自分の歌を録音する方法やおすすめの録音アプリ、選び方を紹介

「自分の歌声を録音して確認したい」「SNSに投稿したい」「オーディションに応募したい」というときに必要なのが録音ツールです。

スマートフォンやパソコン、ボイスレコーダーなどさまざまなツールがあるため、目的や予算に応じて適切なものを選びましょう。

この記事では、自分の歌をうまく録音する方法やおすすめのアプリ、選び方のポイントを紹介します。

自分の歌を録音する方法

歌声をしっかり録音するには、目的や環境に合った機器選びが重要です。

スマートフォンやパソコン、ボイスレコーダーなど、それぞれの特徴や使い勝手を理解し、自分に合った録音方法を見つけましょう。

スマートフォン

スマートフォンは、最も手軽に録音できるツールの一つです。日常的にどこへでも持ち歩いているため、思い立ったときにすぐ録音できるのが最大の魅力と言えます。

録音アプリも高品質なものが多く、初心者でも簡単に使いこなせるでしょう。録音した音声はそのままSNSやクラウドにアップロードできる点も便利です。

ただし、スマートフォンの内蔵マイクの性能には限界があり、音質にこだわる場合は物足りなさを感じるかもしれません。

また、録音中にバッテリーが急激に減ることがあったり、通知音や周囲の雑音が入り込んでしまったりするリスクもあります。

パソコン

パソコンを使った録音は、音質や編集の自由度を重視したい方におすすめです。

専用ソフトを使えばエコーやノイズ除去などの編集も可能で、より本格的な仕上がりに近付けられます。

オーディオインターフェースやコンデンサーマイクを導入すれば、プロに近いクオリティの録音も実現できるでしょう。

しかし、パソコンは持ち運びには不向きで、録音環境をある程度整える必要があります。そのため、自宅でじっくり取り組みたい方に最適な方法です。

ボイスレコーダー

ボイスレコーダーは、音声の録音に特化した機器で、スマートフォンよりも高性能なマイクを搭載しているものが多くあります。

シンプルな操作性と高い音質が魅力で、外出先やライブ会場などでも手軽にクリアな録音が可能です。特に人の声を拾う機能に優れており、歌声の録音にも適しています。

ただし、録音後の編集には別の機器が必要なことや、細かい音量調整がしづらい点は注意が必要です。

【スマホ向け】録音アプリの選び方

パソコンやボイスレコーダーは用意するのに費用がかかりますが、スマートフォンは無料のアプリを使えば気軽に録音できます。

ただし、アプリによって費用や機能、品質が異なるため、自分に合ったアプリを選ぶことが大切です。

ここでは、どのようなポイントを意識してアプリを選ぶと良いかを紹介します。

費用がかかるか

録音アプリには、無料で使えるものと有料機能を含むものがあります。初心者の方や機能・使い勝手を試してみたい方は無料アプリがおすすめです。

ただし、無料版では録音時間が制限されていたり、広告が表示されたりすることもあります。本格的に録音したい場合は、有料プランやアプリの一括購入を検討すると良いでしょう。

録音機能が優れているか

録音アプリを選ぶ際は、音質の良さや録音形式の種類にも注目しましょう。高音質での録音が可能なアプリは、歌声の細かいニュアンスまでしっかり記録できます。

また、無音時の自動停止機能やバックグラウンド録音機能などが備わっていると、より快適に使えるでしょう。

編集機能があるか

録音した音声をそのまま保存するだけでなく、トリミングやノイズ除去などの編集もできるアプリが便利です。

歌の前後の無音部分をカットしたり、音量を調整することで、仕上がりが格段に良くなります。

なかには、エコーやリバーブなどのエフェクトを追加できる機能もあるため、自分の歌声に合ったアレンジを楽しむことも可能です。編集機能が充実しているアプリを選ぶと、よりクオリティの高い作品が作れます。

