声優を目指しているものの、どうすればなれるのか分からないという方もいるのではないでしょうか。声優になるにはオーディションを受けることが第一歩です。
この記事では、声優のオーディションを受ける方法や選考ステップ、合格するためのポイントについて解説します。
声優のオーディションを受けるには？
声優を募集するオーディションは、日々さまざまな場所で行われています。
主催する団体はいくつもありますが、オーディションは以下のタイプに大きく分けられます。
- 芸能事務所（声優プロダクション）が開催するオーディション
- 作品ごとに声優を募集するオーディション
オーディションと言っても目的や活動内容が異なるため、まずはそれぞれの違いを見ていきましょう。
芸能事務所（声優プロダクション）が開催するオーディション
芸能事務所（声優プロダクション）が開催するオーディションは、自社に所属する声優を募集するためのオーディションです。オーディションに合格すると、芸能事務所に所属する声優として活動できます。
しかし、オーディションに合格したらすぐに声優として仕事を受けられるとは限りません。アニメや映画、ナレーションなど芸能事務所に届くオーディション情報のなかから挑戦したいものを探し、その作品のオーディションに合格する必要があります。
芸能事務所には一般非公開のオーディション情報が集まるため、声優としてさまざまな仕事を経験ができるでしょう。
また、芸能事務所のなかには、声優に必要なスキルを伸ばすためのレッスンを受けられるところもあります。職業として声優を目指す方は芸能事務所や声優プロダクションに所属するのがおすすめです。
作品ごとに声優を募集するオーディション
作品ごとのオーディションは、企業やイベントの主催団体が募集するオーディションです。作品やイベントごとに単発のオーディションが行われるため、合格すればその作品に出演できます。
声優の活動実績を増やすには効率的な方法ですが、一般募集されている場合は応募者が多く、倍率も高くなる傾向があります。
また、その作品が終了すると新たにオーディションを探す必要があります。そのため、フリーランスで活動したい方や、自分の実力を試したい方におすすめです。
単発オーディションでは、ラジオCMやボイスドラマ、スマホゲームのキャラクター声優、朗読劇など、幅広いジャンルがあります。
声優のオーディションの流れ
声優になるには、前章で紹介したようにオーディションを受けることが必須条件です。
ここでは、一般的な声優のオーディションにエントリーしてから合格までのステップを紹介します。
書類・テープ審査
オーディションの第一ステップは書類・テープ審査です。書類は名前や年齢、顔写真などの基本的な情報に加え、過去の経歴やアピールポイントなどを記載します。
テープ審査は、自身の声を録音したボイスサンプルが求められます。
ボイスサンプルの内容は原稿読みやキャラクターを想定したセリフ読みなどさまざまで、声や演技の特徴・幅広さを示すためにも重要となります。
履歴書の形式やボイスサンプルの内容はオーディションごとに異なるため、必ず事前にチェックしておきましょう。
実技審査
一次審査に通過すると、スタジオや芸能事務所での実技審査に参加できます。
実技審査では審査員・採用担当者の前でセリフを披露するため、あらかじめ指定されたセリフや役柄があれば練習しておくのがおすすめです。
状況によってはセリフの言い方や雰囲気を変えるよう指示されることもあります。実技審査では、演技力に加えて対応力も審査の対象となるでしょう。
面接
声の実技審査の次はいよいよ面接です。志望動機や自己PRを話すことが多く、応募者の人柄や声優への熱意などが判断されます。
場合によっては歌やフリートークなどを求められることもありますが、ここでは「うまいかどうか」よりも「柔軟に対応できるか」の部分が重要視されるでしょう。
声優のオーディションに合格するための3つのポイント
続いては、声優のオーディションに合格するための3つのポイントを紹介します。
ぜひポイントを押さえて、オーディションに挑戦してください。
明るい印象の写真を使う
声優のオーディションは、演技力だけでなく人柄も重視されます。
応募時に提出する写真は第一印象を左右する重要なポイントのため、明るく接しやすい印象を与えられるように意識しましょう。
写真を撮影するときは部屋を明るくし、清潔感のある服装、自然な表情を意識することが大切です。
オーディションのシミュレーションをする
声優のオーディションは対応力を見るために、予期せぬ指示をされることがあります。
そのため、さまざまなパターンを想定してシミュレーションをしておくことも重要です。何も準備せずに行くとその場で慌ててしまい、実力を発揮できずに終わってしまうことがあるかもしれません。
事前に練習としてシミュレーションをしておけば、当日も自信を持ってオーディションに挑めるでしょう。
また、志望動機や自己PRは、必ず聞かれる項目のため、スムーズに答えられるよう練習しておくことも大切です。
ボイスサンプルで表現力の幅をアピール
ボイスサンプルは、自分の表現力を伝えるために重要な役割を果たします。声の特徴や表現できる役柄、演技の幅などをアピールするために、さまざまな声色のセリフを用意しましょう。
ボイスサンプルは、事前に台本を作成し、練習を重ねることが大切です。納得のいく仕上がりになるまで、根気強く何度も録音してください。
声優のオーディションを受けるならテアトルアカデミーがおすすめ
声優として本格的に活動をしていくなら、芸能事務所（声優プロダクション）に所属したほうがさまざまな仕事に挑戦しやすく、活躍の幅を広げられるでしょう。
なかでも、未経験でもレッスンを受けながら声優デビューのチャンスがある、テアトルアカデミーの声優コースがおすすめです。
テアトルアカデミーは大手芸能事務所ですが、声優を育成する専門コースもオンラインで展開しており、自宅にいながらプロによる実践的なレッスンを受けられます。
プロ講師による実践的なレッスン
テアトルアカデミーの声優コースは、業界の最前線で活躍するプロがレッスンを担当します。
映画やテレビアニメに出演実績のある声優や、ジブリ作品やディズニー作品などにも出演する声優を多く輩出してきた講師から、現場で役立てられる実践的なレッスンを受けられることが魅力です。
基礎的な発声・滑舌トレーニングや台本を使用したセリフ練習だけでなく、自身で作品の制作まで挑戦できるため、声優に必要なスキルを広く修得できるでしょう。
完全オンラインレッスンで全国どこでも受講可能
全国どこからでも、自宅にいながらオンラインでレッスンを受講できることもテアトルアカデミーの特徴です。
専門学校とは異なり、通学する時間や交通費の負担がありません。オーディションもオンラインで受けられるため、気軽に挑戦しやすいでしょう。
声優コース在籍中に「優秀者」に選ばれると、テアトルアカデミーと正式契約となり、プロとして活動を始めることも可能です。自宅でレッスンを受けながらプロデビューも目指せます。
テアトルアカデミーの声優コースについて、詳しくは以下の記事も参考にしてください。
声優のオーディションを受けてプロを目指そう！
声優のオーディションを受けるには、芸能事務所（声優プロダクション）が開催するものと、作品ごとに声優を募集する単発のものの主に2種類があります。プロの声優として活動していくなら、芸能事務所が開催するオーディションを受けるのがおすすめです。
テアトルアカデミーの声優コースは、基礎的なトレーニングからプロによる実践的なレッスンまで受けられるため、未経験でもプロに必要なスキルを身に付けられます。
また、オーディションは参加無料、オンラインで受けられるため、声優を目指している方は気軽にエントリーしてみてはいかがでしょうか。
