ダンスは子どもから大人まで幅広い年齢層に人気がありますが、近年ではK-POPアイドルの影響でK-POPダンスを始める方が多くいます。
また、ダンス初心者の方のなかにも、「K-POPアイドルのようにかっこよく踊りたい」「ダンス動画をSNSにアップしたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、K-POPダンスがうまくなる方法や練習のコツ、練習に必要なアイテムなどを紹介します。
K-POPダンスがうまくなる練習方法
K-POPアイドルの動画を真似て踊ってみようとしたけれど、「うまくできない」「何だか動画と違う」と感じたことがある方もいるかもしれません。
ダンスはただなんとなく踊っているだけでなく、さまざまな要素が組み合わさって構成されているため、基礎を身に付ける事が大切です。
まずは、ダンスがうまくなる練習方法を紹介します。
体力
ダンスを踊り切るためには、有酸素運動や筋トレ、体幹トレーニングをして体力をつける必要があります。
筋トレや体幹トレーニングをすることで、基礎体力を高められるほか、ポージングがきれいになる、身体の軸がブレない、ケガをしにくくなる、最後まで力強く踊れるようになるなどK-POPダンスではさまざまな面で役立ちます。
また、有酸素運動は持久力や肺活量の向上に効果があるため、練習時間を増やせたり長めの曲も踊り切れたりするようになるでしょう。
ダンスの上達を目指して筋力・体幹を鍛えるには、以下のトレーニングがおすすめです。
トレーニング方法 | 内容 |
---|---|
プランク | 両肘と両足のつま先で身体を支え、腹筋を意識しながら頭から足先までまっすぐになるような姿勢で30秒〜1分ほどキープする。 |
ドローイング | 仰向けになり、膝を立てた姿勢で腹式呼吸を繰り返しながら呼吸を整える。腹式呼吸でお腹をへこませた状態で10秒ほどキープし、ゆっくりと息を吐く。 |
スクワット | 両足を肩幅程度に広げて立ち、背筋を伸ばしたまま太ももと地面が平行になるくらいまで身体を下げ、ゆっくりと身体を上げる。 |
回数や秒数は無理のない範囲内で調整すると良いでしょう。
ドローイングは立った状態でも同様に行うことができるので、自分がやりやすいほうを取り入れてみてください。
身体の使い方
K-POPの振り付けには、アイソレーションが多く取り入れられています。
アイソレーションとは「分離」や「独立」などの意味を持ち、ダンスでは首や肩、胸、腰など身体の一部だけを動かすことを指します。
アイソレーションができるようになると、動きにキレが出るほか表現の幅も広がるでしょう。
アイソレーションは簡単にできるものではないため、首、肩、胸、腰と一つひとつ地道に練習する必要があります。
練習の際は、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
- 一つひとつの動きを鏡でチェックしながら練習する
- 身体の力を抜き、リラックスした状態で行う
- できるだけゆっくりと、大きく動かすよう意識する
- できるようになってきたら音楽に合わせて動かしてみる
リズム感
K-POPをはじめ、ダンスをうまく踊るためには、リズム感は欠かせません。
リズム感を養うトレーニングをすることで、音楽より早く動いてしまう「早取り」や遅れてしまう「遅取り」を改善できます。
また、歌詞や音、タイミングなど意識するポイントを頭に入れてリズムが取れるようになると、ダンスのクオリティも向上するでしょう。
リズム感を鍛えるトレーニング方法には以下があります。
トレーニング方法 | 内容 |
---|---|
手拍子を取る | メトロノームの音に合わせて手拍子をする。テンポを変えたり3拍子や4拍子の1拍目だけ強く叩くなど強弱を付ける。 |
膝でリズムを取る | メトロノームの音や音楽のテンポに合わせて、膝を軽く屈伸させてリズムを取る。慣れてきたら「アップ」「ダウン」などリズムの取り方を変える。 |
「リズム感がない」と感じている方も、トレーニングを繰り返すことで感覚を鍛えることができます。
ポージング
K-POPの振り付けには、ポージングも多く取り入れられています。手の角度や身体の軸の置き方、目線など、ほんの少しの違いで印象も大きく変わるため、ポージングはダンスの上達には欠かせない大切な要素です。
K-POPアイドルのようにポージングを決める際は、恥ずかしがらず堂々とポーズを取る、鏡を見すぎないことを意識すると良いでしょう。
また、ポージングの様子を動画や写真で撮影して見直すと、改善すべき部分を客観的に把握できるためおすすめです。
K-POPダンスがうまくなるコツ
続いては、K-POPダンスがうまくなるコツについて紹介します。
反復練習をする
K-POPだけでなく、ダンスはまず基礎的な動きを身体に覚えさせることが大切です。
そのためには何度も同じことを繰り返す反復練習は欠かせません。
