VTuber(バーチャルYouTuber)に憧れていたり興味があったりするものの、実際に活動を始めるには何をすれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
VTuberは近年人気を高めてはいますが、まだ発展途上の業界でもあることから未経験から始めても有名になれる可能性は十分にあるでしょう。
この記事では、VTuber向けの専門学校・養成所に通うメリットやおすすめの専門学校・養成所を5つ紹介します。専門的な知識とスキルを修得し、人気VTuberを目指しましょう。
VTuber(バーチャルYouTuber)の専門学校・養成所とは?
VTuber(バーチャルYouTuber)は、イラストやCGのキャラクターを使い、顔を出さずにYouTubeや動画配信サイトで動画投稿やライブ配信を行う人を指します。
VTuberのキャラクターは「アバター」と呼ばれ、声に合わせて表情や身体を動かすことも可能です。
VTuberの活動方法は、大きく「個人VTuber(個人勢)」と「企業VTuber(企業勢)」に分けられます。
個人VTuberは個人またはグループで単独の活動を行うのに対し、企業VTuberは芸能事務所のような企業に所属して活動します。
個人VTuberは自分のペースで自由に活動できますが、機材の購入からアバター作成などを個人で行いながら認知度を上げていく必要があります。
反対に企業VTuberは、プロモーションやマネジメントなどのサポートを受けられますが、入所するにはオーディションを受ける必要があります。どちらもメリット・デメリットがあるためそれぞれの特性を確認したうえで、自分はどちらが合っているかを判断すると良いでしょう。
VTuberとして活動していくには、動画の編集技術やトーク・配信スキルなどを修得しておくと活動をスムーズに行えます。
未経験から始める方は、まずはVTuberに必要なスキルが専門的かつ効率的に学べる専門学校・養成所へ通うのがおすすめです。
そのほか、VTuberの特徴や仕事については以下の記事を参考にしてください。
VTuber(バーチャルYouTuber)の専門学校・養成所に通うメリット
VTuber(バーチャルYouTuber)の専門学校・養成所では、動画の撮影・編集に関する技術や配信に役立てられるスキルなど、VTuberとして活動していくために必要なことを幅広く学べるというメリットがあります。
ここからは、VTuberの専門学校・養成所に通うメリットについて紹介します。
基礎から専門分野まで幅広く学べる
専門学校・養成所では、VTuberの活動に関わるさまざまなことを網羅的に学べます。
動画の撮影・編集方法やアバター制作方法、ライブ配信で視聴者を楽しませるためのトークスキル、YouTubeの分析、SNSの活用方法など、今後の活動に役立てられる内容が充実しています。
また、本格的な設備を使用し実践的なレッスンを受けられる専門学校・養成所も多くあるため、未経験からスタートしても着実にスキルを修得できる環境が整っています。
プロのレッスンが受けられる
VTuberの専門学校・養成所では、第一線で活躍している人気VTuberや動画・ライブ配信の業界で活動しているプロによるレッスンを受けられることも大きな魅力です。
VTuberとしての心構えや実際に活動して気付いたことなど、生の声を聞けるでしょう。
動画・コンテンツの流行、配信のコツ、ファンの増やし方など、業界の第一線を知るプロから有益な情報やノウハウを教えてもらえることも大きな特徴です。
オーディションに向けた指導が受けられる
企業VTuber(企業勢)になるには、企業が開催するオーディションに合格しなければなりません。
オーディションでは自分の個性やスキル、強みを限られた時間で伝える必要があります。
専門学校・養成所では、自己分析を行い戦略的にアピールするためのセルフプロデュースの授業があったり、模擬オーディションを実施したりします。
企業VTuberとしての活動を視野に入れている方は、自分が望む企業に所属するためのステップアップとなるでしょう。
卒業後に芸能事務所に所属できる
芸能事務所が運営する専門学校・養成所の場合は、卒業後にクリエイターとして所属できるケースもあります。芸能事務所に所属していると、プロモーションやマネジメントしてもらえたり、スキルを高めるためのレッスンを受けられたりなどのメリットがあります。
運営元が芸能事務所ではない場合でも、企業が専門学校へ来てオーディションを開催するケースも少なくありません。
学費や受講期間には気を付けよう
VTuberの専門学校・養成所の学費は、年間130〜150万円程度のところが多い傾向にあります。
受講期間は多いところでは週5日、2〜4年間通うケースもあり、VTuberの活動に必要なスキルをしっかりと身に付けられるでしょう。
専門学校・養成所を選ぶときには、カリキュラムだけでなく学費や受講期間も考慮し、自分が望む活動ができるところを見つけることが大切です。
VTuber(バーチャルYouTuber)を目指すのにおすすめの専門学校・養成所5選
次に、VTuber(バーチャルYouTuber)を目指す方におすすめの専門学校・養成所を5つ紹介します。
テアトルアカデミー
テアトルアカデミーの「クリエイターコース」では、VTuberに必要なスキルを幅広く学べます。
