VTuber(バーチャルYouTuber)としてライブ配信や動画投稿を行うには、機材をそろえる必要があります。
しかし、どんな機材が必要なのか、どのようなポイントを押さえて機材を選べば良いのか、費用はどのくらいかかるのか不安に感じている方も多いかもしれません。
この記事では、VTuberの活動に必要な機材や選び方、費用などについて解説します。
VTuber(バーチャルYouTuber)を始めるときに必要な機材と選び方
まずは、VTuber(バーチャルYouTuber)の活動に必要な機材をチェックしましょう。
ここでは、活動を始める際に必要な機材や選び方、おおよその費用を紹介します。
PC・スマートフォン
ライブ配信や動画のアップロード、編集作業やSNSの更新などさまざまな活動を行うためのPC(パソコン)・スマートフォンが必要です。
個人で気軽に活動したい、まずはVTuberを体験してから本格的に活動するか決めたいという方は、スマートフォン1台あれば撮影・配信ができます。
VTuberとして本格的に活動していく場合は、アバターを動かすソフトに対応できるスペックを備えたPCが必要です。
また、アバターを2Dにするのか、3Dにするのかでも必要なソフトが必要になります。2Dアバターなら「Live2D」、3Dアバターなら「Live3D」に対応したソフトを選びましょう。
例えば「Live2D」が使用できるスペックを備えたPCの場合、メーカーや機種によって幅がありますが80,000〜200,000円程度で見ておくと良いでしょう。
Webカメラ
アバターはカメラを通じて動かすため、Webカメラはそろえておきたい機材です。
ノートPCに標準で付いているカメラでも問題ありませんが、カメラの位置や画角、モニターの向きが限られてしまうため、着脱できてヘッドを動かせるタイプのWebカメラが便利です。
最初から性能の高いものを購入する必要はないため、まずは必要な性能が備わっているかつ予算に応じて選びましょう。Webカメラは3,000〜10,000円の価格帯のものが多くあります。
マイク
トークや声が大きな魅力となるVTuberの活動では、マイクも欠かせません。聞き取りやすくクリアな声はコンテンツの質を上げることにも直結するため、マイクの性能にはこだわりたいところです。
マイクは安いものから高額なものまで幅広くありますが、なかでも小さな声から大きな声まで幅広く拾える「コンデンサーマイク」がおすすめです。
PCにUSB接続できるタイプもあり、3,000〜10,000円程度と比較的安価にそろえられるでしょう。
VRヘッドセット
VRヘッドセットは、3Dアバターを動かすために必要な機材です。
トラッカーと呼ばれるトラッキング機材を身体に装着し、VRヘッドセットで動きを確認できます。
VRヘッドセットはメーカーや性能によって金額に幅があり、20,000〜110,000円程度と比較的高額なため、予算に合わせて慎重に選びましょう。
動画編集ソフト
ライブ配信だけ行う場合は不要ですが、動画を投稿するためには動画編集ソフトが必要です。
動画編集ソフトは無料のものから有料のものまで幅広くあるため、予算や使いやすさなどから選ぶと良いでしょう。
ライブ配信はその配信時間内でのみ収益を得ることができますが、動画投稿をすると、継続的な収益にもつながります。多くの人に興味を持ってもらえるような企画・動画編集を意識することが大切です。
モーションキャプチャーソフト
3Dアバターを使い動画撮影をする際は、モーションキャプチャーソフトも必要です。Webカメラで撮影した動きや表情をトラッキングし、モーションキャプチャーソフトで本人と3Dアバターを連動させます。
モーションキャプチャーソフトも動画編集ソフトと同様に、無料のものや有料のものなどさまざまな種類があります。機能や操作性をチェックしながら、使いやすいソフトを選びましょう。
フェイストラッキングソフト
フェイストラキングソフトは、モーションキャプチャーソフトと比較すると本人の表情との連動に特化したソフトです。Webカメラで眉や目・鼻・口などのパーツの位置を読み取り、まばたきや笑顔などの表情の変化を表すことができます。
ソフトによっては表情に合わせてエフェクト設定もできるため、そのときの感情を表現しやすくなり、ライブ配信や投稿用の動画を盛り上げるために役立つでしょう。
フェイストラッキングソフトも無料のものと、有料のものがあります。
オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスは、マイクから出力された音声信号をPCに取り込むための機器です。高品質な音声の録音・再生ができ、VTuberの活動にも役立てられます。
先述したUSBで接続できるマイクよりも音質が良くなるため、歌や演奏など音質にこだわって配信・動画撮影したい方におすすめです。
しかし、オーディオインターフェイスは約20,000円〜と高価な機材となり、接続するマイクもそろえる必要があります。オーディオインターフェースの導入は、活動に慣れてきて必要に感じたら購入するのが良いでしょう。
VTuber(バーチャルYouTuber)向けの機材の費用は?
VTuber(バーチャルYouTuber)として活動するには、さまざまな機材を用意する必要があります。
ここでは初心者の方が前章で紹介した機材をそろえた場合、どれくらいの費用がかかるのか以下にまとめました。
機材 | 価格(目安) |
---|---|
PC(パソコン)・スマートフォン | 80,000〜200,000円 |
Webカメラ | 3,000〜10,000円 |
マイク | 3,000〜10,000円 |
VRヘッドセット | 20,000〜110,000円 |
動画編集ソフト | 無料から有料までさまざま |
モーションキャプチャーソフト | 無料から有料までさまざま |
フェイストラッキングソフト | 無料から有料までさまざま |
オーディオインターフェイス | 20,000円〜 |
初心者の方がからVTuberの活動を始めるなら、最初から高額な機材をそろえるよりも、無理のない範囲で購入できるものを選ぶのがおすすめです。
また、ソフトは無料のものを利用することでさらに費用を抑えることができます。
ライブ配信や動画撮影・編集などVTuberの活動に慣れてきて、さらにコンテンツの質を高めたいと思ったら購入を検討するのが良いでしょう。
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VTuber(バーチャルYouTuber)に必要な機材をすべてそろえなくても、VTuberデビューできる方法があります。
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