特に、ダンスは手足を別々に動かしたり身体をねじったり、普段とは異なる身体の使い方をします。ダンスの基礎的な動きと振り付けを覚えるためにも、反復練習はしっかりと行いましょう。
また、ダンスが上達してからも、ウォーミングアップとして取り入れるのもおすすめです。
動画で正しい動きを確認する
動画サイトにアップされている動画を参考にするのもダンス上達に効果的な方法です。
動画サイトには、K-POPダンスの解説動画や反転動画、スロー動画などが公開されています。これらの動画を見ながら、まずは振り付けを覚えることから始めるのがおすすめです。
まずはゆっくりと練習する
K-POPダンスはテンポが速いものが多くあります。
初心者がいきなりK-POPアイドルと同じスピードで踊るのは難しいため、振り付けごとに区切ったり、動画の再生スピードをゆっくりにしたりして、振り付けを覚えることから始めましょう。
慣れてきたら徐々にスピードを早めていくのがおすすめです。
K-POPダンスの練習に必要なアイテム
K-POPダンスは自宅で練習できますが、その際にそろえておいたほうが良いものもあります。
ここからは、K-POPダンスの練習に必要なアイテムを紹介します。
ウェア・シューズ
自宅でダンスをするときには、運動用のウェアやシューズが必要です。
ウェアは動きやすいものや気分が上がるようなものを、シューズはケガを防止するために軽くて足に負担がかかりにくいものを用意しておきましょう。
マンションなどで階下への騒音が気になる方は、滑り止め付き靴下やバレエダンサーが愛用するスキンシューズもおすすめです。
鏡
自分が頭の中でイメージしている動きと実際の動きが一致しているとは限りません。
自分がどのように身体を動かしているかを確認するために、大きめの鏡があると良いでしょう。スリムな全身鏡なら場所も取りにくく、普段の服装チェックにも活用できるためおすすめです。
防音マット
自宅でダンスを練習する場合は防音対策が必要になりますが、そこで役立つのが防音マットです。防音マットを敷くことで音や振動を吸収してくれるほか、ストレッチや筋トレのときにも使えます。
スピーカー
スピーカーがあれば、スマートフォンやタブレットから離れていても問題なく、よりクリアな音でダンスの練習ができます。
スピーカーは価格や大きさ、機能などさまざまなタイプがあるため、練習する場所や使いやすさを考慮して選びましょう。
自宅以外のスタジオや屋外で練習することが多い方は、持ち運びしやすいものやBluetoothタイプのスピーカーがおすすめです。
スマートフォン
スマートフォンはダンスの動画を見ながら練習したり、自分のダンスを撮影して振り返ったりするときに便利です。うまく踊れたときにはSNSにアップするのも良いでしょう。
スマートフォンで撮影するときは、三脚があるとさらに便利です。
K-POPダンスは独学でうまくなれる?
K-POPダンスは、動画などをうまく活用すれば独学で覚えることは可能です。
しかし、ダンス未経験者の場合は、レッスンを受けてリズム感やアイソレーションなど、ダンスの基礎をしっかり身に付けてからのほうが上達スピードが早くなります。
ダンスには、ヒップホップやジャズ、ロックなど多様なジャンルがありますが、K-POPダンスに特化したレッスンを受けられるスクールもあります。
テアトルアカデミー
テアトルアカデミーは、多くの俳優・女優、歌手、声優などが所属する芸能事務所です。
K-POPアイドル・アーティストの育成に特化した「ダンスボーカルコース」では、ダンスや歌、韓国語のレッスンを受けられるため、幅広いスキルを身に付けられます。
また、現役K-POPアイドルやダンス・アイドル育成のプロによる専門的なレッスンを受けられることも大きな特徴です。
オンラインで受講できるレッスンに加え、対面でのワークショップやイベントも実施しており、スキルアップや出演の機会にもつながります。
コース修了後はテアトルアカデミーのタレントとして芸能活動を続けることも可能で、大手芸能事務所ならではの手厚いサポートを受けられるでしょう。
K-POPダンスがうまくなりたいなら芸能事務所でレッスンを受けよう!
K-POPダンスは、独学でも練習を重ねればうまく踊ることができます。
まずは、リズム感やアイソレーション、ポージングなどの基礎を身に付け、動画を活用しながら繰り返し練習することが大切です。自宅でK-POPダンスを練習する際は、ウェアやシューズ、マット、鏡、スマートフォンなどを活用しましょう。
さらにK-POPダンスを本格的に踊れるようになりたい、K-POPダンスや歌、韓国語もうまくなりたいと考えている方は、テアトルアカデミーの「ダンスボーカルコース」がおすすめです。
K-POPアイドルに必要なスキルを幅広く身に付けられるため、自宅でオンラインレッスンを受けながらステージデビューを目指すことができるでしょう。
参加費無料のオーディションを開催中のため、まずは気軽にエントリーしてみてはいかがでしょうか。