講習期間は1年半で、VTuberの基礎知識や動画編集方法、YouTubeの分析、SNSの活用方法など、未経験からVTuberを目指す方にぴったりのカリキュラムが用意されています。現役の人気VTuberや業界のプロ講師によるレッスンも受けられます。
また、すべてのレッスンをオンラインで受講できるため、自宅にいながらVTuberを目指せるのも魅力です。専門学校やスタジオに通うことが難しい、移動の負担を減らしてVTuberのスキル修得のために時間を使いたいという方におすすめです。
高額な機材をそろえる必要がなく、スマートフォンやパソコンがあればレッスンを受講できることも大きな特徴です。コース修了後はテアトルアカデミーのクリエイターとして所属できるため、VTuberを中心に活動する分野を広げていくこともできるでしょう。
このほか、テアトルアカデミーでVTuberを育成するクリエイターコースについては以下の記事を参考にしてください。
総合学園ヒューマンアカデミー
総合学園ヒューマンアカデミーの「動画クリエイターカレッジ」では、動画編集や配信スキルを修得できることに加え、現役で活躍するクリエイターから動画作成のコツなど聞ける実践的なカリキュラムを行っています。
SNSやYouTubeで活躍するプロのノウハウを活かした授業では、チャンネル運営・ライブ配信テクニック、撮影のコツなど実践的なスキルが身に付くでしょう。
代々木アニメーション学院
代々木アニメーション学院の「VTuber科」は、VTuberの育成に特化したコースです。ゲーム実況やアニメのキャラクターボイス、トークスキル、自己プロデュース、サムネイル制作など、VTuberの活動内容を網羅するようなカリキュラムが充実しています。
プロ仕様の最新設備に加え、在学中のデビューやプロダクション所属を目指せる環境も大きな特徴です。
バンタンクリエイターアカデミー
バンタンクリエイターアカデミーの「動画クリエイター学部」は、VTuberをはじめYouTuberやインフルエンサー、タレント、動画編集者など次世代のメディア業界で広く活躍できる人材の育成を目指しています。
在学期間は基本は2年間ですが、一人ひとりの希望進路に合わせて専門的なクラスを選ぶと4年間通うことができます。
4年間のカリキュラムでは基礎的なスキルや応用知識、実践授業とステップアップしながら着実に成長していけるでしょう。「動画クリエイター学部」の中にある「クリエイター専攻」では、在学中のデビューも目指せます。
KADOKAWA アニメ・声優アカデミー
KADOKAWA アニメ・声優アカデミーの「声優学部」は、声優だけでなくVTuberやナレーター、ヴォーカリストなど、声を武器に活躍できる人材を育成する学校です。
「声優タレント専攻」では、発声や滑舌、発音の仕方などの基礎から取り組めるほか、KADOKAWAのアニメ作品を活用したレッスンもあり、スキルアップを実感しながら楽しく通える環境が整っています。
スクール内外でオーディションが多く開催されるため、自分の強みを深く理解したり実践を積み重ねたりできるでしょう。
VTuber(バーチャルYouTuber)の専門学校・養成所に入学・入所するには?
VTuber(バーチャルYouTuber)の専門学校・養成所に入所する方法はそれぞれ異なります。
ここでは、VTuberの専門学校と養成所の入所方法について紹介します。
専門学校に入学する場合
VTuberの専門学校に入学するためには、一般的には書類選考と面接を受験し合格する必要があります。
ただし、学校によっては中学・高校生を対象としたAO入試や短大・大学・専門生・フリーター・社会人を対象とした入試など、年齢に応じて利用できる入試方法が異なります。
入試方法によっては募集要項の内容も異なるため、自分はどの方法を利用すべきかを事前に確認しておきましょう。
また、専門学校はオープンキャンパスや体験授業も開催しているので、気になる学校があればいくつか参加してみるのもおすすめです。
養成所に入所する場合
VTuberの養成所に入所するには、一般的にオーディションを受けて合格する必要があります。
養成所のWebサイトからオーディションにエントリーすると、その情報によって書類選考(一次審査)が行われ、その後対面またはオンラインのオーディション(二次審査)に参加する流れです。
オーディションに合格すると、養成所に入所できます。先述したテアトルアカデミーの「クリエイターコース」も同様の流れです。
オーディションでは自己PRや実技テストを求められることが多いですが、緊張せず自分らしさをアピールすると良いでしょう。
自分に合った専門学校・養成所でVTuber(バーチャルYouTuber)デビューを目指そう!
未経験からVTuber(バーチャルYouTuber)を目指すなら、専門学校や養成所に通うのがおすすめです。
VTuberの専門学校・養成所は、動画編集やライブ配信、SNS活用、YouTube分析など、基礎から専門的な分野まで広く学べます。VTuberとして活動するために必要なスキルも修得できるでしょう。
VTuberの専門学校・養成所は数多くありますが、なかでもテアトルアカデミーのクリエイターコースは、すべてのレッスンをオンラインで受講でき、本格的な機材がなくても始められることが特徴です。
コース修了後に芸能事務所に所属しながら活動できることも大きなメリットと言えるでしょう。
VTuberの専門学校・養成所に興味がある方は、ぜひテアトルアカデミーのオーディションに応募してみてはいかがでしょうか。