6歳になり小学校に入学する時期から習い事を始めることは、成長期の子どもの心と身体に大きな影響を与えます。
新しいスキルの習得だけでなく、集中力やコミュニケーション能力が身に付き、自己肯定感を高める大切な機会にもなるでしょう。
この記事では、小学生が習い事を始めるメリットや習い事の選び方、低学年の子どもにおすすめの習い事を詳しく紹介します。
小学生から習い事を始めるメリット
小学生の早い段階から習い事を始めることは、多くのメリットがあります。ここではその主なメリットを3つに絞って紹介します。
コミュニティが広がる
習い事は、学校の友達や保護者以外の人と交流するため、コミュニティが広がります。
習い事を通じて異なる年代の子どもや講師とコミュニケーションを深めることで、新たな人間関係を構築し、社会性や協調性を育めるでしょう。
習い事の種類が増える
子どもは5歳〜8歳が「プレ・ゴールデンエイジ」、9歳〜12歳が「ゴールデンエイジ」と呼ばれています。この時期は神経系の発達が著しく発達し、運動能力の基礎を固めスキルを高めていくのに適しています。
そのため、幼児期よりも多様な習い事に挑戦することが可能です。特に運動能力の基礎を固める「プレ・ゴールデンエイジ」の時期には、多くのことを経験することがその後の運動能力の向上やスキルの習得・上達にもつながります。
時間管理をするきっかけになる
学校と習い事の両立は、時間管理のスキルを身に付けるきっかけになります。
決まったスケジュールを守るために宿題や遊ぶ時間を管理し、遂行する必要があるため、自己管理能力が身に付くでしょう。予定や時間を意識する習慣は、大人になっても役立つスキルです。
小学生の習い事を選ぶポイント
小学生から始められる習い事は多岐にわたりますが、どのように選べば良いのでしょうか。次に、習い事を選ぶ際に意識すべきポイントを紹介します。
子どもが楽しみながら長く取り組める習い事を探しましょう。
子どもが楽しめる環境・レッスン内容
習い事を始めるうえで最も重要なのは、子どもが楽しみながら取り組めることです。
「将来のため」「子どものため」という保護者の思いから、子どもに習い事を押し付けてしまうケースも少なくありません。
しかし、習い事に通うのは子どもです。保護者がプレッシャーをかけず、まずは子どもの「やりたい」という気持ちを尊重しましょう。
子どものやりたいことが明確でないときは、体験レッスンにいくつか参加してみるのもおすすめです。
負担が少ない金額
習い事を始めるには、入会金や月謝、教材・道具の購入費などさまざまな費用がかかります。
習い事を優先しすぎて家計に負担が出ないよう、無理なく続けられる範囲で予算を立てるのがおすすめです。
習い事の種類や教室によって費用は異なりますが、小学生では月に1万~1万5,000円程度を習い事にあてている家庭が多い傾向にあります。
通いやすさ
習い事を選ぶ際には、家や学校からの通いやすさも重要なポイントです。習い事の施設までの距離が遠すぎると体力的に子どもの負担になるだけでなく、通うことが億劫に感じてモチベーションが下がってしまう可能性があります。
また、交通費が増えたり送迎する保護者の負担も大きくなったりするでしょう。
学校や家庭での時間も考慮しながら、通いやすい範囲内で習い事を探すのがおすすめです。
このほか、習い事を選ぶ際には以下の記事も参考にしてください。
小学生におすすめの習い事10選
次に、子どもが6歳になり、小学校に入学してから始めるときにおすすめの習い事を紹介します。
水泳
水泳は全身の筋力を使うため、体力の向上に役立ちます。心肺機能も強化されるため免疫もアップし、風邪を引きにくい身体づくりも目指せるでしょう。
小学校の中学年以降はプールの授業で泳ぐ練習が始まることから、6歳〜9歳のうちに準備段階としても水泳を習っておくのもおすすめです。
野球
少年野球チームは小学1年生(6歳)から入団できるチームが多くあります。小学校低学年から野球を始めると基礎体力が向上し、身体能力が発達すればほかのスポーツでも役立てられるでしょう。
また、野球はチームプレーを学べるスポーツです。自分のポジションやプレーに求められていることを理解し、チームで勝つためにどうすべきかを考えるため、協調性や対応力も身に付きます。仲間と一緒に目標に向かって頑張る忍耐力、精神力も養えるでしょう。
ピアノ
ピアノは、音楽的な感性やリズム感、表現力を養える習い事です。集中力や記憶力を高められるだけでなく、頭で楽譜を理解しながら左右の手で異なる動きをするため、脳の活性化にもつながります。
ピアノの発表会もあり、目標に向かって練習する継続力、人前で演奏する度胸などを身に付けることにも効果的です。
習字
小学校に入学すると、ひらがなやカタカナ、漢字など、日々新しい文字を学ぶことになります。
習字は正しい文字の書き方やバランスを学べるだけでなく、正しい姿勢や礼儀、集中力も身に付く習い事です。
