赤ちゃんモデルは各種ベビー用品・アパレル関係のテレビ広告、パッケージモデル、雑誌モデル、ドラマ出演などさまざまな分野で求められています。
なかでも赤ちゃんモデルのニーズが高く、保護者からも人気があるのが「オムツのモデル」です。
この記事では、オムツモデルの仕事内容やオムツモデルになるための流れなどを詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
オムツモデルとは?
オムツモデルとは、紙オムツのCMや商品パッケージに起用される赤ちゃんのことです。
日本にはいくつかの紙オムツブランド(ムーニーマンやパンパースなど)があり、商品のPRをするために赤ちゃんモデルがオムツモデルとして出演しています。
まずは、具体的な仕事内容や一般的な報酬額についてチェックしていきましょう。
仕事内容
オムツモデルは、着用するオムツの魅力を伝え、そのメーカーのオムツの売り上げを伸ばしたり、ブランドイメージをアップさせたりすることが仕事です。
具体的な仕事内容としては、企業の広告撮影に出向き、オムツを着用して撮影を行います。
撮影された画像や映像は、TVCMやオムツ本体のパッケージ写真として掲載されます。最近はウェブ広告の機会も増えており、これら広告のためのモデルとして活躍するのが主な仕事内容です。
ギャラについて
オムツモデルの一般的なギャラ相場は、赤ちゃんが単独(1人)で撮影される場合は約10~20万円が相場となっています。
もしほかの赤ちゃんと複数でCM出演する場合は、出演料が上記の金額より低くなる可能性もあるので注意しましょう。
また、スポンサーや出演する赤ちゃんの実績などにより金額が上下することもあります。
オムツモデルの応募から撮影までの流れ
オムツモデルのお仕事について紹介しましたが、実際にどうしたら良いか迷うこともあるでしょう。
続いては、赤ちゃんがオムツモデルになるまでの流れを確認してみましょう。
①芸能事務所に所属する
大手企業のオムツモデルは、基本的に芸能事務所に出演オファーを出して事務所経由で採用しています。そのため、本気で赤ちゃんモデルを目指すのであれば、まず芸能事務所に所属することが重要です。
芸能事務所への所属は書類審査の一次審査と面接(オーディション)の二次審査を突破する必要があります。
余談ですが、芸能事務所によっては書類審査通過でも賞状がもらえます。さらに二次審査のオーディションに合格すれば合格証書が郵送されるケースもあり、親子の良い記念になりますので迷ったら受けるのも良いでしょう。
②オムツモデルのオーディションを受ける
芸能事務所に所属すると、企業のオムツモデルのオーディションのオファーが来ることがあります。そのオムツモデルのオーディションを受けて合格することで、オムツモデルとして撮影に進むことができます。
また、企業が独自で行う一般公募のオムツモデルに応募する方法もありますが、その場合もオーディションを受ける必要があります。
ただし、一般公募のオーディションの前にも書類審査があり、応募人数も芸能事務所からの応募と比較してとても多いため、合格するのは難しいと言えます。
③オムツモデルとして撮影
無事、書類審査とオーディションに合格し、撮影スタジオでCMや写真撮影が進むと晴れてオムツモデルとしてデビューです。
撮影スタジオには専門スタッフが待機し、サポートを受けながら撮影が進行します。
赤ちゃんモデルが眠ってしまう、泣き出してしまうトラブルを想定して、モデルを2人呼んでおくダブルスタンバイと呼ばれるシステムもあります。
オムツモデル応募後のオーディションの流れ
一次審査(書類審査)を通過すると、審査員が直接赤ちゃんを審査する面接(オーディション)に進みます。
ここでは、一般的なオムツモデルのオーディションの流れについて紹介します。
①審査の待機
指定された審査会場に着いてから、実際に審査が始まるまでは待機する必要があります。特に人気のあるオーディションでは100人ほどの赤ちゃんが参加するため、予想以上の待ち時間が発生する可能性があるでしょう。
待ち時間で赤ちゃんのコンディションを崩さないように、お気に入りのおもちゃやお菓子を持っていくなどして、ベストな状態で待機しておくことが大切です。
②赤ちゃんのチェック
オムツモデルとして求めている赤ちゃんであるかを見極めるため、赤ちゃんの表情や自然な体の動きをチェックされます。
赤ちゃんがハイハイやよちよち歩きを安全にできるように、マットの上でチェックされるケースもあります。
また、表情や動きだけではなく、おしりの形をチェックされることもあるので覚えておきましょう。
③保護者への面接
基本的に保護者も赤ちゃんと一緒に審査を受けます。保護者への面接では赤ちゃんの性格や、人見知りの具合、昼寝の時間帯、泣きやすいか、泣いたときはどう対処するかなど、撮影に備えた質問をされます。
