VTuber(バーチャルYouTuber)デビューをするなら、まずは自己紹介動画を作りましょう。
自己紹介動画はアバターの設定や個性、活動内容を伝えるために役立つほか、その動画をきっかけに興味を持ってもらいファンになってくれる人がいるかもしれません。
この記事では、VTuberの自己紹介動画の作り方やポイント、男女別のテンプレートを紹介します。
VTuber(バーチャルYouTuber)の自己紹介に力を入れよう
VTuber(バーチャルYouTuber)の自己紹介動画は、「名刺」代わりとも言える重要な要素です。
VTuberのアバターはそれぞれ世界観やコンセプト、性格、好きなものなど多様な個性を持たせて作成しますが、見た目だけではリスナーに伝わりません。
自己紹介動画は、アバターの特徴や今後の目標などを簡潔にまとめることで、多くの視聴者に興味を持ってもらうきっかけにつながります。
自己紹介動画は、VTuberの第一印象を左右する大切な動画です。自己紹介動画をきっかけにファンが増える可能性もあるでしょう。
そのため、自分のことを知らない人へ個性や魅力を伝えられるよう、クオリティにこだわって制作することをおすすめします。
VTuber(バーチャルYouTuber)の自己紹介動画を作るポイント
VTuber(バーチャルYouTuber)の自己紹介動画を作る際には、いくつかのポイントを意識することでクオリティを高めることができます。
ここでは、自己紹介動画を作るポイントを解説します。
内容は分かりやすく簡潔に
VTuberの自己紹介動画は、アバターの特徴や活動方針、夢や目標、特技、趣味などを紹介します。特にアバターの特徴は、分かりやすく簡潔に伝えることを意識することが大切です。
アバターの特徴として自己紹介する内容の一例は、以下の通りです。
- 名前
- 設定(生い立ち、世界観など)
- 活動方針(ジャンル、内容など)
- 好きなもの・趣味
- 苦手なもの
- 夢・目標
- 特技
これらを紹介するなかで、意外性やユーモアをアピールできると親近感を持たれやすいでしょう。あえてツッコミどころを作るのもおすすめです。
明るくハキハキと話す
声やトークが大きな魅力となるVTuberは、聞き取りやすさも重要なポイントです。
アバターとして話すのは、慣れないうちは恥ずかしいかもしれません。しかし、大切なのはアバターになりきること、自信を持つことです。明るい声でハキハキと、聞き取りやすさを意識して話しましょう。
長さは5分程度
自己紹介動画は長くても5分程度にしましょう。。動画視聴は最初の5秒が重要と言われています。
動画の冒頭5秒で視聴者に興味を持ってもらえないと離脱してしまうため、個性やユーモア、ツッコミどころを交えながら5分以内で自己紹介しましょう。
また、「一問一答」や「30秒で自己紹介」などの短い自己紹介動画も人気を集めています。2分前後であればSNSにもアップできるため、テンポ良く見られるショートの自己紹介動画も作成しておくのもおすすめです。
目を引くサムネイルを作成する
VTuberの活動を始めたばかりでリスナーが少ない状態だとしても、サムネイル次第で動画の再生数を伸ばすことも可能です。
サムネイルとは、ホーム画面などで動画をクリックする前に表示されているトップ画像のことで、ユーザーが動画を視聴するかしないかを判断する重要な要素になります。
そのため、サムネイルは動画の一部をそのまま使用するのではなく、テキストの内容や画像、文字の大きさ、色などを工夫し、興味を引くようなデザインを意識しましょう。
VTuber(バーチャルYouTuber)の自己紹介動画の作り方
次に、VTuber(バーチャルYouTuber)の自己紹介動画の作り方について、3ステップに分けて解説します。
①構成作成
まずは自己紹介動画の構成を作ります。伝える項目をピックアップし、それぞれ話す内容をまとめましょう。
名前
挨拶をした後はキャラクター(アバター)の名前を言います。動画では最初の5秒が特に重要です。
視聴を継続してもらえるよう、挨拶は自分だけのオリジナルのものを用意し、個性や特徴を伝えるキャッチコピーを用意しておくと良いでしょう。
名前を略したり愛称を付けたりして、「◯◯と呼んでください」と呼びかけるのもおすすめです。
キャラクターの設定
次にキャラクター(アバター)の設定を紹介します。生い立ちや見た目の特徴に加え、身長、年齢、誕生日など詳しい設定を紹介するVTuberも多くいます。
VTuberは強い個性を持ったアバターばかりです。そのなかでも自分のアバターを覚えてもらうために、設定を工夫したり話し方や語尾に個性を出したり、ツッコミどころを織り交ぜたりして、飽きずに視聴できる工夫を取り入れましょう。
活動内容
どのようなジャンルの配信や動画投稿をしていくかを伝えます。VTuberのジャンルはゲーム配信や歌ってみた・踊ってみた、演奏、雑談、解説、商品紹介などがあるため、自分がどのジャンルをメインにしていくかを伝えましょう。
何がしたいか明確に決まっていない場合は、現時点で考えている活動内容を話し、今後活動していきながら決めていく旨を伝えます。
今後の夢や目標
自己紹介で今後の夢や目標を伝えることも大切なポイントです。「これからは◯◯の活動がしたい!」と明言することで、「応援してあげよう」と思ってくれる視聴者もいるでしょう。
自己紹介で話す目標として、「チャンネル登録者数◯万人」「VTuber(YouTuber)の◯◯さんとコラボしたい」という内容を掲げる方もいます。
夢や目標は現実的なものでなくても構いません。ユニークな目標設定をして、前向きにVTuberに取り組む姿勢を見せると良いでしょう。
趣味・特技