小学3年生からは授業でも毛筆を使った書写が始まるため、事前に道具の使い方や毛筆の感覚に慣れておく準備としても良いでしょう。
英会話
子どものうちから英会話でネイティブな英語に触れていると、リスニング力や自然な発音が身に付きます。
英語を通じて他国の文化を知ることにもなり、異文化への理解を深め豊かな感性も習得できるでしょう。
小学校では3年生から英語の授業が始まるため、6〜8歳のうちに英語に慣れておくと授業でも役立ちます。
また、英語でコミュニケーションを取れると、進学や就職など将来の選択肢も広がることが大きなメリットです。
そろばん
現在は計算するときにそろばんを使うことはほとんどありませんが、習い事としては昔から根強い人気があります。
そろばんは暗算・計算が早くなり記憶力や集中力を高めるのに効果的です。
また、右脳が活性化されるため創造力・発想力も鍛えられます。
空手
空手は1人で行う「形」と相手と取り組む「組み手」があり、集団で稽古をする場合がほとんどです。仲間と一緒に稽古をするため、自然と協調性や社会性が身に付きます。
全身の筋力を使うことから体力、バランス感覚を高められ、集中力、忍耐力も向上するでしょう。
そして、空手をはじめとする武道は、礼儀や作法、マナーを重視する競技です。挨拶や相手を敬う気持ち、礼儀など、社会で必要とされる基礎的な部分をしっかりと学ぶことができます。
歌唱
音楽や歌うことが好きな子どもは、ボイストレーニングや合唱団に通うのもおすすめです。歌がうまくなることはもちろん、表現力やリズム感が身に付き、豊かな感受性も育めます。
歌がうまくなるには、腹式呼吸や体幹、筋力が必要です。心肺機能の向上や正しい姿勢が身に付く、滑舌が良くなるなどのメリットもあるでしょう。
また、人前で歌うことに抵抗がなくなり、自信にもつながります。
歌の習い事は合唱や声楽、ボイストレーニングなどさまざまなジャンルがありますが、それぞれ始められる年齢が異なるため注意が必要です。例えば合唱は3歳〜、声楽は6歳〜、ボイトレ(キッズ)は7歳〜など、団体やスクールごとに決められていることがあるため、事前に確認しましょう。
ダンス
ダンスは全身の筋力を使う有酸素運動です。基礎体力や身体能力を高められ、柔軟性やリズム感も身に付きます。仲間と一緒に踊ることでチームワークの大切さが学べるほか、協調性・コミュニケーション能力も向上するでしょう。
ダンスにはジャズやヒップホップ、チアダンスなどさまざまなジャンルがあるため、子どもの興味に合わせて選ぶのがおすすめです。
演劇
演劇は子どもの表現力や集中力、記憶力を高められます。自分が感じたことを人に伝えるための考える力、人の気持ちを想像する共感力も身に付くでしょう。
また、演劇は仲間との協力が必要不可欠です。仲間や大人たちと力を合わせて作品を作り上げていく過程も、子どもにとっては貴重な経験となります。
また、演劇では歌やダンスが必要なときもあり、幅広いスキルを習得できることもメリットです。
珍しい習い事を経験するならテアトルアカデミー
小学校低学年になると、さまざまな習い事に挑戦できます。しかし、ほかの子どもたちとは違う経験をさせてあげたい、珍しい習い事に通わせたいと考える方は、テアトルアカデミーのレッスンもおすすめです。
多くのキッズモデル(子役)が所属するテアトルアカデミーは、一人ひとりの個性を活かして芸能界で活躍できるような育成にも力を入れており、さまざまなレッスンが受けられます。
小学3年生(6歳〜10歳ごろ)までは「ジュニア部門」、小学4年生(10歳ごろ〜)からは「ユース部門」に分かれ、複数の習い事を掛け持ちしなくても多彩なレッスンを受けられることが魅力です。
ジュニア部門では演技、ダンス、歌、殺陣、空手のレッスンがあり、子どもの個性を尊重しながら「できた!」という経験を重ねていきます。
ユース部門は演技、ダンス、歌、殺陣、声優、舞台演技、モデルのレッスンがあり、基礎を身に付けたうえで個々のレベルに合わせてスキルを高めていきます。
舞台やダンスイベントへの出演もあるため、ほかではできない貴重な経験ができるでしょう。子どもと一緒にたくさんの思い出を作りたい方にも、テアトルアカデミーはおすすめです。
小学生から習い事を始めて自信をつけよう!
小学生から始める習い事には、成長に役立つ多くのメリットがあります。
5歳〜8歳の「プレ・ゴールデンエイジ」、9歳〜12歳の「ゴールデンエイジ」は、特に子どもの個性や能力、将来の可能性を伸ばせる時期です。子どもの興味ややる気を尊重し、楽しく取り組める習い事を選びましょう。
習い事選びに迷ったときには、演技やダンス、歌などさまざまなレッスンが受けられるテアトルアカデミーがおすすめです。テアトルアカデミーのオーディションは、参加費無料で随時開催されています。まずは気軽にエントリーしてみてはいかがでしょうか。