面接で質問される内容は事前に想定して、準備しておくと良いでしょう。
オムツモデルの審査基準
オムツモデルのオーディションで、審査員が赤ちゃんのどの部分を確認しているかは事前に押さえておきたいポイントです。その基準についていくつか紹介します。
表情や動き
赤ちゃんの笑顔や、ほかの赤ちゃんに興味を示すような動きから、かわいらしさや好奇心旺盛かなどがチェックされます。
例えば、CMの撮影イメージができあがっている場合は「おもちゃで遊んで笑顔を見せる」「正面に向かってハイハイする」など具体的な内容まで決定していることもあるため、それを満たす表情や動きができるかが審査のポイントになるでしょう。
また、カメラに驚いてしまう赤ちゃんだとスムーズに撮影が行えないため、どんなときでも好奇心旺盛に動いて撮影できそうか、カメラを見ても驚かないか、などもチェックしています。
体型や肌の状態
赤ちゃんの体型は健康的であるか、肌は荒れていないかなど、外見や健康状態もチェック項目に入ります。
オムツCMでは基本的に健康的な赤ちゃんを出演させるため、体型や肌はベストな状態にしておきましょう。
また、多くの人が気にする蒙古斑ですが、今は画像加工技術が上がっているため審査基準にあまり関係ありません。この点は安心して良いでしょう。
コミュニケーション
撮影現場では、赤ちゃんが泣いてしまうこともあります。そのようなときに保護者がしっかりフォローできるか、保護者を見て笑顔になるかといった親子のコミュニケーションの部分も審査員はチェックしています。
また、本番の撮影では保護者と撮影関係者が接触する場面もあるため、面接時の審査員とのやりとりで問題なくコミュニケーションを取れるかも評価の基準になります。
オムツモデルの応募前にやっておくこと
オムツモデルへの合格率を少しでも上げるためには、オーディションに備えて準備しておくことが大切です。
特に重要なポイントを3つ紹介します。
志望動機を考えておく
志望動機は芸能事務所の採用担当者が合否判断する重要な内容になります。エントリーの際に書き起こすだけでなく、オーディションの場でも聞かれることが多いので、しっかりと準備しておくことが大事です。
なぜ赤ちゃんモデルを目指すのにその芸能事務所でないとダメなのか、入所後どうしたいのかをしっかりと考えておきましょう。
人慣れや場所慣れをさせておく
例えば、オーディション会場には審査員などのスタッフがたくさんいるため、人慣れさせておくようにしましょう。
また、知らない場所に行ってもびっくりしないように、さまざまなところにお出かけして場所慣れさせておくことも重要です。
赤ちゃんを笑顔にする方法を探しておく
そのほかには、笑顔を引き出したり、泣き止ませたりできるような方法を事前に探しておくとオーディションがスムーズに進むだけでなく、赤ちゃんの魅力をしっかりと伝えることができるでしょう。
オムツモデルの応募に強い芸能事務所はテアトルアカデミー
オムツモデルを募集している芸能事務所は複数ありますが、テアトルアカデミーは多くの方から人気を集めています。
テアトルアカデミーは、大手企業のオムツモデル出演実績が多数ある芸能事務所として有名です。
実際の出演実績や歴代のオムツモデル、テアトルアカデミーに合格した場合の記念品を紹介します。
パンパースやムーニーマンなどの出演実績あり
テアトルアカデミーに所属している赤ちゃんモデルは、パンパースやムーニーマン、メリーズなどのCMやパッケージモデルとして出演しています。
有名ブランドの赤ちゃんモデルに出演するのは至難の業ですが、テアトルアカデミーに所属することで、オムツモデルとして活躍できる可能性が高くなるでしょう。
歴代のオムツモデル
テアトルアカデミーに所属している赤ちゃんモデルのなかから、実際にオムツモデルとして活躍した赤ちゃんをご紹介します。
ほかにも多数の赤ちゃんがオムツモデルとして活躍しています。
オーディションに合格すれば賞状をもらえる
テアトルアカデミーのオーディションに合格すると、合格記念の賞状をもらうことができます。
とても立派な賞状なので、オムツモデルとして活躍できたことを思い出に残す記念品になることでしょう。
オムツモデルに応募してみよう!
オムツモデルになるためには、芸能事務所に所属して、紙オムツブランドのオーディションに合格する必要があります。
難しく感じる方もいるかもしれませんが、オムツモデルになるために挑戦したことは、子どもとのかけがえのない思い出になるはずです。
また、オムツモデルとしての活躍を考えるなら、オムツメーカーのお仕事の実績豊富なテアトルアカデミーに所属することをまず検討してみましょう。
オムツモデルとして活躍できる期間は限られているので、少しでもオムツモデルに興味があるのであれば挑戦してみてはいかがでしょうか。