2021/02/09
札幌校より:いつまでもロマンチストでありたい
みなさん、おはようございます。
札幌校のYです。
各校の皆々様、いかがお過ごしでしょうか。
風邪など患っておりませんでしょうか。
札幌校のみんなは元気にしております。
今このブログをしたためている札幌の気温は、昼も夜もマイナス10度をさらに下回り、
まさに凍てつく大地といった厳しい寒さで、
これでは今年の鬼もさぞや堪えたことだろうと思います。
さて、話は大きく変わって、
先日、表題にもある通り、
「あぁ、いつまでもロマンチストでありたい」
と思う出来事がありましたので報告します。
事の発端は田舎は遠軽にいる親父から送られてきた写真でした。
親父という人はいつも電話をするにも文章を送るにも写真を送るにも
全てメッセンジャーを使う稀な人で、、、
そんなことはどうでもいいんですが、みなさんこの写真何だと思います?
わたしはただ田舎にすんでいる親父が
畑の景色が綺麗だからと写真を送ってきたのだと思っていました。
綺麗だなと思い写真を眺めていると、また2枚の写真が送られてきました。
みなさんこの写真を見てどう思いますか。
どう作られたのか想像してみてください。
きっと風の強い日に小さな雪の塊がコロコロ、コロコロと転がって出来た自然の産物だと、
そう考えた人が多いでしょう。
そうです。その通りです。全くその通りなのです。
写真を送られてきてからしばらく、
父からの写真に対する意図が何かしら文章として送られてこないかなと待っていましたが
一向に届く気配がありません。
焦らされたわたしは、こちらから父に電話をかけることにしました。
「おとうさん、あれは雪が風で転がってあんなんなったんでしょう。」
すると
「風の子がお腹空いたから、雪でロールケーキ作ったんだ。
たくさん作ったもんでお腹いっぱい食べたから残りは畑に残してったんだ。
……俺、色んな人にこの写真送ってんだ。
そしたらその中に『Yさん、これ何?』って反応してくれる人がいるから、
「風の子が…」って言ったら、
『Yさん、それポエムだね』って。……分かる人は分かるんだなぁ。」
確か親父は今年で70歳。
いつまでもロマンチストでありたい。