趣味や特技は視聴者との共通点になるため、VTuberに対して親近感や興味を持ちやすいポイントです。
「ゲームが好き」「マンガが好き」「甘いものが好き」「絵を描くことが得意」など自分の趣味や特技を伝えることで、共通点のある視聴者がファンになってくれるかもしれません。披露できるものであれば動画のなかで企画として実際に披露するのも良いでしょう。
また、あえて苦手なことや嫌いなものを伝えることも、同様の効果が期待できます。
締めの挨拶
最後の挨拶は、ここまで視聴してくれたお礼に加え、高評価ボタン・チャンネル登録・コメントのお願いを定型にするのがおすすめです。
最初の挨拶ほど凝った内容を伝える必要はありませんが、ここでもほかのVTuberと一味違う挨拶ができるとさらに印象に残るでしょう。
②撮影
自己紹介動画の構成ができたら、撮影に入ります。
撮影では、恥ずかしがらずにアバターになりきること、堂々と振る舞うことがポイントです。視聴者のことを意識し、相手に語りかけるように話しましょう。
声に感情を込めるときは、自分が思っているよりも大げさに表現するのがコツです。
③編集・公開
続いては、撮影した動画を編集します。アバターの動きや表情とセリフが合っているか確認しましょう。
また、テロップや背景、効果音などを活用すると、見やすく魅力的な動画になります。セリフに合わせてアバターの顔や身体の一部をアップにするのもよく使われる手法です。
最後にサムネも作成し、動画と一緒にアップロード・公開しましょう。
VTuber(バーチャルYouTuber)向け自己紹介動画のテンプレートを紹介
ここからはここまで解説してきた内容をもとに、VTuber向けの自己紹介動画のテンプレートを紹介します。
テンプレートの「◯◯」の部分や話し方・口調を変更し、オリジナルの内容にカスタマイズしましょう。
【女性向け】テンプレート
まず、名前は「◯◯(名前)」です。「◯◯(ニックネーム)」って呼んでください。出身は「◯◯(設定している出身地)」で、「◯◯(設定)」のためにバーチャルの世界へやってきました!身長は「〇〇cm(身長)」、体重は秘密(笑)、年齢は「◯◯歳(年齢)」で「◯月◯日」が誕生日です!
これからは「◯◯(活動内容)」の動画を発信していく予定です。
趣味は「◯◯(趣味)」や「◯◯(趣味)」ですが、同じ人いるかな?特技は意外と「◯◯(特技)」で、これまでに「◯◯(実績や経歴など)」したこともあるんですよ!今度、動画にもまとめますね。
好きな食べ物は「◯◯(食べ物)」、好きな動物は「◯◯(動物)」、「◯◯(出身地)」にいたときはよく「◯◯(場所やお店)」で「◯◯(行動)」していました。
今後の目標は「〇〇(目標)」!実現するまではまだまだ長い道のりだけど、良かったら応援してください!
簡単な自己紹介でしたが、ちょっとでも興味を持ってもらえたらうれしいです!これから応援してくれる方は、高評価ボタン・チャンネル登録・コメント投稿をお願いします。
次の動画では「◯◯(活動内容)」をする予定なので、ぜひチェックしてくださいね。
ここまでご視聴いただき、ありがとうございました。次の動画でお会いしましょう!またね〜!
【男性向け】テンプレート
名前は「◯◯(名前)」。「◯◯(ニックネーム)」って呼んでくれるとうれしいな。出身は「◯◯(設定している出身地)」で、「◯◯(設定)」のためにバーチャルの世界へやってきたんだ。身長は「〇〇cm(身長)」、体重は「〇〇(体重)」、年齢は「◯◯歳(年齢)」で「◯月◯日」が誕生日だよ。
好きなことは「◯◯(趣味・特技)」や「◯◯(趣味・特技)」で、これまでに「◯◯(実績や経歴など)」したこともあるくらい自信あり。だから、これからの動画では「◯◯(活動内容)」を中心に発信していく予定なんだ。
好きな食べ物は「◯◯(食べ物)」で、3食これだけでもいいくらい大好物!。嫌いな食べ物は「◯◯(食べ物)」、これだけはどうしても小さいときから苦手…。
今後の目標は「〇〇(目標)」をすること。そのためにこれから「◯◯(活動内容)」に力を入れていく予定だよ。
簡単な自己紹介だったけど、僕のこと少しは分かってもらえたかな。これから応援してくれる方は、高評価ボタン・チャンネル登録・コメント投稿をよろしくね。次の動画では「◯◯(活動内容)」をする予定なので、ぜひチェックしてね。
ここまでご視聴いただき、ありがとうございました。次の動画でお会いしましょう。またね!
テアトルアカデミーで自分らしいVTuber(バーチャルYouTuber)の自己紹介動画を作ろう!
未経験からVTuber(バーチャルYouTuber)として活動しようと考えている方は、いきなり活動をするのではなく、まずはVTuber向けの専門学校や養成所に通うのがおすすめです。
なかでも、テアトルアカデミーの「クリエイターコース」は、動画編集やライブ配信、SNSの活用など、基礎から実践的なスキルまで幅広く学べます。
人気VTuberや業界で活躍するプロによるレッスンを受けられるため、VTuberとして必要な心構えやファンを増やすための戦略など、活動に役立てられる話も聞けるでしょう。アバターの設定や自己紹介動画について相談しやすい環境も整っています。
レッスンはすべてオンラインで受講できるため、自宅にいながらVTuberデビューを目指せることも魅力です。
これからVTuberデビューを目指す方は、テアトルアカデミーの「クリエイターコース」で学びながら、自分らしい自己紹介動画を制作しましょう。
このほか、VTuberに関することを専門的に学べる専門学校・養成所について、またテアトルアカデミーのクリエイターコースについて詳しくは以下の記事を参考にしてください。