【スマホ版】歌の録音におすすめのアプリ

スマートフォンで本格的に歌を録音したい方に向けて、機能性に優れたおすすめのアプリを厳選して紹介します。

Voloco: ボーカルレコーディングスタジオ

「Voloco: ボーカルレコーディングスタジオ」は、自動で音程補正をしてくれるAI搭載の録音アプリです。

録音と同時にエフェクトを掛けられるため、初心者でもプロのような仕上がりを目指せます。iOS・Android両方に対応していて、無料版は7日間利用可能です。

Dolby On: Record Audio & Video

「Dolby On: Record Audio & Video」は、ハウリングやノイズ除去などの音質強化機能が優れたアプリです。

録音後の加工なしでも高音質に仕上がるのが魅力で、動画撮影やライブ配信向けの録音もできます。iOS・Android両対応で、無料で利用可能です。

簡単ボイスレコーダー

「簡単ボイスレコーダー」はシンプルな操作性と高音質録音が特長のアプリです。ウィジェットやショートカットですぐに録音を始められます。

余計な機能がないため初心者にも扱いやすく、iOS・Androidに対応しています。アプリ内課金はありますが、インストールは無料です。

ボイスレコーダー

「ボイスレコーダー」は録音だけでなく、ファイルの管理や共有機能も充実しています。

シンプルかつ完全無料で利用できるのが大きな魅力です。Android向けのアプリとして人気を集めています。

PCM録音

「PCM録音」は高音質なリニアPCM録音に対応しており、プロ志向のユーザーにも支持されています。

録音形式はロスレス圧縮のPCM（WAV）と、非可逆圧縮のAAC（M4A）から選択でき、編集ソフトとの互換性も高いことが魅力です。

iOS・Androidに対応しており、無料で利用できます。

シンプル多重録音！EasyMixRecorder

「シンプル多重録音！EasyMixRecorder」は、録音した音声に別の音を重ねていく「多重録音」ができるアプリです。

ハモリやコーラス練習に適していて、シンプルながら本格的な機能を備えています。歌をサポートするメトロノームやチューナーなどの機能も便利です。

iOS対応でアプリ内課金はありますが、無料でインストールできます。

自分の歌を録音する際の注意点

歌をきれいに録音するには、機材やアプリだけでなく、録音環境やマイクとの距離などにも気を配る必要があります。

些細なポイントでも音質に影響するため、以下の注意点を押さえておきましょう。

周囲の騒音が少ない場所を選ぶ

録音時はできるだけ静かな場所を選びましょう。エアコンの音や車の走行音、周囲の話し声などは録音に入り込みやすく、歌声の妨げになります。

カーテンやクッションなどを使って音を吸収しやすい環境を整えると、より雑音の少ない録音が可能です。

また、室内で静かな時間帯を選ぶこともポイントです。

スマートフォンと顔を離す

スマートフォンで録音する際は、マイク部分に口を近付けすぎると、口の動きや息によって生じるノイズが入ったり音割れしたりする原因になります。

録音する際は、スマートフォンと顔の間にこぶし1つ分ほどの距離を空けるのが理想です。

これにより、声の圧力がちょうど良くマイクに届き、音質が安定します。声を張るタイプの歌を録音する場合には、さらに少し距離を取ると良いでしょう。

歌のスキルを磨くならテアトルアカデミー

本格的に歌のスキルを高めたい方は、テアトルアカデミーの「ON-LABO」がおすすめです。

中学生から30歳までを対象とした「ON-LABO」と、31歳以上向けの「Music100」が用意されており、年齢に応じた指導が受けられます。

呼吸法をベースに、発音やリズム感、表現力など、未経験者でも着実に実力を伸ばせるカリキュラムが魅力です。

プロの講師陣による丁寧なレッスンを通じて、自分の声に自信を持てるようになるでしょう。

作詞作曲やDTM（デスクトップミュージック）などの専門的なスキルも身に付くため、楽曲制作から編集まで自分で手がけられるようになります。

歌の録音や編集を趣味でしたい方はもちろん、将来的にアーティストや音楽活動をしたい方にもぴったりです。

歌声を録音してオーディションに応募しよう！

自分の歌を録音するには、目的や録音環境、予算などに応じてスマートフォン、パソコン、ボイスレコーダーを使い分けることが大切です。

高音質で録音できれば、自信を持ってオーディションにも応募できます。

さらに歌唱力を高めたい方や歌の編集技術を高めたい方は、テアトルアカデミーの「ON-LABO」がおすすめです。

呼吸法や発音、リズム感など基礎から学べるので、未経験者でも安心して音楽業界を目指せます。

歌のスキルと録音・編集技術を磨き、夢への第一歩を踏み出しましょう。