゃんはより興味を持ってくれます。
何回も繰り返す
手遊びは繰り返すことで動きや歌を覚えられるため、赤ちゃんが飽きない限り何回も繰り返すことが有効です。
できなかったことに何回も挑戦してできるようになると、赤ちゃんは達成感を得られます。成功体験を重ねることは自己肯定感を育むことにもつながるため、同じ手遊びでも何度も反復して遊ぶのがおすすめです。
赤ちゃんの成長に合わせた手遊びにする
手遊びは、赤ちゃんの月齢や年齢、発達に合わせて適した内容を選ぶようにしましょう。赤ちゃんは脳と身体が発達するにつれて、語彙力や歌える曲、できる動作も増えていきます。
成長とともにリズムに合わせて複雑な動きもできるようになるため、新しい手遊びに挑戦していきましょう。
赤ちゃんにおすすめの手遊び曲
続いては、赤ちゃんにおすすめの手遊び曲を4つ紹介します。
ぜひ、お子さんと試してみてください。
グーチョキパー
「グーチョキパーで、グーチョキパーで何作ろう」という問いかけに対し、左右の手をそれぞれグー・チョキ・パーから選び、何かを作る手遊びです。
例えば、グーとチョキで「かたつむり」、パーとパーで「チョウチョ」、両手をチョキで「カニ」などを表せます。
右と左を覚えるトレーニングになるだけでなく、自由な発想で楽しめるのが魅力です。2〜3歳頃の赤ちゃんに向いています。
いとまき
「いとまきまき、いとまきまき、ひいてひいて、トントントン」と繰り返し、小人の帽子を作る手遊びです。同じ動作を繰り返すため真似しやすく、0〜1歳頃の赤ちゃんに向いています。
また、糸を巻いてできるものは小人の帽子以外にも、小人の靴やぞうさんの靴など違いがあるようです。状況に応じて内容を変えるのも良いでしょう。
ひげじいさん
リズムに合わせて拳を縦に交互に重ね「トントントントン」と歌いながら、両手の拳でひげじいさん、こぶじいさん、天狗、めがねを表現していきます。最後に頭の高さに上げた手をヒラヒラさせながら膝の上に置く手遊びです。
複雑な動きがなく、0歳から楽しめるでしょう。まだ身体を動かすことが得意ではない赤ちゃんは、膝の上に乗せて手を持ってトントンしてあげるのがおすすめです。
げんこつやまのたぬきさん
3歳以上になると、少し複雑な手遊びにも順応できます。
「げんこつやまのたぬきさん おっぱいのんで ねんねして だっこして おんぶして またあした」の歌詞のなかでいくつもの動きが入るため、覚える過程も楽しめるでしょう。
最後は「またあした」の「た」の部分でジャンケンをします。
スキンシップやコミュニケーションを取りやすい手遊びです。
効果的な手遊びをしてくれる習い事も!
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ポイントを押さえて赤ちゃんへの手遊びを行おう!
手遊びは、生後5〜8ヶ月頃から始めると赤ちゃんの脳や身体の発達を促すさまざまなメリットがあります。手遊びはいくつもの種類があるため、月齢や発達の状況に合わせて増やしていくと良いでしょう。
手遊びのコツを知りたい、手遊びの種類を増やしたい方は、習い事を始めるのもおすすめです。
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